2005年度上半期 |
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2005年下半期分 |
2005/6/29
株の取引に絡む乗っ取りで話題をさらった企業が、今度は無線LAN業界に参入し、他社が月額1500円前後でやっているところ、月額税込み525円と他社が一日つなぎ放題サービスで設定している値段でやるそうです。
今のところ、無線LANアクセスポイントサービスは、アクセスポイントの数が足りないのと、月額が高いので今ひとつ使いにくいのですが。
※価格破壊というなら、Yahoo!BBモバイルは、試験運用中ということで無料ですけれど。何年運用試験を続けているのやら。いつまでも続けえ。
無線LANアクセスポイントサービス業界の価格破壊を促してくれれば、それはそれで結構です。
さて、少し前にミリタリー業界に価格破壊をもたらしたショップがありました。そこは改造電動ガン?モデルガンなどに電動ユニットを仕込むカスタムをやっていて、その中で、注目を浴びたのが、MG34とMG42でした。その頃、大日本技研やショウエイもモデルアップを予定している中、その店は、無可動実銃にユニットを仕込んで298000円という破格の値段でした。
※簡単に言えば、298000円というのは無可動実銃が買えるかどうかです。
これにより、ショウエイはMG42を当初予定より大幅に値下げすることになります。一方、大日本技研は、このまま開発を継続するかどうかを悩み、予約が一定数を超えれば製作ということに方針を変えました。大日本技研の場合、正確にはMG42ではなく、押井守監督の紅い眼鏡などに登場するケルベロスが使用する銃だったので、そのままならともかく、版権料が別途存在し、当然、既に支払っていた状態でした。
結果。予約はほとんど無し。要望の割には誰も手を出さず、思い切り裏切られ、当時のサイトには、大日本技研の嘆きというか恨みが書かれていました。
大日本技研のMG42は、実際にはアルファ工房という冶金屋が手掛けていたのですが、その余波を受け、独自に開発をするはめとなり、結局、開発断念で、ショウエイのMG42に電動ユニットを組み込むという方向になりました。
それだけ、その店はメーカーを翻弄した訳です。
さて、そのショップ。急に第2次世界大戦ジャンルに踏み込んだのですが、その際、埼玉から千葉に移転して店を構えました。しばらく、そこで営業し、通販も行い、イベントなどにも参加していました。
一方で、例のMG42などの注文は完全前金。看板にしていた女性隊員とトラブルを起こして、最終的には潰したという事件、そして商品代金を払わないという噂―というか事実ですが―がありました。
更に、ある時、店からエアガンが一斉に消えたという報告が掲示板に書かれました。その少し前から、店側の書き込みは途絶えています。
同時期にヤフオクに、同ショップの物と思われる商品の大量出品がありました。
そして、店は消えました。無論、MG42を注文した人の元に商品は届くこともなく。
BOON事件。関係者2名の消息は不明。ヤフオクには一時期、情報買いますという人まで現れました。で、この話まだ続きが……。
2005/6/29
2005/6/22
軌道は変えますが、まだ続けます(笑)
M40A1の設計者と、改造拳銃を作成したのは友人同士だそうで。ちなみに、先日、ヤフオクで問題のM40A1が20万で落札されてました(笑)
まあ、たまにMGCのMP40とかも出品されていますが(構造的にはどうあれ、法的には違法)。
そのM40A1は、まだ改造拳銃を別に作らなければならないのですが、コクサイのM29は、リアル派のメーカーだけに、カートリッジに一発一発ガスをチャージして発射するシステムを採用。実にリアルでした。
カートリッジの末端をハンマーで叩いてガスを解放、BB弾を発射する方式。
実銃は、
カートリッジの末端をハンマーで叩いて雷管を発火し弾を発射する方式です。
実にリアルです。すっぽ抜けのシリンダー。実銃そのままのハンマー形状。というか、全て実銃そのまま。強度はともかく、そのまま実弾詰めたら撃てます……orz
コクサイ気付かなかったのか? 後に安全面の改良を施しましたが、結局、消えました。
※改良版は見たことが無い。その後、グリップにガスをチャージするリボルバーシリーズを展開しますが。
そのコクサイは、モデルガンとエアガンの融合を目指していた時期があり、作動面ではろくでもなく、バレルだけが売れた不思議なシリーズを作っていました。ブローバックモデルガンは、火薬の圧力でピストンを動かし、ボルトやスライドを後退させる構造で、その力をエアガンのコッキングに流用しようという画期的なアイデアですが、たかがキャップ火薬一つではたかが知れているし、モデルガンというのは、作動するのはおまけみたいに考えられてるような気がしないでもない物で、まともに動かすには購入者がいろいろと調整しなければならない代物でした。
※特にあるメーカーは、動けば奇跡どころか、動かないのが当たり前とさえ言われていた。その点、MGCは作動することを前提に設計していました。逆にリアルさが若干犠牲にされている場合もありましたが。
その頃は、エアガンの連射化やリアルにカートリッジを吐き出すモデルの要望があった時代だったので、コクサイのそのスーパーウェポンシリーズは、その夢を満たす物として注目を浴びていた訳ですが、やはり、エアコッキングというのに無理があった訳です。で、その頃、
「僕が考えた素晴らしいシステムがあります。これなら、モデルガン派もエアガン派も納得です」
と雑誌(GUNとコンバットマガジンのどっちだったかは忘れました)に投稿したお子様(今では立派なおとなでしょうが)がいました。本人にとっては考え抜いた自慢のシステムだというそれは、
カートリッジに装填された火薬の燃焼ガスで弾を発射するシステム
でした。言うまでもありませんが、本物は、
カートリッジに装填された火薬の燃焼ガスで弾を発射するシステム
です。まんまだ……orz
編集部も、「それは実銃です」と。
要するに採用したのは画期的ではなく、忠告するためだったということになる訳ですが、銃刀法の一般的な話も既に遠い昔(数年でしかない)なのかなあ、と思ったものです。
※某ショップで、店員が電話を受けていて、電動ガンの極悪カスタムの注文だったらしく、
