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管理人の独り言

2005年度下半期
2006年上半期掲載分

2005/12/29

 1942年にアメリカ軍は、鴨撃ち猟の迷彩服を戦闘服として採用しました。しかし、ヨーロッパではドイツ軍のドット迷彩と見分けがつかないための事故−要するに同士討ちが発生し、使用が禁止されました。

 しかし、太平洋戦線では、その問題も無いために、このダックハンターパターンと呼ばれる迷彩は海兵隊の代名詞のような存在となりました。

 戦後、迷彩の研究を始めたアメリカ軍は1948年に初期型リーフパターン−ミッチェルパターンとして知られる迷彩柄を開発しますが、あまり、迷彩の必要性が無い普及には至りませんでした。

 ベトナム戦争に本格介入となった頃は、南ベトナム軍のタイガーパターンを流用していましたが、やはり、国産のということから、ERDLパターンが開発。リーフパターンと呼ばれるユーティリティを海兵隊では、1968年に導入し、年内に支給を終えたのは有名な話です。

二着目以降は自腹ね

ではありましたが。

 1980年代に入り、全軍共通の作業着として、アメリカとヨーロッパの森林を相対化してパターン化したウッドランドパターンが開発されることになり、1990年代半ばにデジタル迷彩が開発されるまで全てのアメリカ軍が作業着として着用することとなります。

 一時はどこもかしこもウッドランドパターンでしたが、最近は各デジタル迷彩に取って代わられていったとはいえ、最も手に入りやすい迷彩服として、その代名詞とも言うべき存在でした。

 そのウッドランドパターンも、2005年を持って支給が打ち切られることになります。それまではカモフラージュユーティリティ2着に対し、マーパット1着の割合だったのが、来年からはマーパット各種迷彩に全面的に切り替わることになります。

 そういえば、他国の地形に合わせた迷彩服を開発しているのはアメリカ軍だけだ、とほざいた芸能人がいますが、イギリス軍や韓国軍の砂漠迷彩はなんなんですかね?

 アメリカをけなせれば何でもいいから、と無知をさらすのはいい加減にやめた方がいいと思いますよ、と。空母から、B52が飛ぶとかに代表される、すてきな妄想巡らせて怒っていても、あざ笑われるだけで何の意味もないと思いますし。いや、マゾだから、わざとなのかもしれませんが。

 そんなこんなで、来年もまたよろしくおつきあいのほどを。

 とは言っても、一週間後ですけれど。

2005/12/29

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2005/12/22

 名誉勲章の受章者は第2次世界大戦以降は、特に戦死者が多くなりますが、むろん、生きて受賞している方もいまして、そういう方たちに対する感状の中には、もう書いている人がのりにのっているのが文脈から伺えたりもして、色々です(面白いと素直にいえないのは、奮戦で殺されているのが…)。

 生きて受賞した方の中には、下士官から将校になった方。ヴァンデグリフト大将やシャウプ大将のように海兵隊司令官にまでなった方もいます。

 その中でも、シルト中尉は一兵卒で入隊し、パイロットになることで将校になった数年後、ニカラグアで名誉勲章を受章。それだけでなく、才能もあったのでしょう。以降、海兵隊の航空関係の要職を歴任。第2次世界大戦中は、事実上、海兵隊の航空作戦の立案を引き受けていました。戦後は、各航空団の司令官を務め、最終階級はなんと大将。一兵卒から、大将まで上り詰めたことになります。

 一方で、第2次世界大戦において、海兵隊唯一の敗北の地となるペリリュー。

※ペリリューだけは作戦目的達成前に交代させられているため。作戦目的達成で言えば、例え損害は上回ったにせよ、硫黄島も勝利しています。

 この戦いも、激戦でした。第1海兵師団は、日本軍の巧妙な防衛に大損害を受け、事実上壊滅。沖縄に上陸した第1海兵師団の大隊長以上の顔ぶれが第11砲兵連隊を除けば全て入れ替わっていたくらいです。

 この中の一人第1海兵連隊第1大隊長だったレイモンド・デービス少佐は翌月中佐に昇進したものの以降、軍縮もあってか、そのまま朝鮮戦争まで中佐のまま。

 しかし、ここで有名な10日間に渡る第1海兵師団の撤退行が始まり、ここで中佐は大隊長として奮戦し、その功績により、名誉勲章を授与。

 その後、止まっていた昇進が再会し、第7海兵連隊副司令官となり、更に第3海兵師団副師団長として、そして1968年には第3海兵師団長としてベトナムで戦う同師団を率いることとなり、最後には海兵隊副司令官として大将で退役することになります。

 また、受賞者の中には、フルメタルジャケットで、ハートマン一等軍曹がこき下ろしたカメラマンもいます。1967年末に受賞したウィリアム・パーキンス伍長で第1海兵師団第1海兵連隊、時代設定で言えば、その時点で知る由もないのですが、ジョーカー(というより、原作者グスタフ・ハスフォード)は時期的に知り合いだったのでは。

 その名誉勲章リスト。Sまで行きました。STWが一番受賞者の多いところなんですがorz

2005/12/22

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2005/12/15

 横須賀の次の空母がニミッツ級のワシントンに正式決定しました。日本に配慮して-常に何かしら配慮していることは大抵報道されませんが-8番艦のトルーマンは選考から外し、10番艦ジョージ・ブッシュや次世代空母は大西洋に回すので余るワシントンが選ばれたのではと推測されています。

 エンタープライズも退役決定していますし。

 やはり、ここはエセックスに並び、イオージマやペリリューあたりを…

 通常型空母にしろ、と要求する声もありますが、残るケネディは現在のキティホークと同級の二番艦で退役を引き延ばしてまで持ってくる意味は無いでしょう。

 だから、ここはいっそのことイオージマやペリリューを…

 正規空母と強襲揚陸艦は役目全然違うので代換えにはなりませんが。

 その強襲揚陸艦で、現在、建造中なのがマキン・アイランド。

 第2強襲大隊カールソンレイダースのマキン強襲と第27歩兵師団第165歩兵連隊のガルヴァニック作戦のどちらを讃えているのかはともかく、ネタ尽きましたか?

