管理人の独り言
2006年度上半期 |
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2006年下半期分 |
2006/6/29
コルト・ガバメントは、今ではベレッタやSIGなどの拳銃に押されてはいますが、ブローバックが存在しない時代にもMGCやWA社が無理をしてダブルアクションにして発売されたほどの存在でした。
※WAはダブルアクションにしたカスタムガンをモデルアップ。MGCは専用のダブルアクションシステムを開発。MGCは常にハンマーをコッキングしておくシステムでしたが、故にトリガープルが最悪に近く、当時はいかにチューンするかが流行りました。
実銃の方は1911年に採用。以降、M9が採用された後も、未だに使用が継続されている息の長いというより、これより古い制式採用火器を探す方が難しいくらいの期間を過ごしてきた名銃です。
モデルガンには、GM-5が名銃があります。エアガンでは、東京マルイのガバメントはコスト的にも十分、名銃と言っていいと思っていますが、ガスガンで、それに値する銃は…。
KSC-M1911A1に引き続き、6月29日に東京マルイから、M1911A1が発売されます。
KSCは人柱でしたので、マルイのは期待。
もっとも、ミルクと砂糖で、コーヒーではないので、有無はそれほど問題なかったりしますが。一番確実で、信頼できるのが、東京マルイのエアコッキングのガバメントという現状は何とかしたい。
2006/6/29
2006/6/22
少し前にかなり無理して、デジタル一眼レフを購入しました。一眼レフは、7年ぶりで、以前はNikonのF-3でした。今回はD-200。さすがに、D-2はいけませんでしたが。
ということで、カメラ。
軍において、記録というのは報道の面でも大事です。海兵隊(に限りませんが)で最初に写真が残されるようになったのは南北戦争の頃からです。海兵隊司令官の肖像も、当時の司令官ジョン・ハリス大佐以降は写真に変わりました。
とはいえ、当時の機材が機材ですから、スナップがほとんどで戦場の写真が残されるようになるのは、もっと後年になってからです。
閑話休題。
「休日のスナップ写真に課税だ」
後日、その写真は見合い写真の一つとして下記のように使われた。
「家の前のテッドおじさん」
「家の斜め横のテッドおじさん」
「家の庭からのテッドおじさん」
「家の右側からのテッドおじさん」
「炭焼き小屋前のスペイン宗教裁判」
第2次世界大戦になると、ライカやコダックなど小型化が進み、報道部や従軍記者だけでなく、兵士個人の持ち物としてもカメラは多用されるようになり、末期にはカラーも誕生しました。その大量に撮られた写真の最高傑作こそ、「摺鉢山の星条旗」です。
ベトナム戦争の頃には、一眼レフの傑作Nikon Fが誕生。この辺りから、軍用カメラ=日本製(ニコン及びキヤノン)という図式が成り立ち、キヤノンの名機F-1(土砂降りの雨の中、他のカメラが防水用具を装着してさえ、次々と機能停止する中、最後まで稼働し続けた、という記事がカメラ雑誌に載っていました)などが使用されました。そして、デジタル一眼が登場すると銀塩フィルムカメラは姿を消し。それでも、ニコンとキヤノンは主流です。
さて、海兵隊は、報道には以前から力を入れており(昔は毎回廃止の話が立ち上っては消えるので、存在をアピールしないとならない)、報道カメラマンを戦場に同行させ続けました。その辺りは、フルメタルジャケットや、その原作Short timersでも触れられています。戦死者も出ていますし、名誉勲章受章者も出ていますから、ハートマン(或いはガーハイム)一等軍曹が言うような決してふぬけた職種ではない、その海兵隊のカメラマンが現在使用するカメラは、海兵隊ニュースのデータを見る限り、
キヤノン勢は、
Canon EOS-1DS
Canon EOS-1DS MarkII
Canon EOS-10D
Canon EOS-20D
ニコン勢が、
Nikon D-1X
Nikon D-1H
Nicon D-2X
Nikon D-70
Nikon D-100
となっています(他にも、コンパクトデジカメが幾つか)。去年の末くらいからはNikon D2Xも導入されましたが、まだ数は少なく主流はEOS-1やNikon D-1。やはり、いい機材使ってます(本体だけで50万。納入はもっと安いでしょうが)。
なお、何れのカメラも戦場に投入されています。が、その点では最近はキヤノン勢が優勢かも。
2006/6/22
2006/6/15
父親たちの星条旗(原題:Flag of our fathers我々の父親たちの旗)も、そろそろ公開ですが、アダム・ビーチがアイラ・ヘイズと、またネイティブアメリカンの海兵隊員を演じるのはともかく、ロバート・パトリックが第28海兵連隊第2大隊長チャンドラー・ジョンソン中佐というのは意外でした(X-ファイルでは元海兵隊員のFBI捜査官を演じてましたが、T-1000と言った方が通りは良さそう)。後、バリー・ペッパーがマイク・ストランク軍曹というのも。
原作の方は、硫黄島に二枚目の星条旗を掲げた6人-特に原作者の父ジョン・ブラッドレー-に焦点を当てつつ、掲揚後と戦後の姿を書いています。登場する日本軍の描写は…まあ、一般的と言いますか…。
硫黄島の戦いの場面は、ロバート・ニューカム著「硫黄島」とビル・ロス著「硫黄島」の影響が…。
父親のジョン・ブラッドレーとアイラ・ヘイズに関してはともかく、もう一人のレイニー・ギャグノンに対しては批判的。というより、ギャグノンの奥さんに。何かあったのか? というくらい。戦後、硫黄島の砂に出演し、再び星条旗を掲揚するはめになったエピソードなどに触れつつ、本人と世間の温度差はどうしてかを掘り下げていく作品です。
日本側視点の「硫黄島からの手紙」も制作やキャストが決定し、父親たちの星条旗も撮影は完了。 後は公開を待つばかりです。後は見に行く、暇と気力が起きるか。最近、劇場で観た映画はSTAR WARS IIIです。
クリント・イーストウッド監督の海兵隊映画といえば、ハートブレイクリッジですが。
ジェームズ・ブラッドリー氏の新作は、父島沖合で撃墜されたジョージ・ブッシュ元大統領を含めた海軍航空隊の話。絶対、父島のあの話に触れているだろうなあ。
2006/6/15
2006/6/8
KSC-M1911A1の続き。利根川河川敷に行ったついでに実射性能試験。
やはり、ジャムが多発。マガジンには、フル装填しない方がいいのかもしれない。
そして、発砲中にバレルブッシングも発射。作動中に、或いは日向で撃っていたためにスライドが歪んだかしたと推測。