「いやあ、その初速だと実銃になってしまいます」
と苦笑いしていたのを目撃したこともあります。注文している側は、そんな自覚無し。
2005/6/22
2005/6/15
結局、有害図書指定くらいましたね。グランセフトオート。神奈川県だけ(笑
まあ、ポスタルシリーズとか、その世界を本当に実行するのは、ただの異常者ですが。
前回触れましたが、モデルガンに対する規制は厳しく昭和46年規制と昭和52年規制と呼ばれる銃刀法の改正によって、金属は黄色か白に染め、銃口はふさがりました。
※王冠マークをつけろというのもありました。速攻で撤廃されたおかげで、王冠マークの痕跡だけ残るはめにもなりました。
一度は政権を取ったものの能無しぶりをさらして、今や見る影もなく落ちぶれた政党が、まだ元気だった時代の女性議員は、「木の銃も駄目」と国会で、ソビエト様の侵略を少しでも助けようと喚き散らしたこともありました。
アサヒのM40事件があります。独特の発射機構が危険だと無理矢理こじつけて、製造販売が禁止された銃です。コクサイのM29のように、そのまま実弾が発射可能だったのではなく、安全面を考えた独特の発射システムを持ち、カートの頭を叩いてBB弾(特殊な尻尾付き)を発射するのですが、その独特の発射システムを日本テレビは危険だと報道。グアムで改造拳銃を作成して、実弾が発射可能だと報道し、結局、M40は実銃認定を受けてしまい製造及び売買禁止のうえ、回収となりました。
メーカー側は、部品そのものが改造拳銃だと指摘。悪意のある編集をされて言い逃れしているように報道されましたが、実際に、その部品は改造拳銃で、改造拳銃はグアムにおいても法で禁じられていましたから、法律違反を犯してまで捏造報道を行ったことになります。
ちなみに改造拳銃によって生じた死亡事件は非常に古い記憶ですが、3件。一件は撃たれた被害者が一ヶ月後に死亡。一件は撃たれた後に日本刀で斬られて斬殺。一件は改造拳銃の弾を受けて重傷。一件しか該当しないような気がしますが、数字ではそうなっています。
例の事件で、ちらっとマスコミが報道したくらいで、言論の自由が無いと言い出すくらいへたれるのなら、本当に規制が始まったらどうなることやら……
2005/6/15
2005/6/8
とあるサイトが閉鎖されました
※というか、ほとぼりがさめるまで閉鎖を装っていると見ていますが、管理人と犯人の関連は全く無く……ていうか被害妄想?
で、最初はマスコミの偏向報道に恐怖したという話から、現在は「言論の自由が無い」という風に発展しています。
それで思ったのですが、たまに、「日本には言論の自由が無い」と言い出す奴がいますが、そういう連中は、そう言えること自体が、「日本に言論の自由がある」証拠だということには絶対に気づかないようです。秋葉原では自主規制で、その手のポスターが減りました(消えてはいない)が、警察が指導した訳でもなく、あくまで自主規制です。
ということで、何かそう主張する人だけに対する規制でもあったのでしょうか? その手のゲームの制作会社が摘発でもされたんでしょうか?
いや、本当に言論の自由がない中国や、日本海に突き出た半島の付け根の武装集団の土地で、「言論の自由が無い」と主張できると思っているとしたら、問題ありでしょう。その二つに限らず、イラクもフセイン政権時代は、そんな主張していようがいまいが関係なく投獄処刑が日常茶飯事だったわけですし。
まあ、「言論の自由が無い」と主張するのも自由のうちですけれどね。
規制というなら、モデルガン(エアガンではなく)は弾圧に近い扱いで、マスコミも捏造偏向を行って悪のイメージを植え付けたこともありますし、今の非でも無かったりするのですが。
※この話、例のゲームの世界を実践に移した屑の部屋から、大量にエロゲー一千本が発見され、その中には、「陵辱」、「監禁」、「調教」物が含まれていた、と報道された関連なのですが……年間、どれだけの種類が出ているかは知りませんが、一千本となるとここ数年内のほぼ全てのエロゲーを網羅しているわけで、そりゃ含まれるわな、と。
2005/6/8
2005/6/1
1945年8月30日(本当は28日に上陸予定でしたが、台風により二日延期)に富津岬に上陸した2/4の任務は、同地にある砲台の確保でした。
明治14年に東京湾の守りを固めるために砲台の建設が決まり、3年の歳月をかけて建設。
完成したものの特に使用されることもなく、日露戦争の頃には、どうせ使わないんだから、旅順に回せ、いや駄目だ、とすったもんだもあったのも今は昔。
大正時代には旧式化したとかで廃止され、大砲の試射場となりました。
※24センチ列車砲も置いたとか。
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現在の姿 |
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由来を説明した看板 |
結局、使われてはいないものの横須賀海軍基地の接収と東京湾に入る艦船の安全を確実にする念のためとして海兵隊は同地に上陸します。
現在、中の島の砲台跡地には展望台が設けられ、富津岬と東京湾を一望できるようになっています。とはいえ、ここはあくまで軍事施設。各地にある城の跡地もそうですが、完全には消せない名残が見られます。
砲座へ入る入り口の跡でしょうか? | 銃座跡。他にも数カ所に残っています。 |
頂上へあがる中央の道 |
階段の横 |
さて、中の島を後にして、少し公園内を高軌道車(折り畳み自転車)にて走ります。先端の駐車場に車を止めたもので……岬の移動は高軌道車にて実施です。
砲台を降りて戦後、公園になってから作られた橋を渡ります。そこから、堀に沿って進むとそこは林の中を歩く散歩道が設けられています。人通りは少なかったんですが。
そこで、発見しました。
バンカーです。
少し道を外れ、既に浸食され初めてはいたものの元々軍事施設だっただけあり、しっかりとした佇まいのまま現在もその姿をとどめています。
中に入りました。
実際はこうですが。
色々補完すると、こう見えるかもしれません。
更に補完できると戦艦や上陸用舟艇を見ることができます(w
さて、更に高軌道車で林道を走ると、今度は道から離れた場所にこんなのがありました。