2005/12/15

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2005/12/8

 戦術シミュレーションゲーム「大戦略」。

 セガのメガドライブに移植された際、続編としてセガが独自に作り上げ、今は無きゲーム誌の人気ランキングで、常に上位に君臨し続けたタイトル「アドバンスド大戦略」は、帝王「ソード・オブ・ソダン」と並びセガのゲーム史に残る傑作です。

 同時期に本家の出したWW2物はこけましたが。

 1マップ一ヶ月は当たり前、後のスーファミよりは早いにしても、やることのないCPUターン。後半、リアルに不毛な消耗戦に陥るキャンペーン。それでも、十分におもしろく、サターンで続編二作、パソコン版でもシリーズ化されました。

 次第に膨大な数の敵を相手にしていくドイツ軍。しまいにはクリア不能とすら感じられるバランスですが、とはいえ、現実のドイツ軍が相手にした敵の数はゲームの比ではありませんが。

 今回のリメイクでは後のシリーズでは無くなった「カクバクダン」とか「エノラゲイ」は存在するのかが気になりますが、攻略本や攻略サイトの力に頼らなければSS以外が確認できるのは当分先のこと。

 取り敢えず、ルフトヴァッフェの優秀さと陸上部隊のへたれ具合が秀逸。4号長砲身型が登場するまで、それほど戦車が使える訳でもなく。

 Ju87と爆装したBf109で間隙を広げ、爆撃機で首都を壊滅。これが私の場合は王道でした。

※ソード・オブ・ソダン。同誌の人気ランキングで最下位を守り続けた伝説の洋ゲー。一時期、帝王の座を奪われるもののパトレイバー軍曹などの猛攻をはねのけ続け、廃刊まで君臨し続けたクソゲー。ただ、ランキングのシステム上、それなりの固定ファンと、どんなにひどいのだろうと手を出す読者がいた分、ランキングに登場すらできないソフトよりは恵まれていたのかもしれません。

2005/12/8

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2005/12/1

 なにやら、無防備都市宣言を行わせようと自治体に運動が最近流行らせようとしている連中がいるようです。

 交戦中の敵国に対して行う宣言ですから、その集団は、日本が既にどこかの国と戦争をしているという妄想に取り憑かれているのかは分かりませんが、そもそも、交戦国同士が行うのであって、地方の都市が勝手に行える物ではない、とあっさり意味がないと断言されています。

  つまり、

私の家は鍵をかける気はないし、盗みに入っても抵抗せず、黙って金品も命も差し出しますから、どうか見逃してください。でも、隣の家は鍵も防犯設備も整っているから、存分に押し入り、盗みを働いてください

  という利己的な宣言ですか。

  そもそも、他国に侵略するような国が、特に日本の近隣でそういうことを現在進行形で行っている国が守ってくれると本気で思っているなら、勝手に思っていてください。他者を巻き込まず。

ダライ・ラマ14世を非難することを拒否したチベット仏教の高僧ら5人逮捕

  それとも、収容所で拷問を受けながら過ごす素敵な生活を欲しているのか、同胞を一緒に殺戮したがっているのか。

  もっとも、この手の運動の中心に立つ人間は常識があさっての方向に向いていても、冷静で、それに踊らされている人間だけが妄想の世界から妄想の世界を眺めて悦に入っているという図式でしょうが。

2005/12/1

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2005/11/24

 1960年から1965年までの5年間、全152話。日本でも全話放送され、60年代以降の戦争映画に多大な影響を与え、プライベート・ライアンにもそれが伺える傑作戦争ドラマ。

  コンバット!

 年代的に30代以上のミリタリーファンの原典というべき作品で、今年は放送開始45周年、放送終了40周年。DVDの解説などを見ると持ち上げる方向で解説されていますが、むしろ、愛故の突っ込みも昔から散々になされているのは言うまでもなく。

 現在、NHKのBS2で後に「ポパイ」でハリウッドを追い出された朝鮮戦争時の野戦病院を舞台にしたブラックコメディの傑作「MASH」のロバート・アルトマン監督が関わっている第1シリーズが放送中です。

 コンバットによれば、この時代の軍服は、濡れても次の瞬間には乾く速乾性、誰が着ても仕立てたようにサイズが合うなど、現在でもなしえていない高度な機能を備えていたようで、今もその機能が失われていなければサイズに困ることなく服を買えるのに。

  と言ってみる。まあ、以前と違って、ビックサイズを苦労して探す必要性は無くなりましたけれど。

 更にM1928の射程と命中精度は、ドイツ軍のMG08やG43を遙かに上回り、アメリカ軍の手榴弾の威力はあらゆる物を破壊する、と。

  ちなみに、海兵隊物で、これに匹敵するのが、ゴマー・パイルです。コメディです。ゴマー・パイルと言って思い浮かぶのは、ジム・ナボースよりも、ビンセント・ドノフリオですが。

2005/11/24

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2005/11/17

 このサイトの根本的な誤りに気付きましたが、それはともかく、みなさん、ライフル抱いて寝ていますか?

 8月に発売となった東京マルイのM14。実に良くできた作りで、あまりにも気合いが入りすぎたのか、箱出しの初速が高すぎて、各場所のレギュレーションに引っ掛かっているという色々な意味での問題作です。

 私の参加している手賀沼条約機構のレギュレーションも、ぎりぎりというか、フル禁止というのが現状でして、そこまでリアルにしましたか、マルイさん、と。さすがガンダムのぱちもんモビ……げふげふ

※実銃の方も、ほどなくフル禁止と。

 さて、そのM14の不満点のもっともたる物はストックです。そうです。そういうことにします。

 木目調ストックもできは悪くはありませんが、所詮はプラ。ということで発売以前から、木製ストックの発売が待ち望まれていました。

 そして、木製品と言えば、クラフトアップル。そのクラフトアップルから遂に木製ストックが発売されました。

 店によりけりですが、本体より高い……

 先日の激震祭に、それを目当てにいきました。22000円でした。傷は側面にある小さな穴(元々、存在していたのが切断したことで表面に出たもの)のみ。これでB品なので、結構、審査は厳しいようです。くるみ材の質もかなり良いようで、組み込みも、元のストックから金属部分を移設して、後は本体をはめるだけと。