弾道そのものは非常に素直でホップ無しでは特に問題はなし。TPOのレギュレーションはホップ無しなのでホップの有無は関係なかったりする。
やはり、問題はマガジンなのかBB弾の保持が上手くいっていない模様。改善というか、根本的な部分での大幅な設計変更が必要なのではないか、と思えてきた。弾道とかはいいので残念と言えば残念。
M14は0.8Jスプリングを組み込んでみました。弾速チェックはまだですが、大分、弱まった模様。状況によってはM90に交換しても大丈夫かもしれない。が、しかし、また分解するとなると億劫な…まあ、取り敢えず次のゲームではフルオートで撃てる。
ついでに撮影した画像加工。
カラー:左(オリジナル)、右(色相、彩度修正)
白黒:左(カラー削除)、右(レベル補正)
ちなみに、本人、銃と靴以外の衣類と装備は全てオリジナルです。
2006/6/8
2006/6/1
ブログの方であげた記事の再編集版です。
造形:KSCだけあってばっちり。ただ、表面仕上げがWAと比べるとABSなぶん、若干、安っぽい。あくまで比べて。サイトの大きさが、WAと比較して、フロントサイトは大きく、リアサイトは小さい。
しかし、参戦直後の民間品の軍需改修バージョンという選定はマニアというか、朧気というか…昔MGCがM1911A1の刻印バリエーションを出した時、ボンドショップで店員に、
「刻印が違うだけですから、慣れれば飽きますね」
と言われたのも今は昔。レミントン製とかイサカ製とか。買っておくべきだったか。
作動:快調。ただ、WAのようにがつんと来るブローバックではない。KSCブローバックは全体的にそうですが。悪く言えば、KSCらしいもっさりとした。良く言えば撃ちやすいブローバック。
ただ、モデルガンから、入った自分の感覚からすると、今ひとつ、弱い感じがする。
物によっては、スライドの動きが非常に悪い物があるらしく、発売日にラオックスのホビー館で購入した人は、スライドの動きが渋く、ラオックスの店員から、
「ならせば大丈夫でしょう」
と言われ、私がスーパーラジコンで購入した際、最初の一挺が試し打ちでいきなりスライドが後退して止まり、
「まあ、ならせば大丈夫でしょうけれど、最初からでは気分が悪いでしょうから交換しましょうね」
と。
で、家に帰って作動させたら、ジャム。BB弾がチェンバーとマガジンの間に挟まったのが原因。しばらく再発はなかったものの二日前にまたもや発生。同じ症状。どうも、BB弾がマガジンからこぼれ落ちるのか、チェンバーに上手く固定されないことで発生する模様。おおむね、良好ですが。
その他
自分のだけかもしれませんが、ハンマーダウンでもセフティが動く。そのうえ、その状態でハンマーが起こせて撃つことが可能なので、気付かないと銃を壊す可能性がある。というか、気付かずに撃って危なくパッキンがいかれるところだった。
問題なのは、これでハンマーを起こして撃ててしまうこと。
当然、スライドは動かないのでガスが噴き出し続けることになる。
ハンマーダウンがガスを入れているときはできない。STIもそうだったから、KSCの昔からの仕様?
これより倒すときは、マガジンを一回抜かないとならない。
マガジンの丈(というか、リップの高さがBB弾一発分)がWAより若干長い。つまり、WAは無理すれば何とか収まるマグポーチに、KSCは無理しても入らない。
左がWA、右がKSC
装弾数はWAより、多く15発。但し、その場合、スライドオープンしないと装填できない。
給弾は、WAより、楽。フォロアーがロックできるから。ただ、上部と本来の挿入口が微妙なのでローダーがあった方が装弾はしやすい。ただ、14発であっても、マガジンを少し強く押し込まないとロックされない。BB弾がどうもブローバックユニットのノズルに当たって干渉し合っている。
悪くはない。というより、いい銃です。WAの簡易版に対抗してか、実売13000円前後ですし。
命中精度とかはまだ試していませんが、弾道には特にクセはない模様。ブローバックがきつくないので連射でもそうばらつくこともないでしょう。買いかどうかというなら、KSC独特のくせを覚悟すれば、と。
取り敢えず、物によってスライドの動きに難があるのが混じっているのは確かですし。
マルイは来月。
マルイのブローバックは、WAとKSCの中間くらい。
定価は16800円なので、実売は同じくらいと思う。
装弾数も26発と格段に上なのでハンドガン戦でガバメントの持つ装弾数の無さという欠点は解消されているのですが、それはそれでガバメントではないと思ってしまったり。
多分、これも買いますけど。
追記
どうも、マガジンのBB弾が上に上がった時に固定されずに前に転げ落ちることでジャムが発生する模様。
で、月刊GUNが、マルイのガバメントの記事で、他のガバメントではスライドオープンから、いきなり解除するとノッチが削れるという嘘情報を載せていた。
2006/6/1
2006/5/25
二日前くらいに思いつき、急遽、静岡ホビーショーへ行ってきました。新幹線乗るのは久しぶり(目的の一つ)。
表には自衛隊の車両。
そして、中には、静岡の物産…
苺ましまろ…
飛ばして。懐かしいエアウルフのラジコンと海兵隊のAH1Sスーパーコブラ
1/6TIGERIはでかい。
タミヤです。
会場限定キットや各グッズ。ラジコン、ミニ四駆。
で。17ポンド砲身。アルミ製。1/16シャーマン用。ファイアフライにしろということでしょうか? カウンターウェイトとかはあるのでしょうか?
他に、このたび発売となるフランス戦車
で。
東京マルイ
89式とM1911A1の完成品が展示されて、実際に作動していました。
最近のマルイは、パッケージが凝ってますね。
89式は、久しぶりの三連バースト機能付き。セレクターは、アタ3レ。三連バーストの切れは良かったし、剛性もばっちりでした。マガジンのロッドが飛び出したのは仕様なのか不具合なのかは。マガジンも新規設計(M16のマガジンも使用可能)で、多弾装は420連。バッテリはウナギ。
良くできていますが、使う用途がありません。
M1911A1も、気合い入れまくり。パーティングラインを消したことも強調していましたが、何より、
「ガバメントファンのために」
と主張していました。刻印は金型ではなく、実際に打刻。ユニット自体は、ハイキャパと同じ物だそうです。KSC買いましたが、これも買おう。ちなみに、以前、壊れたWAのM1911A1は独りでに直っていました。
あと、このたび、リニューアルのエイブラムスそろそろ、このシリーズも買おう。TIGERを。
で。
もう一つの目当て、タミヤ本社。
できたてプラモの配布や、タミヤの歴史。見ると、懐かしいキットが沢山。
このジープは、どのタイプかな?