他にも、まだあるのかもしれませんが、次の予定地のために、富津岬を後にします。
しかし……まあ、いいか。
帰りに寄ったドイツ村(調査対象その2)です。そこはかとなく、更に先にあるマザー牧場のぱくりのような気が多々する施設ですが……。ソーセージを食って帰りました。ドイツビールを土産に。
なお、ここはドイツの雰囲気を再現しようと努力しており、場内にはムシデンといったドイツの曲が流れていたりしていました。
土産物も、ドイツビールやソーセージにチーズ、バームクーヘンにドイツパン。
そして、落花生、鉄砲漬、ドイツ村まんじゅうなどなど……
落花生、鉄砲漬、まんじゅうのどのあたりがドイツと関係あるのかは定かではありません。ですが、ドイツにはかかせないものなのでしょう。土産物としてあるからには。
大きな謎です。
これらの謎は、やはり、
ドイツビールだけが知っているのかもしれません。
2005/6/1
2005/5/25
1945年8月30日払暁。日本のポツダム宣言受諾に関連して、第4海兵連隊が上陸作戦を開始しました。任務は、横須賀海軍基地と長門の接収。
同時に対岸の富津岬の砲台を制圧するために第2大隊が上陸します。
上陸計画(というか関東制圧作戦)
ということで。
富津岬行ってみました。
先端の展望台から。右の海岸が、上陸地点。
現在は、富津岬公園として、内房では砂浜の始まる場所として有名な場所になっています。人が多かったか、というと……そんなでもなかったのですが。海水浴シーズンでもないし。
こちらは同日イギリス軍が上陸した砲台。東京湾の守りを固めるために建設しましたが、三つ目が難航、完成したのはいいものの関東大震災で水没し、放棄されています。 |
岬の先端には展望台があり、東京湾が一望できます。
そして、8月30日に第4海兵連隊第2大隊(2/4)の上陸。
富津岬に上陸する2/4
現在の上陸地点。
波打ち際から
四輪バギーの走行痕やら、ゴミやら…… |
この上陸作戦に関して、海兵隊は実戦同様の体制で作戦を実施しました。
実際、日本軍の抵抗などを真剣に考慮していたそうです。しかし、日本側の抵抗は一切なく銃弾は一発も発射されませんでした。
※日本では、8月15日が終戦記念日ですが、国際的には9月12日の降伏文書調印まで戦争は継続中でした。
しかし、ここは長年日本軍の要所であったこともあり、現在もその名残を各所で発見しました。
それは……次回。
某所より岬の先端と二つの砲台を望む 中央が、岬先端の展望台
そして、そこにある物は……
いか焼きだけが知っている(嘘
次回に続かせます。
2005/5/25
2005/5/18
季節柄分厚いウール服着て、サバゲーはさすがに厳しいのですが、幸い、多少、高度があるのでいくらかはましでした。
しかし……ゲームやったようなやってないような気も。むしろ、写真撮影がほとんどだったような気もしますが、自分は。
その大会の参加者数は全部で数百人。こうなると両陣営、どこに行っても敵がいる。敵がいるので突破できない。一応、フラッグ戦でしたが、勝敗が付いたゲームはありませんでした。楽しめれば勝敗はどうでもいいんですけどね。サバゲに限らずゲームってものは。
ということで、真実と虚構の入り交じったレポートを後で作ります。
大体、虚構が9割くらいの(w
Read the Joke!!
2005/5/18
2005/5/11
また、イラクで日本人が拉致されたという報道がありました。まだ事件直後のせいか、犯罪組織からの情報も無いようです。あの三馬鹿+二の時は、準備していたように色々と情報が発信されていましたが。脳天気にイラクへ入って、そのまま殺害された脳天気な観光客の時も。
ただ、今回、誘拐されたというのは、警備会社に勤め、現地のアメリカ軍施設などの警備を担当しており、かつては経歴には、普通科連隊から、第一空挺団に入り、退役したとあります。家族とは十年も連絡を取っていないとかで……プロですか?
襲撃を受け、重傷を負ったとも伝えられているので、安否が気遣われるところです。
と書いていて、自衛隊を退役後、フランス外人部隊で20年勤務という報道が。
法的にはフランス人ですよね。そうなると。で、傭兵、と。
ばりばりのプロですね。
2005/5/11
2005/5/4
日本海の向こうにある半島の付け根の武装お笑い集団が、またミサイルを撃ちました。JR西日本の列車事故で、あまり触れられていませんが、あの国もかまってもらいたくてしょうがないようで、核実験をするとか、ブッシュ大統領の悪口など色々喚きながら、ポーカーで言うなら、何の手もできていないのに掛け金を釣り上げて、しかも対戦相手の全員が、そのことを知っているという状況で、アジア二大馬鹿国家足す馬鹿集団の面目躍如と行ったところでしょうか。
まあ、馬鹿は馬鹿なりに扱い間違うと大変ですが。
5月3日は、憲法記念日ですが、日本海の向こう側が喚くせいで憲法改正の声があちこちであがるようになりました。特に護憲を叫んでいる連中が唯一守りたい第9条。第9条以外はどうでもよさそうなのに護憲と言うのも変な話ですが、連中の脳みそは既にどこかに置き忘れているので、その理屈も通るようですが。
ノーベル賞を取った日本が嫌いなくせに日本に住み続ける作家もいる第9条念仏教に言わせると、日本が今まで平和だったのは、この第9条があるからだそうです。ふざけた話です。
周辺諸国に何度も侵略し、略奪と虐殺を繰り返している中国は、現在進行形で様子を伺っています。
その中国が、重要な戦略拠点である日本におおっぴらに手出しできず、反戦を隠れ蓑にしているサヨのプロパガンダ集団?日本を中国の領土にしたいと望んでいる売国連中の期待に添えないのは、自衛隊と海兵隊を中心とした在日アメリカ軍のためなんですから。
2005/5/4
2005/4/27
公園で4歳の子供の頭をハンマーで殴ったがきは、常日頃から、きちがいめいた行動を繰り返していたようで。
大量殺人を狙いながら、行ったのは4歳の子供の頭をハンマーで殴る程度のことしかできない腰抜けだったのは幸いです。
「人の死は怖いし、おもしろい。しかし戦場に行けるわけでもない」
と警察で語ったと伝えられています。戦場に行く方法はあるはずですが、現にそうやって誘拐されたり、首を切られたりしている馬鹿もいる訳ですし。
911やネットで見つけた子供の焼死体を見て以降、おかしくなったとか。