 難を言えば、モーターやバッテリー収納による強度確保のためにオリジナルより、グリップとストックが太くなること。そして、バッテリーの収納。断線しかけた……

 ということで、M14は木の温もりを手に入れ、抱き枕として一層の進化を遂げることができました。

2005/11/17

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2005/11/10

 そして、神は無限の叡智を持って熟考し、全能の生き物を作りたもうた。神はそれを海兵隊と命名した。

メダル・オブ・オナー・パシフィックアサルトにおけるDI殿のとてもありがたいお言葉

 1775年11月10日、大陸会議によって大陸海兵隊の編成が承認されました。そして、2005年11月10日、海兵隊は創立230周年を迎えました。

 ハギー大将の7日のワシントンの講演で、沖縄海兵隊を縮減してグアムに移設すると述べるなど、例によって落ち着かない感じのする海兵隊ですが、その長年の苦労故に、

http://www.marines.com/page/usmc.jsp

 という見事なサイトを作れる訳です。

 そして、当サイト「THE LEATHERNECK FAN」も、2004年11月10日に開設して、一周年となりました。

 コンテンツの充実が進んでいるのかいないのかは正直自信が無かったりもしますが、ヤフーの審査は通ったので大丈夫でしょう。そうか海上兵力だったんだ、とカテゴリ分けに納得したり(笑)

 今後もコンテンツの充実に努める所存ですので、おつきあいの程よろしくお願いいたします。

2005/11/10

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2005/11/2

 当革首も、来週で一周年となります。無事なのかはわかりませんが。

 ということなので作って以来、手を入れていない古いページを見直してみました。誤字多数_| ̄|○

 基本ですが。

 当サイトに、アクセス解析を入れてあるのはご承知のとおりですが、検索ワードでは、やはり、海兵隊がトップです。他に空挺部隊。

 イギリス空挺部隊ではヤフーにおいてトップです。いいのかはわかりませんが……頑張れイギリス軍。

 かつて、「インディアンの裸体」で来た方もいました。何となくわからないではないのですが、しばらくして、「海兵隊の裸体」で来た方もいます。

 アクセス解析の公開も可能なのですが、アクセスするドメインを見ると、大学関係はまだしも、co.jpやgo.jpはさらせないな、と。何仕事中に調べているのかはともかく。

 で。

 以前、参議院からのアクセスがありました。内容からすると、富士で海兵隊が演習やっていた時期でした。

 先週、衆議院からのアクセスがありました。ちょうど、在日米軍-即ち海兵隊の再編問題の検索でした。沖縄の海兵隊の組織構成でしたので。第1は先週、第2はもう少しの状況です。第3は急遽仕上げました(-.-)

 で。

 その少し前に、再び参議院からアクセスがありました。 ここを見ているかは存じませんが……

 なぜ、

「南ベトナム軍」

 などと30年前に滅びた国の軍隊を調べていたのだろう……?

 という訳で。

 来週11月10日は、革首一周年及び、海兵隊創立230周年となります。日付変更線とかの関係で日本では11月9日なのですが、ここは日本なので11月10日にします。

 それと。

 11月11日は、ジョージ・S・パットン大将生誕120周年(1885年11月11日)及び革首管理人生誕……。

2005/11/2

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2005/10/26

 日本語訳に関して、固有名詞もそうですが、階級名も色々と。

 一般的には日本軍の階級と照らし合わせるのですが、当然、当てはまらない階級もあります。特にアメリカ軍は、下士官の層が厚いというか、煩雑です。現在は伍長から始まり、海兵隊付最上級曹長までの9階級。第2次世界大戦中は、8階級ですが、同じ階級章で複数の意味を持っている物が二つあるので全部で13階級。

 陸軍だと、実質は兵士で、その技能によって(或いは昇進させるだけの経歴はあるけれど、ポストが無いとか、昇進に相応しくない、とか)、給与だけ下士官待遇の技術下士官というシステムを持っていました。戦後、スペシャリスト(特技兵)に呼称が代わり、それでも何階級か……。現在では整理されて一つになりましたが。

 一方、海兵隊ではプライベート・ファーストクラスとコーポラルの間にランス・コーポラルが朝鮮戦争後に設けられました。当革首にては上等兵としています。他に伍長勤務上等兵という呼び名もありますが、兵長かなあ……?

 他に准尉(Warrant Officer)とか。ちなみに、ヘリコプターが導入されるようになってからはパイロットは将校でなければならないということで、下士官級のパイロットは全員准尉に任命されていたりもする辺り、良く言えば柔軟な階級運用です。

 で。

 映画を見ると、この階級呼称が字幕では極めていい加減です。特に中佐を大佐と毎回……何十年も改めていなかったり、下士官は全て軍曹だったり、ロード・オブ・ザ・リングではファンを怒らせたのはフルメタルジャケットの字幕を翻訳したら、キューブリック監督に駄目だし出された某翻訳家。翻訳や字幕の苦労は分かりますが、パイレーツオブカリビアンでキャプテン(艦長)を大尉と訳すのは無いだろう、と。

 で。

 最近、目にした漫画で、リクルート(訓練兵、初年兵。海兵隊では人間以下の生命体の意)を二等兵、プライベート(二等兵)を一等兵としているものがありました。

 プライベート・ファーストクラスはいずこへ? しかも、二等軍曹(スタッフ・サージェント)の階級章をつけて、呼称が二等曹長でルビがサージェント・ファーストクラス。ファーストを二等と訳しますか……。二階級特進して、と自慢していましたが、縁起の悪い話を自慢していますね。戦死でないと二階級特進しませんし。で、下士官から准尉昇進とか。

 ということで。

 いい加減にも程がある。

※いい加減ではないんだろうけれど……

2005/10/26

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2005/10/19

 引き延ばしてしまいましたが。

 浦賀の後に、横須賀へと向かいました。


再び東京湾進行作戦の図

 最近、光人社NF文庫から出た本によると海軍側の抜け駆けだったようです。陸軍と海軍の対立と書かれていましたが、実際にはそれとは別の諸般の都合(ニミッツ提督のマッカーサー個人への対抗意識とか、老兵は死なずただ消えゆくのみと語った元帥個人への対抗意識とか、コーンパイプのおっさん個人への対抗意識など)があったと思われます。