他にできたてのプラモデル無償配布。
結局、何も買わずでしたが。
謎の物体。でも、TIGER。
2006/5/25
2006/5/18
カッパもこれだけ揃うと格好良く見えるので不思議
季節柄分厚いウール服着て、サバゲーはさすがに厳しいのですが、幸い、多少、高度があるのと前日の雨と当日の曇天でましでした。
しかし…ゲームやったようなやってないような気も。という以前に終日手にしていたのは銃ではなくカメラで、写真撮影しかしていませんが、自分は(一応、一度だけライフル持ちましたが)。
その大会の参加者数は全部で百数十人。昨年と違って決着はほとんど尽きました。全員前線へ出張って誰もフラッグ守っていないので上手く迂回すれば取れる、と。去年はどこへ行っても人がいるので突破不能でしたが。
と以上は、去年の文章の修正。
今回、カメラをNikon D200に変えました。ゲーム中、カメラに二度被弾しましたが、傷は無し。電池が持たないと良く言われていますが、400枚以上撮影してゲージが二本減っただけでした。今回のような使い方なら、一本でも十分のようです。でも、バッテリーアダプタは購入予定。しかし、これまで使っていたV1とは画質の差が歴然としていますし、連写はできるし、暗いところでも問題なく撮影できる、とさすが一眼レフ。いい買い物でした。後は23万の支払いだけだ。
同時にチームとしては、ヴィッカース湯沸かし器を投入。機関銃チーム本格運用(一部除外)でした。機関銃は機関銃手(No.1)、機関銃補佐(No.2)、弾薬手(No.3)に、観測手と指揮官の計5名で運用されます。移動ではNo.1が三脚を、No.2が機関銃本体を運搬。設置してから、指揮官と観測手の指示で射撃、となるので、実際に撃つのは三脚を運搬するNo.1、No.2は機関銃の運搬とNo.1が死傷した場合の交代要員なのですが、サバゲのルールでは片方の戦死はどう扱うのが正解なんでしょう?
ついでなので、
オリジナル
カラー削除したうえで、レベル補正、更にノイズ追加
色調を落としてプライベートライアンやバンドオブブラザーズ風
2006/5/18
2006/5/11
先日、深夜に放送した「センパー・ファイ」。タイトルどおり、海兵隊映画です。が、日本未公開で、ビデオにもなってない模様。今後、再び放送されるかも怪しい作品です。
なので調べてみたところ、元々はNBCテレビが13回シリーズで予定していたテレビドラマの企画として制作したものの2000年に企画は破棄され、パイロット版と撮影した分は再編集し、二時間のテレビ映画として放送することに。一応、制作には、デイル・ダイの名も。
主要人物は、
父親が有力者ではあるものの反発して大学を中退したトラッキー。
ベトナムにおける活躍で銀星章を授かりながらもバーの喧嘩で死刑囚となった父親を持つマドックス。
酒、ドラッグ、そしてセックスと言った生活から逃げ出そうとするシャロン。
天涯孤独で友人を誘って入隊するガルザと、彼に誘われて入隊するセペタ。
祖父、父親、そして兄が海兵隊員という海兵隊一家故に志願したラッセル。
訓練完了を目前に喧嘩が元で再訓練となったベレス。
彼らを鍛えるブリンコフ一等軍曹と、彼女たちを鍛えるホーヴィス二等軍曹。
以上。演じるのは日本では無名のテレビ俳優たち。ラッセル演じるスティーブ・バートンは、海外版「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」にて、クラウドの声を担当し、以降、キングダムハーツシリーズでも同様にクラウドの声を当てていますが。
物語は入隊してから、海兵隊員になるまで。テレビシリーズが、どんな構成する予定だったのかは見た後でもさっぱり分かりません。
全般的に、テレビシリーズを無理矢理二時間ドラマにしたこともあって、登場人物の設定がほとんど生きていませんし。トラッキーと00には、過去に接点があり、しかもトラッキーはシャロンに気があるという設定は、特に生かされず。唯一重要なのはマドックスの設定くらい。
海外サイトのレビューを見ると、ぼろくそに言っている人は、
「全海兵隊員に対する侮辱だ」
とまで言っていますが、大半は素晴らしいと書いていました。実際、そこまで言うほど悪くはないのですが、フルメタルジャケット前半や、トリポリ魂のようなものは期待するだけ無理というもの(時代も違う訳ですし)。訓練開始直後の訓練生たちが、ズボンの裾をブーツの外で折り返し、隣を行進する訓練終了間近の訓練生たちはズボンの裾をブーツに入れていたり。細かいところは細かく、どういう過程で訓練が進んでいくかが描かれているのですが、繰り返しますが、登場人物の設定がほとんど生かされていません。
とはいえ、結局、最後まで見てしまったのですが。録画もしていたのに…。
しかし、見ていて思ったのは、訓練教官物凄い体力勝負ですね。初日に行進する訓練生たちの周囲を怒鳴りながら、走り回って姿勢を正していくんですから。
参考:http://www.imdb.com/title/tt0233105/
ネタバレ
パリスアイランドに集まったトラッキーを初めとした志願者たち。
彼らはブリンコフ一等軍曹によって鍛え上げられる。
3025小隊の面々は父親への反発から、大学を中退して志願したトラッキー。海兵隊一家のラッセル。ベトナムでの功績により、シルバースターを授与されながらもバーの喧嘩で相手を殺害し、今は死刑囚となった父を持つマドックス。天涯孤独の身で、友人を無理矢理誘って入隊してきたガルザと、その友人セペタ。
また一方女性隊員では、酒とセックスに溺れる日々に嫌気がさして入隊したシャロン。卒業間近まで行ったものの喧嘩が元で再訓練となったベレスが同じように訓練小隊で鍛えられていく。
だが、一方でトラッキーは除隊を考えるようになり、父親へ嘆願の手紙を出し、またセペタの不甲斐なさに腹を立てながら、次第に精神に異常を来し始めたガルザは脱走し、飛び降り自殺を図る。
救急車で搬送されるガルザを追って、今度はセペタが兵舎を飛び出していく。彼は結局連れ戻されるが、ブリンコフ一等軍曹はセペタに隊に戻るか辞めるかを選択させる。
セペタは部隊に残った。
当初、ラッセルとマドックスは対立し合う。しかし、マドックスの父親が処刑される日、彼の語るベトナムでの父親の活躍を知った日からは仲間意識が芽生える。語り終えたとき、マドックスの父親の処刑が延期されたと連絡が入った。
トラッキーも、迎えに来た父親の前で部隊に残ることを決意し、そして隊に帰還を許される。
最後の行軍が始まる。54時間に及ぶ行軍を終えた彼らは晴れて海兵隊員となり、ブリンコフ一等軍曹から海兵隊記章を渡される。
マドックスの死刑執行当日、その場にはブルードレスに身を包むマドックスの姿があった。
2006/5/11
2006/5/4
資金の投入の違い。
普通のサバゲ。装備より、銃。
リネアクター。装備及び銃。
更に問題は、銃に金がかかるのは、(特に第2次世界大戦の場合)使える銃が限られ、あっても高い(か、高いカスタムガンを使うしかない)。