映画フルメタルジャケットにおいて、訓練生の一人ゴマー・パイルことローレンス・プラットは、精神に異常をきたし、訓練教官ハートマン一等軍曹を射殺し、自らも命を絶ちます。この部分、原作ではトイレではなく兵舎のベッドで行われるのですが、このとき、ジョーカーが常軌を逸してガーハイム一等軍曹を射殺したレナード・プラットを、こう評価します。
「私にはわかっている、レナードには、死の武器を統御するだけの気力がないということが」
「30-92小隊の新兵たちはこう証言することだろう-プラット二等兵は士気旺盛ではあったが、我らが愛する海兵隊の一員になり得るだけの資質を持ち合わせない、精神的欠陥者だった、と」フルメタルジャケット(角川文庫)より
結局、このがきは、ゴマー・パイルことレナード・プラットにすら及ばない、必要な代償を払う気もない臆病者だっただけでしょう。そんな臆病者のきちがいに対し、人権を叫ぶ馬鹿な集団が、がきの大してあるとも思えない将来のためにと人権を喚くのでしょう。被害者の人権は、意にも介しないくせに。
※原作では、ハートマン一等軍曹=ガーハイム一等軍曹、ローレンス・プラット=レナード・プラットになっています。
2005/4/27
2005/4/20
最近、日本海の向こうが騒がしいですが。
極東三馬鹿国家と言う主張には反対ですね。一個は国家とはとても呼ばないような代物ですから。
今、騒がしいのは妬日デモを行い、思った以上に暴走してしまったおかげで政府の方も大慌てなのが笑える支那ですが、靖国神社参拝反対、尖閣諸島は我が領土、国連常任理事国加盟反対。
靖国神社参拝反対って、内政干渉なんですが。日本はいつ支那の属国になったんですかね? 歴史的に日本海に突き出た半島の土地と違って、そんなこと、一度もなかったと記憶していますが。
しかし、これに呼応して日本に、
「大人の対応」
とかいっている馬鹿がいますが、日本側は非常に冷静にしています。
ということなので、そのチョウニチ新聞が言う大人の対応ってのは、支那関連の施設や中華料理店などに投石やペットボトルを投げつけ、ガラスに蹴りを入れて割ったり、日本にいる中国の人に暴行を加えろ、ってことなんでしょうか?
※一部始めた奴もいるようですが。
大人の関係を築けとも言っていますが、相手ががきの場合、大人である側はしつけをしなければなりません。多少、ぶん殴ってでもそうしろってことでいいんでしょうか?
謝罪する気は無い。悪いには日本だ。正しい歴史認識をしろ、と言っている親玉同様理解不能な発言です。
おかしな歴史認識を刷り込んでいるのは、どっちなんだか( ´?`)
要するに、道を歩いていて擦れ違ったら、急に、
「ぶつかってきたな。謝れ」
と難癖つける頭の足りない人間を国家レベルでやっているだけ、と。
ところで国際連合の常任理事国って、アメリカ、イギリス、フランス、今は亡きソビエト、そして中華民国で、中華人民無視共和国は入ってなかったはずなんですが。
世の中、不思議なことが多いですね。
2005/4/20
2005/4/13
先日、久しぶりにサバゲに参加しました。
若いっていいですね。
で、終わるのもなんなので。
サバイバルゲームの主力火器は、現在、完全に東京マルイの独壇場になっています。昔は一発一発ケースにBB弾を詰めていたのが、ケースレス化したものの一回一回コッキングしなければならない現状はそのまま。その内、ガスを使ったフルオートが誕生しました。そんな中、模型雑誌の別冊に画期的な連射システムを搭載した銃の制作レポートが。
モーターでピストンを巻き上げて発射するシステムは、MDと名付けられました。
※MG34をフルスクラッチ。モータードライブではなく、めんどい、と制作者は語っていましたが。
それから、しばらくして安価な組み立てモデルガンを発売し、更にモビルフォースガンガルなどのシリーズを展開、また安価ながらも性能に優れたエアガンを発売していた東京マルイが、電動ガンを発表。
いきなり、フランス軍制式ライフルのFA-MASというのもマニアックな選定ですが。
自覚があったのかはともかく、それまで構造上、連射性能と外観の二重背反律に苦労していたM16シリーズも登場。
JACやMGCが外部ソース無しといいながら、結局、外部ソースが無いと使い物にならない(MGCはあってもでしたが)代物。出すと言っていたコクサイのM16は、予約殺到しながら、発売が未定のまま一ヶ月が過ぎ、二ヶ月が過ぎ、一年二年と過ぎて、やっと販売した頃にはマルイのM16があったりと。
それ以前に、コクサイが、わざわざ木製ストックのM16を再現しようとした理由も分かりませんが。
※カスタムとして作られていました。「バーニーよ銃をとれ(トニー・ケンリック著)」という小説にM16の木製ストックの描写がありますが、あながち間違ってはいません、と。間違ったんでしょうが(でも、割とマニアな作家です。
以前以上に扱いは楽になりました。後の悩みは種類。マルイは、完全新作とバリエーション(開発費を安く上げる方法ですね、と皮肉ってみる)を年に一つずつしか出さないので、種類が偏るのが難です。
ということで、今年度発売予定のM14は、遂にというか、やっとというか。
今年、確実に買うアイテム確定です。
2005/4/13
2005/4/6
前回の続き。
情報というのは常に新しい物を入れ、古い物を更新していくものだと思っています。中には問題にするたびに虐殺された人数が膨れあがる虚構の虐殺事件のような例もありますが、そういうのはさておき。
一般的に定説とされているものはどこにでもあります。それが誤りであった時、その定説に固執するか、潔く新たな認識に改めるか。それは人それぞれです。
かつてM1956装備の中にユニバーサルアモポーチがありました。1956年の装備改編で採用されたM14ライフルのマグポーチとして採用されたのですが、1963年にM16ライフルに急遽切り替わったことで、装備の更新が間に合わず引き続き使用が続けられました。
そして1968年にM16の弾倉用に全長を短くした改良型が採用されるのですが、この二つの存在が誤解を生んだのか、全長の長いユニバーサルアモポーチは、1980年代のミリタリー雑誌などでは、「M16用30連マグポーチ」と説明されていました。戦後、僅か十数年でこれです。
※正確にはM14用ではなく汎用の予備弾倉入れ。