横須賀に上陸する第4海兵連隊

 1942年8月7日から始まった海兵隊の旅は1945年8月30日、その28,800キロに及ぶ長い行程は、ひとまずここで終わることになります。

※9月半ばには佐世保にも上陸。

 横須賀に関する説明は今更なのでしませんが、ついでに今から10年以上前に訪れて以来の横須賀。あの711はまだあったのか。

 というのも別にして。横須賀と言えば海軍。海軍と言えばカレー。カレーと言えばインド。インドと言えば元イギリス領。イギリスと言えば海軍。海軍と言えば横須賀……そのイギリスで建造された三笠は、100年前に日本海海戦で大勝利を収めた連合艦隊旗艦が保存されています。この保全には日本海軍を叩き潰したニミッツ提督らの尽力があったというのもさておき。

 横須賀に上陸した海兵隊の任務の一つは三笠の接収……嘘です。長門の接収でした。


戦艦三笠と東郷元帥

 上陸した地点は三笠から眺められます。実際はもっと先の方ですが。

 現在、言うまでもなくアメリカ海軍横須賀基地な訳です。戦後は上陸演習場として活用されていました。

 なお、この第4海兵連隊の副連隊長はブルーノ・ホクマス中佐でした。1967年11月、第3海兵師団長として戦死したホクマス少将です。


ここにいる艦船がぼけかまして、羽田空港を邪魔したばかり

 で、もう一つの目的海軍カレーで昼食を。ついでにあったので、


カレー味ソフトクリーム

 甘いのに辛い。

 この日は34418歩でした。

2005/10/19

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2005/10/12

 関西の発砲事件の犯人は、覚醒剤中毒の現実をまともに見れないき……もとい腰抜けでした。

 そうなると問題なのは、覚醒剤の方だと思うのですが例によって、アレルギー反応を起こしたマスコミは、エアガン(厳密に言うなら違いますが)だけをやり玉に挙げているようです。

 普段から、事実を伝える気もないテレビ局など、サバイバルゲームは傷害罪が適用されるなどと捏造報道を行ったそうです。そうなると、プロレスラーは全員逮捕しなければなりませんね。あ、後、相撲も全員逮捕しなければ。剣道や柔道選手も大変ですね。試合をすると傷害罪だそうです。ラグビーも体がぶつかりあいますし、野球も、サッカーも、つまり、スポーツ選手は全員傷害罪で逮捕しなければならないわけですね。

 と、少し考えればいいことを考えられないくらい頭の悪いテレビ局だとまたもや、実証して見せた訳ですね。TBSは

http://airsoft.blog25.fc2.com/blog-entry-17.html

 この手の事件が、起きるとエアガンを扱う人間全てをいっしょくたにしたがります。となると、包丁を使った死傷事件の方が日本では遙かに多い訳ですから、料理人だけでなく一般家庭で包丁を握る人々も全員犯罪者となるわけですか。そうですか、と。

2005/10/12

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2005/10/5

 なにやら、馬鹿がエアガン使って事件を起こすのが流行ったとマスコミがはしゃいでいるので、予定変更。横須賀は後ほどにて。

 マスコミが浮き浮きして報道しています。秋葉原の店でエアガン6挺が盗難と嬉々として報道もしていました。6挺で63000円で、東京マルイだそうですから、グロックとかM93Rあたりですか。別に発砲事件が集中していなければ、報道もしなかったろうに。

 モデルガンやエアガンに対するマスコミの差別は昔からありました。以前、そのあたりにふれたこともありますが、武器を持つのはたとえおもちゃでもけしからん、と平和を取り違えた馬鹿が昔からよく喚いていました。一度は政権とって、今は無惨な醜態をさらすだけで、犯罪者を立候補させて平然としている狂った政党の女性議員の一人など、木製ですら許しません、と発言したくらいです。そのくらいソビエトに日本を支配してもらいたかったんでしょう(そのくらい昔です)。

 こういう事件があるとマスコミは嬉々として銃の存在と頭のおかしい人間を一緒くたにして報道します。事件として報じられるのは一部の馬鹿の所行で、大半の人間は実銃であれ、遊技銃であれ、一定のルールに則って扱っています。だからこそ、そこから逸脱した人間の行為が事件となり、報道される訳で。

 以前、食品異物混入騒動がありました。そのとき、とあるラジオ番組でほんきでどんどんして、取材していましたが、そのとき、

「今年に入って、異物混入が増えたということなんでしょうか?」

 と訊かれた職員(消費者センターだったか)は、きっぱりと、

「いえ、以前と変わりません」

 と否定してレポーターが以降しどろもどろになっていました(質問を発展させるための質問を潰されたので、後が続かない)。つまり、異物混入などマスコミが騒ぐ前から、存在しており、ただ、マスコミが、祭だ、祭だ、と浮かれているだけだった訳です。

 マスコミがはしゃいで、高速道路と埼玉で無差別発砲事件があったので似たような無差別発砲事件をやり玉に挙げて祭にしているだけにしか思えないんですが。

 また、規制が騒がれるでしょう。昔、日テレは、アサヒのM40を実銃にするために、それ単体でも発砲可能な改造拳銃を制作(そもそも、グアムでは改造拳銃の製造及び所持自体が禁止)して仕込み、これは危険だ、と捏造してついにはアサヒを潰した実例もあります。

 今回は、そこまで悪質な捏造は見られないのは幸いです。危険な玩具であるのは確かですが、どこかのおもちゃの車とかでも指の切断事故とか起きているわけですし、普通に野球やサッカーでも死亡事故や負傷事故は起きているわけで、危険というなら、その手の玩具やスポーツの方がよっぽど危険だと思いますが。大体、携帯ゲーム機でもそれで殴れば十分危険だろうに。

2005/10/5

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2005/9/28

以前、海兵隊の上陸地を取り上げました

 今回は、メインの上陸地、横須賀と、有名な黒船来航の地へ行ってみました。

 実はペリー提督が上陸した際、幕府の役人たちを威圧したのは、黒いぞお、と声援を受けた4隻の軍艦とともに、同行していた海兵隊200名だったのです。

 指揮官はゼイリン少佐。他でもない南北戦争時の司令官ジョン・ハリス大佐の後任として第7代海兵隊司令官となったジェイコブ・ゼイリン准将その人です。この方は、海兵隊で初めて日本に足を下ろしただけでなく、海兵隊初の将官ともなりました。