で、装備に金をかけると言っても、実用性ではない訳で。ヘルメット、ボディアーマー、そしてバックパックは確実にいらない。というより、被弾面積増やすだけでなのに加えて、伏せるだけでも苦労する。匍匐できない。ヘルメットがゴーグル押さえ付けて邪魔等々。
先日のゲームでの格好(というより、ここしばらくのゲーム用の格好)。M58ユーティリティ上下にM1961装備。水筒は少なくともいらないし、後ろのアモポーチは取り出しにくく、入れるのも手間取るので、実質、飾り(でも、予備マグは入れてあります)。場合によっては水筒には水を入れます。更にM1955を着ていました、と。
最初のゲームは重装備>次第に装備が減っていく>結局、体力消耗して動きが鈍くなる>伏せたりしゃがんだりするのも面倒>撃たれる。
大体、こんな感じですか。実際と違って、装備は支給ではなく全部自前という時点で越えられない壁があったりもしますから、放棄もできないので。
とはいえ、普通のサバイバルゲームに、リネアクターが参加すると、それだけで受けがとれるという。利点なんだか、違うのか良く分からない事実はあります。三人(装備を)揃えただけで好評でしたし。サウナーズな手賀沼は、そうでもないので、考えてみると、(意識的には)手賀沼は、かなり特殊な場所のような気が…アーマー系はそう珍しくもない(というより、当たり前かもしれない)し、装備がチームで揃っているのも割と普通だし、で。
ともかくとして何だかんだと毎回こういう格好ですから、結局、好きでやっていることに変わりはないと。
そもそも、銃を持つなら、装備を。どうせなら、実際と同じ装備を…。と思ったのは小学校時代の話です。戦争映画で、兵士たちが装備をばたばたさせながら、走るシーンが最高に好きなものでして。未だに。
2006/5/4
2006/4/27
軍隊は、常に何かを頭にかぶっていたりする職業です(偏見込み)。
勤務中なら、制帽、略帽。
戦闘中なら、特別製の鍋…洗面器でしたっけ?、重いのが嫌なら、各種帽子。
と言っても、被る物には許せる範囲とそうでない範囲があるらしく。
ヨーロッパで第3軍を率いたジョージ・S・パットン将軍が、M1942ウールニットキャップ(通称ジープキャップ、ビーニー)を着用者もろとも憎み抜いた-というより、ヘルメット以外被るな、と-話は有名です。でも、ヘルメットを常時被っていると首を痛めます。
戦後になると陸軍特殊部隊が誕生し、彼らは緑のベレー帽を非公式に着用し始めました。これを当時の将軍たちは弾圧し、バンドオブブラザーズで有名になった第101空挺師団第506空挺連隊長だったロバート・シンク少将も、第82空挺師団長になった時期にマルーンベレーの不採用もあって、熱烈に弾圧した一人でした。
結局、ベレー帽騒動は帽子マニアのジョン・F・ケネディ大統領の一声で収まり、今では通常部隊ですら被っている標準的な帽子になりました。
ベトナム戦争。この頃、誕生したジャングルハット(ブーニーハット)も弾圧されました。その急先鋒が、ウェストモーランド将軍の後任としてベトナム駐留アメリカ軍の司令官になったクレイトン・エイブラムス将軍。中佐時代、パットン将軍の第3軍の先鋒となってバストーニュに到達した戦車部隊の指揮官でした…血脈…ですか?
でも、事後承諾のグリーンベレーはともかく、ジープキャップは制式採用品。パットン将軍の言動は一貫して、問答無用(当時の漫画のキャラクターに、「無精髭を剃れ」と命じたくらい)。
海兵隊は、M1944ユーティリティキャップを採用して現在に至る、と。ちなみに一サイズ下をかぶるのがこつ。
2006/4/27
2006/4/20
軍人の制服を見れば、その人の経歴を大体窺い知ることができます。
隊の新人が、
「(フルメタルジャケットの)ハートマン軍曹は、あの年で軍曹ということは、もしかすると駄目男なんではないですか?」
という命の危険を顧みない質問をしてきましたハートマン一等軍曹殿の経歴はグリーンとチャーリーの略綬を見れば大体分かります。
まず、Sergeantではなく、Gunny Sergeantです。階級を間違えている時点で、命の危険が生じますが、更にフルメタルジャケットの映像から判別して、まず袖のハッシュマークは5本ですので、在隊20年。前半の舞台は1967年初頭ですから、1946年から47年の間に入隊したことが分かります。
左ポケットの上には、ライフル及びピストルのエキスパート射撃章。
勲章は、一部だけあげればSilverstar、BronzeStar(x2)、PurpleHeart(x2)、朝鮮戦争従軍記章、南ベトナム従軍記章(x2)…
ですので、1946年から47年の間に入隊。1950年から1952年の間に第1海兵師団の一員として朝鮮戦争で戦う。その後、ベトナム戦争にも二度従軍。それらの期間にシルバースターを授与され、二度負傷してパープルハート。ブロンズスターは二回授与されていますが、Vが付いていないので戦闘によるものではない、と。ちなみに「愛と青春の旅立ち」という小っ恥ずかしい邦題をつけられてしまった不幸な名作「士官は紳士たれ」のルイス・ゴゼットJr.(同作でアカデミー助演男優賞。でも、代表作はアイアンイーグルシリーズ)演じた訓練教官は、V付のブロンズスターでしたが。
ともかく…こんな方を…だなどと、私は命が惜しいのでとても言えません。
※要するに、ハートマン一等軍曹を演じた時のリー・アーメイ一等軍曹(当時二等軍曹(退役))が40代だったからとも言えますが、実際には年齢的にも間違ってはいない気もします。とはいえ…デビュー作の地獄の黙示録で演じたヘリパイロット(兼軍事アドヴァイザー)の20代の頃を見ると…あまり、変わってな…。
人死にがでなくて幸いです。
2006/4/20
2006/4/13
最近は、年一ではなく、月一でサバゲをやっているのですが。
今回、久しぶりに第25歩兵師団第23歩兵連隊(機械化)のリネアクターチーム「INTER MEZZO」さんが来られていたのですが。話をしていてリネアクターのサバイバルゲームは、要するに、
「ゲームでいらない物をどれだけ装備するか」
にかかっている、という結論がでました。ちなみに私は、アーマー忘れました(笑)。ヘルメットはかぶっていましたが。
単純にゲームだけでしたら、それこそ全長が短く多弾装-G3SASのような銃で、ゴーグル、迷彩服上下。一応、ブーツ。装備はマガジン放り込んでおく袋と空マガジンを放り込む袋(それ用のポーチで)。さえあれば十分でしょう。
※つい先日、アニメで校内でサバゲをする話がありましたが、銃とゴーグルだけと最小限装備。エフェクトは実弾でしたが(笑)。でも、至近距離での頭直撃や一連射は痛いだろう。
無線機(当時物。10キロくらい)を背負っても支援は呼べませんし、ヘルメット(1.5キロ)とか、ボディアーマー(4-5キロ)を着る必要性は全くない訳で。榴弾砲持ち込むゲームチームもありません。重いバックパックを背負おうと長距離行軍をする訳でもありません(しかも、実際と違って放棄する訳にもいかず)。そのうえ、被弾面積はやたら増えるという(日曜のゲームでフィールドパックに着弾戦死しました)。なお、イギリス軍の皿ヘルメットは、本来、塹壕線において頭上から降り注ぐ榴散弾を防ぐために開発されました。故に、ゲームでは上から振ってくるBB弾を良く受け止めてくれます。