実際に30連マガジン(1970年代になってから支給開始)を入れるとユニバーサルアモポーチは全長が短いためにきちんと収まらないのですが。
ジープもフィリピンにあるのは全てフィリピンボディという説もありますが、現地に行った人が現実に最初期型のジープを目撃し、写真に収めています。
それまでの定説を否定してはならないという決まりは本来無いはずで、新たな事実を、前回の話のように、
「おかしい」
で切り捨てるような人もいますし(弁護しますが、その方、全否定まではしていません)。
事実無根ならともかく、証拠があるのなら、それを認識し、情報を更新できるかが重要だと思うのですが。
2005/4/6
2005/3/30
このサイトを作成するに当たって、資料をかき集めています。
思った以上に日本語の資料がないので、洋書が大量にたまり始めていますが、私は英語が苦手です_| ̄|○
ここに限りませんが、資料をどう料理するかは結局作成者次第なのですが、たまに変な概念が紛れ込むことがあります。
誤訳だったり、思いこみが事実を否定したり。なので、資料に関しては最低でも二つ以上の情報をつきあわせるように気をつけています。ただ、水陸両用作戦の作戦計画「712D」と「712H」と二つの資料で微妙に違っていたりすると判断に迷うのですが。
なるべく客観的に判断しなければならないと私は思っていますが、中には絶対こうだと言う人もいます。
DQNかまともかは、間違いを認めた時に素直に謝るか否かだと思うのは、マイクロソフトが運営し、サービスウェアという会社が運用しているコミックサイト「答えてねっと」なんかを見ているとよくわかります。
※リンクは載せませんが、レベルがひじょーに低い相談サイトで、何とかしたいと思っている方々(大半が既に見限ってますが、放置すると害悪を垂れ流しかねないくらいの問題サイトなので)と、人の迷惑顧みない連中が日夜Battleを繰り広げています。調べるのがめんどくさいので質問します、という名言を残して皆を唖然とさせた「かまってババア」とか、意味不明な書き込みをひたすらするじじいとか。眺めていると世の中、亀の甲より年の功が戯れ言だとよくわかります。
話の機動を少し変え。
随分前から、マニアの中には、
「当時の写真を見ても、自分の概念と食い違えば、これは違うと言い張る」
という人間がいると思っていました。と、そう思った時に該当者がいました。
第2次世界大戦における最後の空挺作戦バーシティに参加した第17空挺師団の古参兵(おそらく82師団や101師団のベテラン)が欠陥品であるM1910キャンティーンカバーを改造してベルトに密着させるようにしていました。
この装備、ワイヤーフックでつるすため、水筒などになると腰のあたりで一キロ前後の物体が揺れ動くために非常に動きにくく、負担も大きいとされていました。これを受けて採用から半世紀ほど過ぎて採用したM1956装備ではスライドキーパー方式に変更されるのですが、第2次世界大戦の時点で、既にベルトループをつける改造をした例を当時の写真で見ることができます。
まず、これが前提1。
次に空挺部隊は独自の改良装備を作成し、支給していました。その中にはいろいろと補強がしてあるキャンティーンカバーもあります。
これが前提2。
例え独自の空挺装備であれ、アメリカ軍は使いにくければ使いやすいように改造します。そのため、装備規定などあってないようなもので、マニュアルどおりに装着してる例の方が探しにくいくらいです。
※、ある人が「フックを通す穴は決まっているから、そうしないとならない」と言い張られて困ったと苦笑しながら語ってくれたこともあります。
ですから、例え専用装備であれ、つかいにくければ改造する。その古参兵は、だから、改造したキャンティーンカバーをベルトに通していた。しかし、
「空挺専用カバーがあるのにおかしい」
と言った人がいます。我が耳を疑う、という言葉が実に相応しい瞬間でした。
繰り返しますが、当時の写真です。映画のスチールではありません。つまり、事実が目の前にあるのに自分の思い込みに該当しないから、「おかしい」となったようです。
なので。
どんな情報であれ、裏をとらない限りは信用するな、ということです。
2005/3/30
2005/3/23
古着屋でM1943を買い占めました。
今回の更新のM43は、その4着が入り交じった写真です。程度に差があるので。
しかし、購入したM1943は程度が良い物は既に入らず、あっても襟や袖口が擦り切れているとか、ボタンが欠損しているとか色落ちしているとかで採用から60年経っただけあって、良質な物はまずお目にかかりません。
古着屋にあったM1943も、一般的基準で言えばぼろなんでしょうが、60年前の衣類であり、稀少なアメリカ軍の衣類という点で見ればぼろどころではなかったります。
また、先週の更新で載せたM41も、今、この実物でここまでの代物はまず出て来ません。まあ、程度良すぎてレプリカのような気もしているのですが、一応、ジッパーはオリジナル。ボタンも縫い糸もオリジナルです。
で、こういうジャケットがサープラス店などでは普通に1万超えの値段がつけられているのは、その価値が加算されている訳です(好意的に見れば。要は店がどれだけ利益を得たいかの良心の幅ではあります)。
この店、他にも欲しい物が残ってまして。
また買い占めだなあ、と思う今日この頃。
一番の涙物はM43ライナーですが。3万しますが、ニットがしっかりしている分かる人には悶絶物です。
ということで、M41の写真をメールで送った際の文章。
「悶え死ぬ可能性があるので覚悟のほどを」
マニア的には、井戸に捨てられた女性の怨念パワーによるビデオ以上の破壊力ですから。
或いは死の呪文か。
最近は、ヤフオクなどでも、ミリタリーとしてより、古着で出物があったりする。
それにしても、この古着屋は、マニアに向かって、
「悶え死ねえ」
といっているようなものだたーり。
※見た瞬間、硬直した筆者。
2005/3/23
2005/3/16
イタリア人記者の誤射事件で、一部のマスコミがまた浮かれ騒いでいました。
アメリカ軍の兵士とイタリア人記者の証言が食い違う。
「ライトを浴びせられた途端に銃弾が飛んできた」
ライトを浴びせられたのなら、そこに検問所があったのは確かなようで、
「殺そうとしていた」
だったら、何で生きているんですか?