※ちなみに、このときの海兵隊司令官はアーチボルト・ヘンダーソン大佐で、在任33年目。1859年に亡くなるまで実に39年間、司令官を務め、前任者の不始末の処理と海兵隊の神髄を築き上げました。

 当時の様子を描く久里浜上陸行軍の図には、きちんとゼイリン少佐が隊長として描かれています。

ということで。上陸地。

 三連休の三日目ですが、人いません。

 本当に人いません。記念公園も人がいません。


敢えて裏側の写真

 そういえば、どこぞかの映画の翻訳家は、キャプテンを大佐(或いは艦長)ではなく大尉と訳して、以後のつながりを悪くしていましたが、それは別な話。

 ちなみに駅からは歩いていきました。帰りも歩きです。

 そして、次は横須賀へと。

2005/9/28

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2005/9/21

 英文を訳していて、翻訳ソフトの素っ頓狂ぶりは笑えたり、苛ついたりです。誤訳というほどではないにせよ、単語調べて訳すと意味違っていたり。

 RifleやCarbineは、それぞれ小銃と騎兵銃(どちらかと言えば短い銃という意味合いですが)という日本語訳があるのですが、大抵、ライフル銃とかカービン銃とか訳されたりで、つまり、小銃銃とか騎兵銃銃となるのですが……もっとも一般的な記述ですけれど。

 で、当然ですが、個人名と地名といった固有名詞や専門用語。登録されていなければ、そのまま残るのですが、翻訳できてしまうと困ったことに。

 無論、固有名詞に関していちいち登録している辞書はありません。全ての網羅は不可能です。知識があれば、変な訳にしないで済むケースでは兵器名がそうでしょう。最近、読み直したアメリカ陸軍編集の「沖縄」を読んでいて、自動操縦砲という記述がありました。太平洋方面では沖縄がデビューのM7プリースト自走砲のことだろうな、と。

 良くあるのが、ブローニング自動小銃ですが、これは大抵の戦記物に登場します。M1918Browning Automatic Rifle(通称BAR)は確かに訳すとそうなります。間違ってはいませんが、多少の違和感が……、自動小銃を乱射してと言った記述があったりするとM1なのか、BARなのか分からなくなりますが、まあ、これは原文も時たま、そうだったりするので。

 固有名詞の場合、そのまま訳さないで使う場合だと、映画にもなったWe were Soldiersの原作翻訳本で、F100スーパーサブレなんて書いてあったりします。翻訳した人その他誰も知らなかったか、気付かなかったんですね。スーパーセイバー(Super Saber)です。

 意味は超越した腹ぺこ大王、と言ってみる。

※ついでに言えば10月28日発売です。延期がなければ。

 というのを踏まえ、随分、昔に本屋で、

「この辞書は欠陥品だ」おっさん怒っている。

「そうなんですか?」

「この単語が載っていない。どうかしているんじゃないか?」

「どれですか?」

「これだ」

「ああ、これは個人名ですね(店員苦笑)」

「あ、ああ、個人名か」おっさん急に意気消沈。

 というのを目撃したことがあります。

 まあ、固有名詞が載っていればそれに越したことはありませんが、モンティ・パイソンで、スペルと読み方が全く?微塵も掠っていないというスケッチのネタにもなったように本人の自己申告でどうとでもというので、文字としてある以上何ともならないだろうことではあります。

2005/9/21

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2005/9/14

 選挙の結果は、執行猶予付きの犯罪者が当選していたりしますが。まあ、一部では、将来、大陸か日本に作られる強制収容所で拷問を受ける素敵な生活が遠のいてしまった、と嘆いている連中もいるようです。

 それはともかく。

 有害図書規制に反対する活動があります。その活動に賛成している漫画家―要は成人図書基エロ漫画家が何人かいます。

 その活動に賛同している政治家としてあげられているのが、今回、惨敗した党。かつてマニフェストをあっさりと放棄し、政権を取ったあかつきには沖縄を中国に譲り渡し、最後には日本という国を中国の属国にすることを諦めないとか、言論弾圧をはっきりと迷言(明言より、こっちの方があってそうな)するような政党の議員。

 そういう議員が、賛同してくれた、か……。

 まあ、そこの以前の党首も、

 年金未納はけしからん=自分も未納

 未納なのは当時の大臣が悪い=当時の大臣は自分

 諫早湾開拓は誰の許可を取っている=当時大臣だった自分が許可

 二世議員はけしからん=自分の息子を立候補させる

 政治と宗教は分離されていなければならない=こないだお遍路参りしていたのは誰?

 と数々の自虐ネタを披露してくれました。その点で非常に期待している政党だったのですが。今の党首は、前党首のような言動を一部で期待されていたにもかかわらず、都合が悪くなるとはぐらかす、とぼける、あっさり発言翻す(一日で正反対のことを主張したことも)、とこれまでの野党と大差ない馬鹿をさらけだしただけでした。

 あげくにはマニフェストが、いずれは中国の支配下に日本を置いて、今とは比べものにはならない言論弾圧をする。しかも、党として言論弾圧をはっきりと主張してもいる。そんな政党の議員に賛同してもらう、か……

 あんたら、マゾですか? と。

2005/9/14

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2005/9/7

 元々は、ガスブローバックでした。ストックは、老舗が仕入れた実物を使う予定でした。

 ガスブローバックは、一部の強度が必要なパーツがプラだったのですぐ折れたので、金属製に改良しましたが、結局、断念しました。ストックの調達も断念しなければなりませんでした。

 結局、新たに固定式で開発しました。今度の売りは実物同様に上からクリップ型の弾倉を装填する方式でした。が、今度はシステムを真似たと訴えられました。

 発売予定がどんどん延びました。ついに音沙汰が無くなりました。

 それでも、どうにか完成にこぎつけたところ、老舗メーカーから発売される噂がありました。

 とにかく発売しました。自慢だった上からの給弾が、訴えたメーカーと同じ下からのマガジン脱着になっていました。それでも、待ち望んだ製品だったので、15万でも売れました。