けれど、それでも重い装備を背負い、重いヘルメットをかぶり、動きを鈍くするというか、おいそれと動けないアーマーを着用するのは、リネアクターの目指すのが実際の兵士たちの体験を少しでも実感しようとするためです。
決して、マゾだとか、そんなのではなく。もしかすると、
と大砲や戦車を導入してくる場合も無いとは限りません。というか、私の所属するチームの備品でしたが。
ついでに。サウナーズ限定イベントという企画が立ち上がりました。参加資格は、全員ボディアーマー着用(時代は問いません)。なお、重量により、支給BB弾数が決まり、当然、ダウンベストタイプやレプリカは支給弾数も少なく、逆にオリジナルだとそれだけ多くの弾が支給されます。特にベトナム戦争で使用された可変ボディアーマーを完全装備(総重量10キロ)で参加すれば特別ボーナス付。なお、被弾判定は、ややこしいので通常どおり、どこに当たろうが戦死。
開催は8月を予定…でしたが、数分後に、このマゾイベント…いや苦行…いえ企画は消滅しました。
2006/4/13
2006/4/6
話題のカドルコア世代さんの成分解析ツールを試してみました。
当サイト「THE LEATHERNECK FAN」
THE LEATHERNECK FANの成分解析結果 :
THE LEATHERNECK FANの52%は厳しさで出来ています。
THE LEATHERNECK FANの28%は華麗さで出来ています。
THE LEATHERNECK FANの14%は花崗岩で出来ています。
THE LEATHERNECK FANの3%はかわいさで出来ています。
THE LEATHERNECK FANの3%は知識で出来ています。
3%のかわいらしさは、マスコットと言いつつ、出番が全くない、
か、それとも、先週の、Mr.ダッキーのどちらでしょう?
更に海兵隊
海兵隊の成分解析結果 :
海兵隊の78%は蛇の抜け殻で出来ています。
海兵隊の14%は明太子で出来ています。
海兵隊の8%は大阪のおいしい水で出来ています。
そうか、蛇の抜け殻と明太子と、大阪のおいしい水か。
Marine Corpsの成分解析結果 :
Marine Corpsの86%は汗と涙(化合物)で出来ています。
Marine Corpsの8%は鉛で出来ています。
Marine Corpsの2%はやさしさで出来ています。
Marine Corpsの2%は雪の結晶で出来ています。
Marine Corpsの1%は毒電波で出来ています。
Marine Corpsの1%はハッタリで出来ています。
これの方が多少は?
で、Schwarz!
Schwarz!の成分解析結果 :
Schwarz!の51%は波動で出来ています。
Schwarz!の44%は気の迷いで出来ています。
Schwarz!の4%は記憶で出来ています。
Schwarz!の1%は柳の樹皮で出来ています。
某団体
****の成分解析結果 :
****の63%は利益で出来ています。
****の34%は毒電波で出来ています。
****の3%は覚悟で出来ています。
…ああ、やっぱり(笑)
もっとも、この手のツール-何とか占いとかもそうですが、使用者に、「ああ、そうだよね」と思わせるところが重要で真偽はまた別物でしょう。
ということで、オチということで、イギリス軍。ザ・ゴードン・ハイランダーズ、
ザ・ゴードン・ハイランダーズの成分解析結果 :
ザ・ゴードン・ハイランダーズの99%は呪詛で出来ています。
ザ・ゴードン・ハイランダーズの1%は愛で出来ています。
呪詛99%( ̄口 ̄;)
でも、1%の愛があるようです。
2006/4/6
2006/3/30
Winnyによる情報流出問題が騒がれていて、パソコンの相談サイト(トラブルが24時間経験できるという頭の悪い日本語が書いてある)でも、その手の質問が度々行われています。
不安になるのはしょうがないにしても、
「Winnyがインストールされているか調べる方法を教えてください」
という質問は-Winny自体は違法ではなく、またウイルスでも何でもなく、勝手にインストールされるものでもなく、プレインストールされているものでもない訳ですから、単に不安に煽られているだけと言えなくも…というより煽られているだけでしょう。その違法行為幇助サイトの質問を見る限り、ただで映画とかを見られるソフトと勘違いしている人も多い感じですが。 海自の情報漏洩も、娘が勝手に入れていたらしい、ということですが、機密情報を自宅に持ち帰る時点で、Winnyの使用の有無以前の意識の問題ですが。
もっとも、一部がはしゃいでいるので、最近になって頻発しているように思われがちですが、実際には、別な例でも見られますが情報漏洩の規模は以前と変わりないそうです。
ところで、以前、住民情報が同じように流れたとき、くびにしないのは処分が甘すぎる、という意見がありましたが…この手の不祥事の場合、
「くびにはしないから、辞表書け」
なんですよね。ほぼ間違いなく。
と書いている内に、トレンドマイクロからも情報漏洩との報道。発生したのは一年前の話とはいえ、結局、使用者が一番のセキュリティホールという一例ですが。私の職場もNortonAntiVirusを入れているし、ファイアウォールでクライアントまで来ることも稀ですが、かつてのNetskyの頃は対応が間に合わずに何件か侵入し、それだけならともかく、そのメールを開いた後で、
「これなに?」
と聞かれたのは一度だけではなく、更にメール内のアドレスを、駄目と言っているのにクリックしようとしているし。
2006/3/30
2006/3/23
最近のデジカメは極めて高性能です。それは非常に重宝です。しかし、銀塩フィルムカメラには、まだ及ばないのも事実です。
ということで、いかにデジカメ写真を編集して、当時の、あの露出がどこか外れた写真風にしてみるか、というのを。編集ソフトはPhotoshop Elementsです。
これが元の写真。
まず、単純に白黒にします。これはこれでいいのですが、もう一味を加えるためにレベル補正をかけます。
これでできあがり。
という風にお手軽ですので、ぜひ、お試しを。明るさとコントラストの調整が肝心。
他にノイズを加えるとか、シャープを強くするとかもありますが、それは工夫してください。
2006/3/23
2006/3/16
戦闘機が飛び交った際の騒音のひどさからすれば、それは反対するでしょう。そのうえ、賛成派はボイコットしていたわけですから。で、反対はアメリカ軍が増員されることより、騒音がひどくなるからであり、そもそも、市の条例が、国家安全保証問題を左右できる訳もないのですから、売国政党がはしゃぐほどでもないような。
大体、合併直前の市でやる住民投票に何の意味があるのか、と。憲法を守れ、と言う連中と重なるのでしょうが、憲法には、国の立法機関は国会にのみ与えられているとありますので、となると条例ってなんでしょう? 以前、「憲法を遵守し、県の条例を定めよう」と頭のおかしな連中が駅で喚いていたのを見たことありますが。