取り敢えず、このイタリア人記者はテロリストのシンパですから、本人の証言は信頼に値するほどではないと。
警告が無かった→その日は土砂降りだったというのだから、聞こえなかった可能性が高い。
アメリカ軍はエンジンを狙ったとしていますが、事実としてイタリアの情報機関職員が死んでいます。まあ、走行中の車両のエンジンを狙えば普通運転席に弾は飛んでいきますがね。弾は下には逸れず上に逸れる物ですし。
アメリカ軍の反応が過剰だったのは確かかもしれませんが、かつて―22年前の1983年10月にベイルートで発生したBLTビル爆破事件は、走行するトラックに対し、発砲できなかったことが原因で海兵隊員241名が殉職しました。これ以降、アメリカ軍は、
「まずは撃て、それからマスコミのことを考えろ」
が鉄則になっています。その意味では、停止せずに接近してくる車両へ発砲した対応は間違いではないし、相次ぐテロに心理的に追い詰められていたわけでもなく、要するに、
「双方の連絡ミス」
で、全然知らない車両が警告を無視して接近してきたので発砲した、といったところではないかと。どちらの怠慢かはともかく、検問所の兵士にまで連絡が行ってなかったのは確かでしょう。
取り敢えず、
「あんたの解放を快く思わない連中がいる」
というテロリストの言葉を鵜呑みにしているような記者の発言が本当に信用できるかは怪しいところです。
例の三馬鹿+2同様、本当にどうしてこの手の連中ばかり無事なんでしょうね?
と書いてから、動きがありまして、銃撃を受けた車両の写真が公開されました。数百発の銃弾を受けた割には車体に弾痕はほとんど無く、窓ガラスの破損も僅か。女性記者が言うように手ですくい取れるほどの銃弾があるような状態ではありません。
また、イタリア政府は身代金の支払いに後ろめたさがあったためと、アメリカがテロリストに対する資金提供を容認しないのが分かっていたために黙っていたとのこと。
その女性記者の証言も、イタリアの法務相が、
「いいから、お前は黙れ」
といったニュアンスで不快感を示し、イタリアの報道機関も冷静になってきて次第に女性記者の証言の怪しさを報道し始めたようです。これに対して女性記者の話は二転三転……というか、要するにしどろもどろになってきており、同業者からも、
「ジャーナリストを止めろ」
と非難の声もあがっています。
日本のマスコミ的には、終了したネタのようで、女性記者のいかがわしさが報道されることはまずなさそうですが。
2005/3/16
2005/3/9
先日、古着屋を覗く機会がありまして。
軍装品を購入する際は、装備に関してはその手の専門店に行く必要がありますが、服に関しては古着屋でも見かけることが多々あります。
で、その古着屋で見付けたのが。
第2次世界大戦中のアメリカ軍ウールシャツ(しかも、滅多に出て来ないサイズ!!)。最近、品薄になっている以前に、大抵、袖口が擦り切れたりしているM1943フィールドジャケットの極上品!!
しかも、安!!
ウールシャツ2,500円と3,000円なんて、このサイズ、ヤフオクでは下手すると1万とかです。しかも、破れ無し。ほつれ無し。虫食い無し。普通、邪魔なので破り捨てられるガスフラップ完璧!