 直後、老舗メーカーが正式発表をしました。三分の一の値段でしかもブローバックでした。

 急遽、一気に値下げという手段をとりました。

 15万で買った人、問屋や各店は馬鹿を見ました。

 イベントで6万で売られていましたが、誰も買いません。オークションでは恨み辛みの出品がありました。

 値段が11万代に戻りました。しかし、老舗メーカー発売後、また値段が下がりました。

 ……こういうのが有りなんだからなあ。

 マルシンのM1ライフルは、ゲームに使うには気合いが必要ですが、遊ぶには面白いです。

2005/9/7

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2005/8/31

 警官を刺して拳銃で自殺しようとした14歳のがき。犯行の動機は自殺。自殺するために警官を襲っている辺りが朧気です。

 刺しながら拳銃で撃ってくれと懇願しているのも。

 さて、本人宅からはモデルガン(まあ、そうかもしれませんが、ひとくくりにされているな、と)が発見されたものの仲間の間で流行ったから買っただけでマニアであることは否定。まっとうなマニアはがきのような犯罪犯しませんので。

 がきは、拳銃なら一発で痛みもなく死ねる、と思って犯行に及んだとか。

 拳銃なら一発で死ねる?

 映画やテレビの見過ぎですね。銃器マニュアルという本があります。タイトルとは裏腹にむしろ、銃で撃たれたらどうなるかということが丁寧に解説されている本です。

「映画などでは銃の威力が誇張され過ぎている」

 と。トム・クランシーの小説レインボーシックスでも、隊員たちが映画を見ながら、派手に人を吹っ飛ばすM92の威力を見て、

「俺もあんな威力の武器が欲しい」

 と冗談を言い合っていました。その銃器マニュアルでは実例として色々あげられています。アメリカ人の抱く45口径神話も否定はしないとしながらも、腹に七発食らってなおも活動を続けた例もありました。一発で人間を倒せるという伝説を築いた45口径の話です。

 一発で死ねる?

 以前、テレビで至近距離で銃を撃ちまくる映像が流れました。撃たれていた人は数発食らっていたにもかかわらず、元気に逃げていました。

 一発で死ねる?

 まあ、同じ本で、ある警官が腕を撃たれた話もありました。22口径を腕に。しかも軽傷の類。ナイフで刺されるより遙かに軽傷。命に別状がある訳でもない小さな小さな傷。ところが、その警官はパニックになって、そのまま死んでしまったそうです。

 また、ある警官は撃たれた瞬間に腹に弾を食らった衝撃と痛みを感じました。駄目ならと反撃して犯人を逮捕。その後、調べたら、無傷でした。弾など当たっていなかったのに本人は撃たれた衝撃と痛みを感じていたのです。

 この二つの例は映画やテレビのイメージが浸透した実例としてあげられていました。

 頭に撃たれても死なない例もある訳で。

 一発で……死ねるか?

 それと。側頭部撃つつもりだったのかな? 不自然な持ち方のために大抵は頭蓋骨で滑って重傷で終わるという。痛みも無く死ねるどころか、痛みを感じた上に後遺症のおまけで死ねないって結果。

 痛みもなく死ねる、か?

 後、アメリカに行けば簡単に銃が手に入るけれど、アメリカに行けないので交番を襲った馬鹿は以前もいましたが、現在もですが、その事件当時から、アメリカでは簡単に銃を買えません。

 というのも日本のマスコミは報道しませんねえ。

2005/8/31

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2005/8/24

 仲間のヨハンに誘われて、ジープの機能美展に行ってきました。

 駐車場に止まっていたキューベルワーゲンとレンジローバー群はなんだったのかはともか

 やっぱり、いいよなあ。ジープ。趣味の車で手が出せませんが。


M151A2

 これはM151。ジープの後継として開発されたもののサスペンションの問題で、やたらと転倒事故を起こして改良されたA2です。しかも海兵隊使用。

 さて、同日に横田基地で友好祭がやっていたので行きました。

 目当てはアメリカな食事(笑)

 基地までの道中電波野郎発見。誰も相手にしていません。そもそも、お前らの根拠になっている知識が間違っている。


期間限定の案内板

 ゲートでは、検問があります。私の並んだ列だけは少尉殿でした。現場の指揮官だと思うのですが……。少尉は正規のブーツ。他の兵下士官は自前のブーツでした。鞄の中身を見られた際、海兵隊の本が見えた途端にチェックが終わりました。

 全員が糊のきいたウッドランドユーティリティ。磨き上げられたブーツ。


 で、警備の人たち。M16A2やM4。そしてM9。


会場内では、こいつが爆走していました。普段、荷物運搬に使っている奴ですね。

 会場は煙が立ちこめています。全部、肉を焼く煙。この空間だけ空気の色が違う(笑)

 ちょうどパラシュート降下のデモンストレーションが行われていました。降下するのは我らがマリーン。ついで陸軍特殊部隊。一端、間をおいた後はシールズの高々度降下でした。


この降下中、遠くの空で稲妻が走っていました。

 展示機が並びます。E3セントリー(アメリカ空軍)とE767(日本空軍)が並んでました。

 輸送機の中は見学できたのですが、行列でしたので断念。

 しかし、滑走路上は熱い(暑いではなく)。風(強風気味)があるので楽ですが、気温は37度。しかし、滑走路の遙か彼方では稲妻が走っていましたが。


我らがマリーンから来たVMFA121グリーンナイツ所属のF/A18戦闘攻撃機。

 E/A6プラウラーや、そろそろ退役するA10ウォートフォグ。F15にF16。数々の航空機が並ぶ中、滑走路を歩きます。37度です。翼の下は休憩場。日陰ないからなあ。


おお、マスターサージャン。履いているのはジャングルブーツ。

 では。一番の目的。食事です。色々、業者とかが入っていました。


でか……これで1000円です。

 そして、アメリカといえばハンバーガー。350円です。


シンプル

 思ったより旨かったのですが、ステーキの方は将校クラブで、兵下士官クラブの方の味は……不明。飲み物は1リットルは入りそうなビールに、巨大な1リットルは入っていそうなゲータレードのペットボトルが普通でした。