ただ単に過程をややこしくしただけに思えますが、その渦中の艦載機からは、今年限りでF14が引退。一部の航空隊では既に最後の飛行を終えています。なので、もし上記のことでF14の写真を使っていたら、無知を笑ってあげましょう。多分、それを望んでいますから。
かつて、海兵隊もF14を欲しがったものの予算の都合で採用が見送られ、F/A18の優先配備にこぎつけたそうですが、海兵隊の運用からするとF14は本当に必要だったのか、と(爆装は元々可能でしたが)。
2006/3/16
2006/3/9
例の銃刀法改正案が決まりましたが。
それはそれとして。
戦後のモデルガン業界、そして日本映画のプロップガンの歴史はMGCの歴史でもあったでしょう。そのMGCが無くなってからも大分経ちますが、その直営店だった上野のMGCボンドショップが3月12日閉店となります。
惜しまれつつというのは決まって言われる言葉ですが、裏を返せば普段どれだけ利用していたのか? と。私はあまり…一応AAカード会員でしたが。
モデルガンから入った身としては、MGCは憧れのメーカーでした。実家の裏がモデルガン屋だったのですが、当時は高値の華。買えるようになった頃にはモデルガン全盛時代は終わり、遊ぶ時代から飾る時代になって結局高値の華。なぜか安価なマルイのモデルガンは周囲で買う者も無く。
それでも、おもちゃ屋(上記とは別の店)が店をたたむ前にはモデルガン半額セールをやっていたので何丁か手に入れました。
その中でもGM5は最高でした。ホーグナショナルマッチカスタム(キット)も所持していましたが、その頃はマニュアル見ないでガバメントの分解組立はできるようになりました。元々、複雑な構造の銃でもありませんが。
現在、ファイアセール実施中。とは言ってもセールはほとんど商品もなくなっているので、メインはMGCの歴史展の方かもしれません。
3月12日、歴史の一つが終わります。
2006/3/9
2006/3/2
数年前の話ですが、その時も、エアガンの発射事件が起きていました。
その頃は、マスコミは見向きもしなかったのですが、直後にゲームフィールドとして使っていた場所に警察の手入れがあるという情報がありました。その情報源の信用度はともかく、そういう話が事前に流れてくるのもおかしな話ですし、当然、鵜呑みにして流すわけにもいかないので裏付けを別な人に依頼しました(これが第一報となったのですが)。
結局、幾つかの方面からの調査の結果、ガセ情報なのが判明するのですが、後で情報提供者は、無条件で信じてくれなかったのは自分が信用されていない(信用を失うようなことをしでかしていた直後でもあったのですが)と文句を言うことになるのですが、私が裏付け調査を頼んだ人曰く、
「そういう重要な話は、もっと信用できる相手が情報源であっても同じことをする」
と周囲は至極真っ当な対処をしただけです。後に、その元々の情報源となった人物がフィールドでの自分の主導権を確保するために画策したのでは? と推測されるのですが真相は不明。
その情報源を鵜呑みにした情報提供者は、後に、「情報を疑われたのは納得いかない。あれは……」とまで言って言葉を濁しました。以前から、一カ所からの情報源で、裏付けを取らずに騒ぐ人間でしたが、このように一カ所からの情報に頼るのは危険という実例でした。というより、そういう真偽の分からない情報を垂れ流すことを風説の流布と言うのではないか、と。
という話を思い出したのは、名刀だと言われて竹光を渡されて、それを相手は竹光だと分かっているのに、本人は名刀だと信じて疑わずに振り回し、世間の嘲笑を浴びた結果、サンドイッチをたいらげて入院した国会議員が謝罪と称する言い逃れをやっていたので、同じだな、と。
2006/3/2
2006/2/23
エアガンの威力規制の法案も、手段のためには目的を選ばず、目的よりも手段が何よりも大事な政党が仕事をさぼるのが影響するかはともかく、威力などは、そのまま通るかと思います。
威力の計算は、1Jなので現行のエアガンの大半は問題ないでしょう。取り敢えずスナイパーには冬の時代なんでしょうか?
デジコン、タナカ、KTWあたりは十分引っ掛かるわけですが。
KTWのM1903は、初速120m/sとか叩き出して、真っ当なゲームフィールドでは使えない代物でした。全体的に使えるかはまた別の話ですが。
タナカのモーゼルKar98Kも、初期ロットは、威力がありすぎで…M700シリーズもですが…これまた使えない。
もっとも、この両者はボルトアクションライフルですから、規制内(予定)の1J以下でも、弾幕で来る電動ガンほどの驚異ではないのですが。
以前、ショウエイのMG42に8気圧をかけて動かしましたが、アルミ缶片面貫通すらせず。作動は快調でしたが、実際のゲームでは、ノーマルでホップ無しのAK47の方が射程が長かったという…
そのアルミ缶貫通も、威力判定の基準ですが、アルミ缶の材質にもよるので目安程度でしょうし、片面貫通しても大げさにリポーターが喚けばそれだけで恐るべき威力のできあがり。取り敢えず、目を見開いて大口開いた間抜け面をさらして、喚くのがパターンですね。
アサヒM40の時は犯罪を犯してまで事実をねじ曲げましたから(改造拳銃の発射実験をグアムで実施。そのグアムでは改造拳銃は違法)。
2006/2/23
2006/2/16
例の無差別発砲事件によって、エアガンの威力に規制をかける話が始まったそうです。
日本は銃と戦争と核にはアレルギー反応を示すのはともかく、これまでが業界の自主規制はあったにせよ、野放しでしたし、規制に関して目安となっている威力が、現在、一般的な1J相当(面積あたりの打撃力だそうなので一概にそうとはいえないらしいですが)と妥当な線とは言えるでしょう。スナイパーなどには厳しいでしょうが。
私の高校時代などは、パワーアップ合戦が加熱していた最初の時期で、それこそブリキのバケツの底を撃ち抜くような代物が平気で使われていたりもしましたし、ある意味、いかに強力なスプリングを組み込むかがステータスのような風潮もありましたが、その頃は、まだフルオートなど無くコッキングが普通でしたので連射が当然効かなるので当たっても一発か二発ではありました。もちろん、パワーアップ合戦を問題視する人も大勢(というかそちらが多数)で、当時、有名だったサバゲチームでは、
「新しい銃の導入はまず所有者が撃たれる」
ということで自分が撃たれたくない銃は持ち込むなと言うルールを使っていました。とはいえ、メーカー箱出しでも威力のありすぎる銃もいくつかありましたが(コクサイのM16シリーズとか)。
サバイバルゲームは、結局、被弾などは完全に自己申告ですから、実は紳士的なスポーツな訳で、パワーアップの理由の一部ともいえるゾンビ対策も、(知人の話では)とあるフィールドで、
「いてーな! 畜生! 当たってねーぞ」
と怒鳴った馬鹿に対してどれだけ効果があるのか、と。
ところで、かつてアサヒのM40A1に違法な改造拳銃を仕込んで罪をでっち上げたテレビ局が、またやったそうですが、そういうのは取り締まらないんでしょうか?