まじですか( ̄口 ̄;)
M1943も、破れ無し、袖口の擦り切れ無し、タグ付きで、6,000円から8,000円と、この程度なら2万コースです。
まじですか2( ̄口 ̄;)
「サイズとかは大丈夫ですか?」(購入する時の店員の言葉)
いや、サイズ以前に、問答無用で買うしか。
他にアイクジャケット5,000円とか。
まあ、上記のM1943ジャケットのライナー(下に着る防寒着)が32,000円と相場の10倍だったのはご愛敬か。それでも、ニットがへたれてないのが泣きでしたが。
もう一つ。トロピカルユーティリティの上着は、何となく日本のレプリカっぽい。
同じところの某レプリカが、アメリカで「実物」として取引されたのは既に伝説。
まあ、元々、マニアックなショッピングモールですけど。
2005/3/9
2005/3/2
アカデミー賞が発表となり、タイタニックの頃は、見向きもされなかったレオナルド・デュカプリオが主演男優賞にノミネートされ話題となりました。受賞したのはレイ・チャールズの伝記映画でレイを演じたジェイミー・フォックスでしたが。
さて、今年の司会はコメディアンのクリス・ロック。軽快な毒舌が会場を盛り上げていました。
その中の一つで、彼は、
「自由のために世界で戦うアメリカの兵士たちに愛を込めて」
といった瞬間、会場は拍手の渦となりました。かつて……何でしたっけあのひげ面のデブ……思い出せないし、思い出す価値もなさそうな物質なので屑にしましょう―その屑が事実を引っかき回したエンターテイメントえせドキュメンタリー映画で受賞した席で、アメリカを非難してブーイングの嵐を浴びたのとは大違いです。
かつてオリバー・ストーンがアメリカを非難する映画を作成して射界を非難しながら、そのシステムで大もうけするというのを模倣している屑らしく、華氏911も事実を断片的につなぎ合わせて屑の都合のいい事実をでっち上げたことで、裏のラジー賞ではブッシュ大統領が主演男優賞でしたが。
そのオリバー・ストーン。「7月4日に生まれて」で共和党を好戦的な馬鹿として描いていましたが、あんたが非難するベトナム戦争を始めたのは民主党です。残念なことに金儲けは考えられても、そういうことを考えるような頭にはなっていないようです。
あの屑も一緒で。
屑は、民主党を支持しながら、その民主党から、
「お前が応援する候補は落選するから、共和党を応援しろ」
といわれるくらい嫌われているのですが、屑はそこまで頭がよくないので民主党の大会に出かけ、結局、相手にされないまま終わり、結局、ケリー候補は大統領選に敗北しました。
アメリカでは、屑のいうことの正反対を行えばすばらしい結果になると定評で、実はこれ日本の捏造新聞にもいわれていることです。
で、両者揃って、サヨと。
要するにサヨの言い分なんて聞くと身の破滅ということですね。
そもそも、屑とかの主張が本当なら、屑は今頃行方不明になっているはずなんですが、元気に戯れ言を喚き散らしています。
それだけで、屑のような人間が非難する存在で金儲けを企んでいるろくでなしという訳です。
※謝罪します。屑は失礼な言い方でした。屑の方がまだ価値があります。
2005/3/2
2005/2/23
良く日本も空母を持てばいいと言う意見を耳にします。半島の付け根の土地やその奥にある国に媚びている第9条教の信者は侵略兵器だと騒ぐ類の話ですが。
かつて、まともに空母を運用していたのは日本とアメリカだけで、日本が敗れ―それ以前に艦船の大半が海の藻屑でしたが―空母を保有しなくなった現在では、アメリカ海軍が世界で唯一空母を―大量に―する存在ですが、空母の運用には何よりノウハウの積み重ねが大事であることを知る彼らは、他国が空母を保有することには無頓着だそうです。
実際、日本が空母を保有したとして、確かに連合艦隊の実績はありますが、何から何まで一から用意しなくてはならず、他国を侵略しすぎて崩壊したソビエトは建造しただけで終わり、唯我独尊に軍備拡張をしているフランスも新鋭空母の建造も艦載機も苦労している現状から考えて、空母を保有するのは、それこそ言うに易く行うに難しでしょう。
※艦載機派生のF4EJはありますが、そのままでは確か着艦できなかったはず。
確かに日本は、空母の外見を持つおおすみ級を建造しました。空母としては甲板に強度が無いのでVTOLの着艦すらできず、揚陸艦としても機能が不十分と、国産兵器にありがちな中途半端な代物ですが。
一番近道は買うことで、ちょうど、アメリカ軍は練習空母のキティホーク級ジョン・F・ケネディ(CV-67)を年内、一番艦キティホーク(CV-63)を退役させる予定だそうです。まあ、国産に妙にこだわって中途半端な兵器を採用したがる傾向があるので、話があっても乗らないでしょうけれど。
そのキティホーク退役ですが、この空母の母港は横須賀です。現在、アメリカ海軍の空母では、このホークとケネディの―1960年代就航の二隻だけが通常動力型で、後は全て原子力空母です。空母という兵器の性格上、無補給で航行できる原子力推進の方が適していますから。
ミッドウェーの後継に、退役間近だったインディペンデンス、その後継に現在のキティホークと戦略拠点である日本に気遣っていたためと思っているのですが、次は原子力空母しかありませんので、当然、原子力空母の配備になるでしょう。
実のところ、キティホークが決定した頃から、一部では言われていた話ですが、今更になって核アレルギーを示す連中が出て来ました。彼らが言うには空母がいると核爆発が起きるそうで。なんだか意味不明というか、無知のくせに一生懸命語ろうとするのが哀れです。
もっとも、核アレルギーを示している連中が基準にしているのは、彼らが羨む中国や、かつての憧れの国家だったソビエトなので当然かもしれませんが。
アメリカがそんな船を造れば大問題になるのは、彼らにとって信じたくない事実なんでしょう。かつて核兵器反対の集会では、中国やソビエトの核も非難しようとした人間を壇上から引きずり下ろし、捏造大好きな新聞によれば、「中国の核はきれいだ」だそうで(嘲笑)。
通常型が全て無くなるのに通常型にしろというなら、揚陸艦のワスプ級やタラワ級はどうですかね。連中の心のふるさと、半島の付け根にある土地の連中はおもしろくないでしょうが、通常型ですよ。
2005/2/23
2005/2/16
今回の更新で、追加したM1ライフルは、当然、初ではありません。順番的には10番目辺りになります。
※12か13番目かもしれませんが。現在がM16ですから。
これまでは採用年が、そのまま名称になっていました。
例:1903年採用=M1903小銃
しかし、同年採用の兵器を混同するために名称をずらして採用するなどしていたこともあり、1930年の改正で、兵器ごとに1番から順番を割り振ることとします。
