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Congressional Medal Of Honor(議会名誉勲章)

名誉勲章
議会名誉勲章(現在)

名誉勲章(メダル・オブ・オナー)とは?

名誉勲章受章者一覧

※海兵隊の授与される海軍名誉勲章は、現在5番目(1959-)のデザイン

名誉勲章(メダル・オブ・オナー)とは?

「義務の要求(Call od Duty)を遙かに超えて彼の生命の危険を冒す際立った勇気と大胆さによる。」

名誉誉勲章感状に記される一文(例)

 議会名誉勲章(Congressional Medal Of Honor:メダル・オブ・オナー)はアメリカ人の勇気に対して与えられる最も位の高い勲章で、1861年12月21日にリンカーン大統領による認可を受け、そして1862年7月12日に制定されました。

 1905年9月20日にはセオドア・ルーズベルト大統領によって授与式の実施が取り決められ、受賞者が生存している場合はワシントンDCにおいて、総司令官として大統領から直接与えられることとされました。

 この勲章は、大統領の申請を受けた「アメリカ議会の名において」授与されることから、議会名誉勲章(CMOH:Congressional Medal Of Honor)と呼ばれ、授章基準は、Call of Duty-即ち、

「アメリカ軍将兵が戦闘においてその義務を超えた勇敢な行為、もしくは自己犠牲を示した際に授与される」

 となり、また、それを証明するため、最低2名の証人が必要とされ、更に命を危険にさらす(或いは捧げる)ような非常に傑出した行為である必要がありました。

※他に無名戦士-各戦争の戦死者で、全く身元が分からない者の一人が選ばれ、アーリントン墓地の無名戦士の墓に埋葬される-として選ばれた者にも授与されます。

 1862年に制定されてから、海兵隊では295名が受賞。一人目の受賞者は南北戦争におけるジョン・F・マッキー伍長。ベトナム戦争におけるミゲル・キース上等兵以降、受賞者は出ていませんでしたが、2006年11月10日、ジェイソン・L・ダナム伍長が2004年4月14日、仲間を救うために自らの命を投げ出したことにより、36年ぶりに海兵隊に名誉勲章を、2011年8月13日、バラク・オバマ大統領は、2009年9月8日にダコタ・メイヤー軍曹(当時、伍長)が見せた勇敢な行為に対し、名誉勲章授与を2011年9月15日に授与することを発表。アラン・J・ケロッグ Jr.二等軍曹以来、41年ぶりとなる生前授与者が誕生しました。

※なお、1998年にジェームズ・L・デイ少将が1945年沖縄(当時伍長)における活躍と長年の貢献により名誉勲章を授与されている他、ガダルカナルでの奮戦が約40年ぶりに認められたアンソニー・ケースメント伍長と南ベトナム軍事顧問として捕虜となった後、他の捕虜のために尽力したドナルド・G・クック大佐がそれぞれ1980年に名誉勲章を授与されました。

 最大の受賞者数を出したのは、やはり、第2次世界大戦で1980年に授与されたケースメント伍長と1998年に授与されたデイ少将を含め82名が受賞。中でも硫黄島では、26日間の戦闘で、約27%に当たる22名の海兵隊員が名誉勲章を授かっています。

 ベラ・クルスで受賞したスメドリー・バトラー少佐、兵士時代に義和団の乱で受賞したダニエル・ダリー一等軍曹が、共にハイチで二度目の名誉勲章を授与されています。

※陸軍傘下で戦った第1次世界大戦では陸軍名誉勲章も併せて授与されており、4名が複数受賞しています。

 なお、受賞理由となる事柄からは、この勲章の言う英雄的行為が、敵を殺すことよりも、自らを犠牲にして戦友たちを救った行為であることが伺えます。

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名誉勲章受章者一覧

戦争別一覧

受賞者数データ

議会名誉勲章受章者-アルファベット別-

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