2006/2/16
2006/2/9
個人的には、最精鋭の部隊は紛れもなくアメリカ合衆国海兵隊だと思っています。
一方で、割と地味というか、所属する人間全てが並々ならぬ素質を持っていると思うのが、山岳部隊。
なぜかと言いますと、こないだハイキングに行きました。
こんな装備で。
というか、普通、こんな装備で今は山登りません
現在の装備は、非常に優れていて着用者の負担を極力軽減するように作られている訳ですが、60年前は当然それを考慮しているにもかかわらず、素材や製造能力に限界があるので、結局、今考えると良くこんな装備で行動していたという代物ばかりとなります。
実際には、バックの中身を入れれば数十キロの荷物を詰め込んで山岳地帯で活動するのですが、数十キロの荷物を持って行くにせよ、現地まで空輸される空挺部隊や、海上運搬を行う海兵隊と違って、山岳部隊は地形故にほぼ徒歩になる訳です。そして、今と違って適度に重量を分散するような作りにも、何もなっていないのですから…活躍の場は少なかったこともありますが、その胆力は計り知れぬものが求められたのは容易に想像できます。
アメリカ軍の唯一の山岳師団となる第10山岳師団は、1945年になってからの参戦にもかかわらず、名誉勲章一つを受け、また戦後は、特殊部隊の活動で影に隠れていますが、ソマリアで重要な役割を演じ、イラクの報道で影に隠れていますが、アフガニスタンでも重要な役割を演じています。
華々しいというか、印象の強い映像を求めるマスコミからすれば、地味な存在なのかもしれませんが、アメリカに限らず山岳部隊というのは、各国において空挺部隊などより遙かに精鋭が揃った部隊と言えるのかもしれません。
参考サイトなど:山岳猟兵のページ
さて、後は写真使って、リネアクトのページ更新かなあ、と。
2006/2/9
2006/2/2
前回の続きのようなもの。
映画で、場面によって銃が切り替わるのは良く見ます。
発砲しないところでは日本製のモデルガンやエアガン(昔はMGC、今は東京マルイ、コクサイのM16やファルコントーイのMP5も)、殴るところではゴム製。
MGCのM16とガバメントは、その代役の代表で、フルメタルジャケット以外にも多数の映画に出演しています。
それで銃が切り替わるのはいいとして。
裸の銃を持つ男2 1/2では、O・J・シンプソン演じる刑事が懐から取り出したデザート・イーグルに、やはり、懐から取り出した部品を取り付けて、最後に20mm高射砲にしてしまうというのがありましたが、あれはそういう映画ですから、例え、次のシーンで別な銃になっていようが、ネタの一つです。しかし、ランボー2では、ランボーの撃ちまくるM60E3のバレルがヘリに搭載されていた時は長いのに、ランボーが持った時には縮んでいました。更にハインドを撃つシーンでは、RPG7とM72が交互に切り替わります。
ブラックホークダウンでは、シュワイガート一等軍曹のM14が途中何度かM16A2になっていました。 まさか、特殊部隊の人間は、銃の形さえも変えるとかハリウッドは思っている…とか。
2006/2/2
2006/1/26
映画に登場する兵器で、小道具も場合によっては調達が困難-或いは調達できても改造や発砲ができないので既存の銃を改造する例が多々見られます。戦意高揚映画「ガダルカナルダイヤリー」の日本軍は、スプリングフィールドM1903ライフル装備で、拳銃はルガー、機関銃は一応ルイスでしたが、一度だけM1928トムソンが混じる。「橋」では、Stg44の発砲時の代役はMP40でした。そのMP40も映画によってはスペインのZ45だったりしますし(二世部隊など)。以前は、ソビエトの兵器の調達は実質不可能だったこともあり、敵の使うAKライフルの代役として輸出に熱心だったチェコ・スロバキアのVZ58が使用されていました(フルメタルジャケットなど)。プラトゥーンでは、バーンズやエリアスらの持つM653は、発砲時にはAR15カービンに切り替わっていました(その時だけ銃身が伸びる)。西部劇の復権を果たしたシルバラードで用いられたのはスペインのレプリカで、それは以降の作品も変わらないそうです。もっとも、昔の西部劇は、ピースメーカーベースにあらゆる銃を再現しようとしたり、果てはヴァルターP38をベースに、ベルクマンと言ってみたり、と何でも有りに近いものがありましたが。
オリジナルのまま珍しい銃が登場するかも楽しみではあります が、珍しい銃を登場させても珍しすぎて誰も分からない、というのも多々あったり。実はアクションではなくホラー映画ではないかと思うランボー(原作者はホラー小説家のデビッド・マレルですし)では、HK33がG3だ、と一時期言われていましたし、前述のベルクマンも今は無き雑誌モデルガンチャレンジャーで紹介されていたのですが、「そんな銃があるのか?」とまで言われていました。
もっとも、改造銃なら、ハリウッドよりも、マカロニ系が負けていないというより、あらぬ方向に突っ走っていて、M1A1トムソン改造のMP40(通称トンマイザー)はおとなしい方で、上下左右いずれから見ても、ただの手回しミシンのミシンガンとなると、そもそも原型以前の問題だろうと(西部劇なのでガトリングなのかもしれませんが)。
涙ぐましい或いはおかしな努力ではありますが、最近は、プロパンプロップ(プロパンガスで銃炎を再現する物)、CGで発砲すらしないのも可能(音響でごまかすのは以前からありましたが)になったので楽にはなったのかもしれません。
今のところ、硫黄島の名誉勲章受章者トニー・スタイン伍長の自作兵器スティンガーが、硫黄島の星条旗に登場するかが気になるところです(トニー・スタイン伍長が登場するのは分かっているので)。
2006/1/26
2006/1/19
戦争映画には様々な銃が登場しますが、やはり、現存する物に限定されるのは仕方ありませんし、撮影場所に制限される場合もあります。戦略大作戦は、撮影がユーゴスラビアで行われた関係か、M1ライフルとM1918BARは一挺も登場しません。宝島社の映画に登場する銃を扱った本では、M1ライフルで、プライベートライアンのM1903A4は古いとかけなしていましたが、戦略大作戦に登場する狙撃銃は、そもそもモシン・ナガンでM1どころか、M1903ですらないんですが。道を歩く兵士もモシン・ナガンで、M1918BARも、戦後にベルギーで製造された改良型でした。メインが、M4A3シャーマンと改造TIGERなので歩兵装備の考証は割といい加減です。