ちなみにハンバーガーの焼いている風景。他も大体こんな感じ。ということで、この空間だけ煙っている。

 ということでどれくらい大きいか世界最大だった輸送機C5Aギャラクシーと比べてみましょう。

>>拡大>>

 案外、小さいですね。

 さて、取り敢えず、こんなものを買いました。

 海兵隊「SenperFi!! Society」のTシャツ。ピクセルは買い損ねた。ちなみにウッドランド迷彩の支給は今年で終わります。

 更に、私の携帯は売り子の方に大受けでした。


自作

 とまあ、アメリカ軍の気遣いの一つである友好イベントだけあって、非常に気合いが入っていますし、頑張ってもいました。

 でも、一番頑張っていたのは、たぶん、

 この中の人。気温37度です。

2005/8/24

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2005/8/17

 みなさん。ライフル抱いて寝ていますか? 私は取り敢えず寝てみました。ベトコンゴキブリの乱入で、深夜一時間二時過ぎまで戦闘を繰り広げましたが。

 結局、ある所にはあるのか、木曜日に赤羽行ったら、あっさり買えまして。M1ライフルも秋葉原では午前中に一部で売り切れていたようですが、まだECHIGOYAやフロンティアは在庫が残っていたり。

 しかし、M14も速攻で完売、M1も50000円前後の商品なのに同様。暑さにやられてます? ヤフオクでも先日M1ヘルメットの初期型が69000円なんて値段になってましたけれど。

※写真の奴が一番上のが初期型。空挺タイプが改良型。最近、最終型を手に入れましたが。M1ヘルメットは、なぜか溜まる(知っている人間は、なぜか二個以上を必ず持っている)。

 ということで。

 M14はマルイが気合いを入れているだけあって、かなりの出来です。実銃同様の分解方法。外すのがかなり堅くて、結局、トリガーガード歪んで、元に戻らなくなりました(曲げ直して何とかなりましたが)。木目調ストックは、少し安っぽいのでいずれ木製が出ることを期待。

 実銃と違って、フルオートで撃とうが反動はないし。でも、まだノーマルマガジンなので撃ちまくれない。それでも、実際の携行弾数よりは多く撃てますが。

 いい銃ですよ。海兵隊が愛してやまない人をぶん殴っても壊れない最後の漢の銃を見事に再現しています。

 ということで日曜日にゲームがあったので使ってみました。M58ユーティリティ上下着て、M1961装備で。ヘルメットとアーマーも着てみましたが、1ゲームで止めました。

 初速……箱だしで、93から98って、ちと気合い入れすぎではないですか?

 弾道は素直。さすがモビルフォースシリーズを作ったマルイです。

 まだ、多弾装が無いのと、まあ、実際はセミオートオンリーだったので、フルオートなしで挑みました。

 撃ち負けるかと思いきや、まあ、そこそこいけます。何となく映画ドーベルマンを思い出しながら、BB弾の飛び交う中を撃ち返していたり。

 ブッシュを匍匐。長いのは厳しいです。さすがに。

 ただ、楽しい銃です。マガジンチェンジは練習せねばならないのですが。で、ストックの塗装が剥げます。

 さて、もう一挺。M1ライフル。初速63から80とえらいばらつきようですが……ゲームじゃ使えません。8発。マガジン装填に非常にこつがいる。ただ、季節柄、案外、これも弾道は素直です。ま、何より、クリップが排莢されることと、ボルトの動く音が最高です。ゲームで使うとばればれですが。

 しかし、M1の出来はさすが老舗マルシン。二倍強のどこかの製品の方が安っぽく見えるのは気のせいでしょうか。しかも、今回は、完全に軍用モデル。戦後の民間モデルとはデザインが違います。ハドソンはサイトが戦後型。スモーキーは完全に戦後型、と。まあ、発売されるモデルには問題があった訳ですが、マルシンがついにやってくれた訳です。

 8月末にはM2カービン。モデルガン持っているのですが(ボルトの修復手をつけずですが)。

2005/8/17

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2005/8/10

 M14発売。

 長年待ち望んでいた人間は、おそらく全国に80億人ほどいると思いますが、というのはともかく。

 これであちこちでM14に女性の名前を付けて、抱いて寝る人が続出でしょう。と一般的なことも書いてみる。

 銃に対する思い入れとイメージは人それぞれ(例:M29=ダーティハリーとか)ですが、M14に関しては映画で言えばフルメタルジャケットとブラックホークダウンでしょう(7月4日に生まれて、もありますが)。その割に微妙に間の抜けた格好の人間使って記事を作っている雑誌はどうかと思いますが、まあ、色々ありますからね。

 それより、定価45800円で、店の販売価格が26000円-28000円という感じなんですが……原価って幾らなんでしょう?

 それよりも。12日にM1ライフル発売。ゲームで使える代物じゃないけれどなあ(装弾数8発じゃ……)。

 しめて……8万円ほど。

 で、結局、買えませんでした_| ̄|○次回か……

 以前、不景気なんて言われるけれど、電動ガンの売れ行きを見る限り、そんなことは云々と書いた馬鹿な人がいますが、今回も出るんですかねえ(笑)

 12日にはM1ライフルです。

2005/8/10

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2005/8/3

 メイン機のリカバリで、余計な時間を費やし、ついでにM1とM14の発売日が延びてしまったので、ネタが途絶えてしまいました。

 というので、発売日をネタに。

 発売日が延びた、と言っても、まあ、発売日どおりに出るというのは逆に珍しい訳でして、かつては何年も待たせて、そのまま消えたコクサイM16A1(ガス。セミ/フルオート。14,800円)は黒歴史の代表例でしょう(一応は形を変えて発売されましたが)。

 まあ、発売日は大体の目安として考えるのがいいんでしょうか。

 そういえば、ゲームで、開発が発表されてから、音沙汰無いまま数年が経過し、開発状況に進展があったとアナウンスがあり、その後、ゆっくりとながら情報が公開され、遂に発売日が決定。しかし、延期後に情報が途絶え。発売日が迫ってきたら、開発状況ではなく、延期の発表があって発売日未定になってしまったタイトルがあります。

 こうなると、そのゲームが発売されるのが先か、会社が潰れるのが先か、というのが気になってくるのですが(苦笑)

※漫画の連載とか始めているけれど、大丈夫か?