ドイツ軍の兵器は、Kar98kやMP40以外はほとんど出番が無くなりますが、それでも、コンバット!では、G43やG41がレギュラーだったりしますから、ある所にはあると。
それでも、Stg44(MP44)の登場する作品は少なく、ドイツ映画の古典で、少年兵たちを殺さないために軍事的に無意味な橋を守らせようとしたところ、指揮官の軍曹が隊を離れているときに(味方に)殺されてしまい事情を知らない少年兵たちは断固として橋を守り抜こうとする映画「橋」。この映画にはシャーシーの中にタイヤが見えて、動くたびに不安定に揺れ動くM4シャーマンが登場します。要するに張りぼてなのですが、それはまた別として。この映画には、珍しくStg44が登場するのですが、いざ、発砲するときはMP40をそれらしく改造した物に切り替わっていました。
見た人、全てが衝撃を受けたパンツァー鋼鉄師団にも登場しますが、こちらは出て来るだけ。それ以前に、空砲代がもったいないのか一部を除けば全ての武器が発砲する演技だけでしたが。一応、稼働するIV号駆逐戦車に燃えろ、と(出番数秒)。
昨年、公開され、ヒトラーを真面目に描いたということで話題となった「絶望」ことヒトラー最後の12日間。イスラエル誌で書かれているような…というより、全くそんなことのない、ただ冷静に描いた映画ですが、あのサンクトペテルブルクことレニングラードで撮影された市街のシーンでは、映画史上最高の出来映えと言われるT44改造のTIGER(解説書にはIV号などと書かれています)が動かないにせよ登場し、また常連のOT810も無改造ながら走ります。
それよりも驚きだったのはStg44が大量に出て来るだけでなく、作動までさせていたこと。最初はCG合成かと思いましたが(最近、良く見ますので)。
対するソビエト側は、T34/85、モシン・ナガン(解説書には書かれていない)にPPSh31、更に鹵獲したと思いたいドイツ軍の使うデグチャレフと、こちらはあまり面白みがありません。せめて、T34には、白線を入れてもらいたかった。
映画自体は、これまで描かれてきたような密かに逃れたイギリスの田舎町で偽名を使って市長選に立候補したり、変装したアメリカ人考古学者の手帳にサインしたり、フィギュアスケートをしたり、地球の風船とともに踊ったり、ということはなく、冷静に死ぬまでの姿を追いつつ、その周囲やベルリンの姿を描いています。長尺ですし、和やかになるような場面も無い映画ですが、見応えは十分ありました。
ちなみにDVDの値段は、秋葉原ではソフマップが一番安価(ポイント付)、石丸電気はそれに次ぎますがポイント還元無し、ヨドバシが4410ながら、還元率が高い、と。Amazonは予約段階では最安値でしたが、現在、定価。
2006/1/19
2006/1/12
手榴弾の威力は映画やテレビなどでは、かなり大げさに表現されています。
テレビドラマ「コンバット!」では、アメリカ軍の兵器は絶大な威力を見せ、それこそ、M1918BARなど、機関銃陣地に据え付けられたMG08と真っ正面で撃ち合いながら、突進して相討ちになるくらい強力ですし、サンダース軍曹の持つM1928SMGはG43より長射程、高命中率を誇り、そして手榴弾は投げれば、正確に、そしてドイツ軍陣地に飛び込むまではどんな距離でも爆発せず、一度爆発すれば建物一つ吹き飛ばすくらいの威力を持っています。
一方で、ドイツ軍の手榴弾は、その上に身を伏せて爆発を受け止めても、シャツ一枚焦げないくらいの低威力(そのドイツ軍衛生兵は死にますが)。あの世界で、それは確かに勝てません、というか、それでも、死傷者を出したり、度々、捕虜になったりする彼らって一体…
もっとも、現実に海兵隊における名誉勲章受章者の多数が手榴弾の上に自らを投げ出して仲間を救ったことが示すように人間一人の身体で食い止められる程度のものでしかありません。中には、ジャクリーン・ルーカス二等兵のように手榴弾二つ抱え込んで、死ななかったどころか、現在も存命中という方もいます(マーケットガーデン作戦では、手榴弾が目の前で爆発したのに運良く無傷というイギリス空挺部隊の兵士も)。
その手榴弾の威力を正確に表現したドラマが、サリンによるテロを阻止しようとするアメリカとイギリスの諜報機関の活躍を描いた「グリッド」。
この中では、CIAの特殊部隊が手榴弾をビルに投げ込んでも、ビルごと崩壊するようなことも、大量の炎をあげることもなく。また殺し屋が使う手榴弾もエレベーターの扉をゆがめるだけで、やはり、都市ごと吹き飛ばすような威力は見せていませんし、その殺し屋の二度目の暗殺は事前に察知され、罠にはまった殺し屋が逃走を図って落とした手榴弾を、その殺し屋の身体を使って爆発を押さえ込んだ時も、殺し屋の身体の上に飛び乗った人はおろか、街ごと破壊するような威力を見せませんでした。
プライベート・ライアンでも、ブラックホークダウンでも誇張の見られる手榴弾ですが、ウインド・トーカーズのそれは、良くサイパン島自体が無事だったかと思うくらいの威力でしたが、あれはM1バズーカと戦艦の40センチ主砲の威力が一緒だったくらいなのでまあ…
さて、手榴弾の威力が核兵器を超えるのはいつの日か。いずれ、それらを元に妄想の世界から妄想の世界を眺めている連中が騒ぐかもしれません。破砕手榴弾は大量殺戮兵器だ、と。
2006/1/12
2006/1/5
本年最初の更新。あけましておめでとうございます。
しか書くことないな( ´−`)
昨年末は、久しぶりにコミケになど行ってきました。どのくらい久しぶりかというと最後に行ったコミケは晴海の最後のコミケでした。
どうして行くことになったかというと、まあ、色々ありまして。
取りあえず、軍服(海兵隊のブルードレス)を着ていったのは始めて、と言うか、普段着以外で行ったのも初めてなんですが。
まあ、それだけなのですが。
ということで。
本年もよろしくお願いいたします。
2006/1/5