 M14は8月末までに出れば大丈夫だろう、と。

2005/8/3

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2005/7/27

 こだわり。

 海兵隊は古い装備にこだわる。その実、予算が無いので新しい装備が回ってこないだけですが。

 軍は戦う兵士たちを一人でも多く生き延びさせようと、彼らに衣類や装備を与えます。しかし、そこには予算という壁が生じてくることになります。軍隊くらいでしょう。

「最悪の条件でも使える耐久性を持たなければならないが、いつでも放棄でき、また再補充が可能なように生産が容易で、安価でなければならない」

 なんて矛盾した採用基準があるのは。

 そんな訳で、多少、何かが犠牲になる場合が多々あり、それが致命的な問題だったりします。

 アメリカ軍は個人装備が実のところ、自由だったりします。そんな訳で、規定外の装備を着用している姿を頻繁に見ることになります。ベトナム戦争時代のローカルメイドは、装備の不具合を補うものでしたが、現在ではMOLLE装備の評判が悪いのか、ブラックホーク社などのベストを着用している姿を多々見ます。

 というか……M1941パックシステムもそうですが、海兵隊は装備をどうもパズルにしたがる傾向があるようで、考えているようで考えていない各装備が、どんなものかは実際に使えば分かります。考えたのは、どこの大馬鹿野郎だ、と。

 個人装備のページが、物はあるのに作れないのは、純粋に……要するに面倒だからに他ならないので……

 M1941パックシステムを組み立てると三日くらいかかるんだよ、と嘘を言ってみる。

2005/7/27

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2005/7/20

 久しぶりにイベントに行ってみました。激震祭。

 目当ては、M14。

 マルイ、相当、気合い入っているのが伺える作品でした。モデルガンを作るつもりで設計開発した、とか。

 ロータリーボルトの再現とかはなかなか。しかし、ホップ調整はマガジンポート前にあるのね。

 後は、先日発売されたばかりのKSCのHK33。いや、剛性がしっかりしていていい銃ですね。実際にゲームに使わないと本当にいいかはわかりませんが。

 イベント全体の詳細については、わがままさんの所で明らかにされるでしょう。

 取り敢えず、目当てはM1ライフルのスリングでした。あったので購入。ついでにM1911のホルスターも購入。

 イベントの趣旨は激安販売ですので、そうコスプレしている連中はいませんでした。一ヶ月間違っていないか、という人はいましたが。

 帰りは浅草でしたので、舟和でくず餅購入。その後、秋葉原(ずっと買い忘れていたコサックス2を買うため)、神保町経由で帰宅。案外、大した距離じゃなかったなあ。17384歩だったし。

 それはともかく、前日、深酒して、起きた時、水、と思って手にして飲んでから、焼酎だったことに気づいた朝(w

 二日酔いに、朝の焼酎は……きつかった……(__;)

2005/7/20

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2005/7/13

 ロンドンのテロは、当初、電源の爆発と報じられていましたが、実際には爆弾テロだったと判明しました。

 電源の爆発の時点では、リアルでネタをかましたか、と思いましたが。

 911の時と違って、マスコミの対応もまだ冷静のようです。まあ、負傷者は多くても、死者が少ないのでおもしろくないんでしょう。

 これにより、一部のテロリスト支援者が、またテロに屈しろと叫ぶでしょう。

 それとも、将来、自分たちも同様のテロ活動を行う予定で、一般市民の無差別大量殺人を禁止されては迷惑だ、ということでしょうか?

 何にせよ、テロに屈しろと言う連中は、今から殴るから一千万円寄越せと言ったら、一千万払ってくれるんでしょうね。だったら、今から殴りに行きますから、一億円ください。無理なら十億でもいいです。せめて百億。話し合いには一切応じません。

 ということになるのですが、自分たちに降り懸かると途端に手のひら返すだろうな。

 また、次は、東京が狙われる! と言い出している三流紙もあるようですが、地震が起きれば次は首都圏だと毎回喚いて不安を煽りたがるのは、早くそうなって欲しいという編集部の妄想の表れでしょう。

 で。

 イギリスは、IRAとの戦いを長くやっているので対テロ活動はアメリカ以上に筋金入り。

2005/7/13

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2005/7/6

 夜逃げしたBOONですが、同じ頃、新しい店が千葉にオープンしました。住所同じ、サイトのドメイン同じ、サイトの中身もほぼ同じ、あまつさえ、「当店はBOONとは何の関係もありません」と書いてあるのに母体は一緒。

 要は名前を変えただけです(笑)

 パーツは卸していただけ、と言いながら、母体は同じアレックスという団体ですから。

 なお、そのサイト、まだ閲覧可能です。機能はしておらず、掲示板も既にアダルト関係の広告書き込み以外無い状態ですが。

 私も最近知ったのですが、掲示板を見て、面白いことを発見しました。

 掲示板の常連は店の人間二人。そして常連らしい人物二人。

 さて。

 この掲示板、ソース確認で書き込み者のホストアドレスが確認できるのですが、この四名のうち、三名が全く同じホストアドレスというのはどういうことでしょう? と言ってみる。

 まあ、店の従業員がそれぞれから書き込めばそうなるのは当然ですし、店員も三人でしたから数も合ってはいます。

 しかし、不思議なことに常連ではない客の問い合わせ書き込みもあるのですが、その書き込みがその三名と全く同じホストアドレスというのはどういうことでしょう? と言ってみる。

 ホストアドレスは、インターネットに接続しているユーザーがその時割り当てられるもので、当然、接続し続けている限りは変わりません。一度、切断して再接続すれば変わりますが、プロバイダによってはどこから接続したかが分かります。特にOCNはホストアドレスに接続した地域がしっかりでます。埼玉(事務所)と千葉(店)で書き込んでいることばればれ。

 客も、その事務所(埼玉)からと店(千葉)からのがありました。

 要するに。その客すらダミー。

 なお、その店が存在していたという時期に、まだBOONは現地で営業していました。

 その後、この店のホームページの存在を知り、かつて詐欺にあった被害者が、

「お金と商品返してください」

 と掲示板に書いたりもしていました。偶然、その頃、そこへ行ってみたことがあります。

「看板と店の入っていた建物だけ」

 が残っていました。

 また、最近、そこを訪れたのですが、看板は撤去され、それどころか更地にすらなっていました。

 今思えば、あれは何だったのか、と。

 ちなみに、私は買い物したことありますが、被害にあってません。発売されたばかりのグリースガン1万で買ったり、とか。

2005/7/6

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