もっとも、既に採用されていた兵器の名称は、そのままにされました―そうではない兵器もM1921重機関銃(1920年採用)→M1重機関銃もあれば、1926年に開発計画が始まり、結局、M3戦車とM4戦車の開発が優先されたことで中断された重戦車は1945年にT26として採用。また1943年に採用されたフィールドジャケットはM1943と全然徹底していないのでややこしいのですが。
さて、年数ではなく順番にしたことで合理化したアメリカ軍ですが、全部を一気にやったために、大量の同ナンバー兵器が誕生しました。中でも、M1です。
M1中戦車 M1軽戦車 M1ハーフトラック
まあ、この辺は訓練と演習にしか使いませんでしたが、実際に使用しただけで、
M1ライフル M1カービン M1サブマシンガン M1対空砲 M1榴弾砲 M1対戦車砲 M1ヘルメット M1重機関銃 M1バズーカ
つまり、
「M1を揃えてくれ」
というとライフルだったのに、対戦車砲が揃っている可能性……はないですね。さすがに。
2005/2/16
2005/2/9
イラクの選挙も、一部の連中が期待していたような大きな混乱も無く無事に終わりました。
一部では、スンニ派が参加しなかったなどと言って、失敗だと何とか思いこもうと努力しているようですけれど。スンニ派がボイコットといっても、スンニ派の選挙参加は40%と半数近くが結局は参加している訳です(半数以上が参加しなかったとも言えますが)。
※少数勢力の意見を尊重しろ、と良く喚く政党が日本にありますね。どちらも少数の絶滅寸前、意見らしい意見もない電波集団ですが。
選挙に対し、ボイコットを呼びかけていたザルカウィというのもいますが、奴はそもそもイラクの人間ではなく、ヨルダンの人間なんで、喚いたところで真に受けるのもそうはいません。
懸念と言うより、一部のマスコミが期待していたような大規模な妨害も無く、イラクの人々は、自分たちのために選挙に参加しました。当初の数字はともかく選挙そのものは成功した訳です。
テロリストシンパのサヨ連中には、またもや都合の悪い出来事になってしまった訳です。
そういえば、でたらめ報道局のアルジャジーラも資金難で買収されるとか。
まだイラク情勢は予断を許さないでしょうが、既に思うようにことが運ばないので、注目してくれ、とだだをこねているザルカウィや、人形を人質に取って撤退をわめく武装集団がいるなど、報道されているのとは正反対にテロリスト連中は追い詰められているようです。
「イラク内乱必至」
とタイトルをつけている新聞もありました。素直に書けばいいのに、
「イラク内乱希望」
イラク人には平和なんか勿体ないから、内乱で殺しあって俺たちマスコミの報道のネタを提供してくれと言うことなんでしょう。屑ですね。
2005/2/9
2005/2/2
朝日新聞の捏造体質が、またもや再燃しているこの頃です。今回の件といい、KY問題と言い、事件が無ければ自ら作る体勢はまともなならできないすばらしさです。
※社員と販売所職員の犯罪行為は日常茶飯事。そういえば、長野の幼女誘拐殺人犯も、朝日新聞販売所勤務歴がありました。しかし、テロ朝もテロ豚Sも誹謗中傷番組を平然と流してましたが、事実を伝える気ももはや無いようです。
そんな訳で。
戦争報道写真には、捏造が噂される物が幾つかあります。そして、その幾つかは事実です。
例えばイタリア戦線の激戦を撮影したニュース映像は、
「何で同じ戦線にいるのに、こんな迫力ある映像が撮れないんだ!?」
と、とあるカメラマンが叱責されたくらいの代物でしたが、実は一人のカメラマンが、休暇中の歩兵中隊を借りて後方で撮影した映画でした。
これらの疑惑の中でも、そのできばえ故に嫉妬され、やらせと誹謗中傷とされるのが、このサイトの背景にも使っている「擂り鉢山の星条旗」。
1945年2月00日、ローゼンソールによって撮影されたこの写真は、空前絶後の写真として第2次世界大戦の最高傑作となりました。
しかし、この旗が実際には二枚目であることや、撮影後にローゼンソールが、「ポーズをつけさせた」と発言したこと、更にはこれが一番の理由ですが、嫉妬から、「捏造疑惑」が囁かれるようになりました。
入念なリハーサルが行われたともありますが、実際には一枚目を回収する所と二枚目を掲揚する所が同時に写っている写真もあるので、そんな余裕はありません。
また、写真は、現像されるまで撮影者ですら、何が写っているか分かりません。そして、ローゼンソール氏が、この写真を見たのはインタビューより後の事で、その時点では、この撮影後に撮った集合写真のことを訊かれていると思っていたそうです。
それに、やらせなら、逆にここまで素晴らしいできにはなりません。映画「硫黄島の砂」では、ラストで同じシーンを再現しようとして失敗していますし。
同時に撮影されたムービーの映像と合致することや、「報道写真」としては全く駄目なことからも、やらせではありえないでしょう。
※報道写真なら、もっと6人の顔をはっきり写したはずでが、この写真はジョン・ブラッドレー海軍衛生下士官(海兵隊の衛生兵は海軍の所属)が辛うじて、顔が写っているだけで、誰が誰だか判別できないどころか、6人いるということすら、良く見ないと分かりません。このため、写真の本人確認に手間取っている間に三人が戦死したこともあって一人が誤認され、ようやく正確なことが判明するのは1950年になってからのことです。
でも、実は、「摺鉢山の星条旗」のやらせ写真は存在します。それがこれ。
他でもない。一番目の擦鉢山の星条旗です。
ついでに言いますと、参考資料にも載せている光人社の「硫黄島」の写真は、ローゼンソール氏のものではなく、同時に撮影されたムービーから切り取ったらしくポーズが違っています。
2005/2/2
2005/1/26
弾道ミサイルに対する迎撃権限が、途中過程を飛ばし、防衛庁長官が首相の了解を得た上で現場指揮官に命令することが可能となるそうです。条件によっては直接迎撃も可能。
それまでは安保会議や閣議決定が必要と、悠長な代物でしたが。
まあ、その弾道ミサイルを撃つ可能性が高いのは、半島の付け根の土地に住んでいる連中ですが、その弾道ミサイルも、液体燃料ミサイルなので、発射前に燃料を入れないとならない。
防空壕から外に→燃料注入→発射
と単純にこういう―早く攻撃してね。お、ね、が、い、という作業が必要なので、時間的な余裕はある訳です。
迎撃するのは、湾岸戦争で名をはせたペイトリオッツ対空ミサイルですが、実際の成績は大したことがなく、その辺りは早急に何とかしたいと長年やって物になっていない状態ではありますが、何だったら、発射前に空爆で吹き飛ばすのも選択肢ではありだろう、と。
この件も含めて、自衛隊に関しては諸事情(馬鹿の電波が主)で制約が厳しいか、曖昧なまま今まで来ていて、それを世界的にも普通の状態にしようと言うのが最近の動きです。
他にも武器輸出に関する規制を緩めるようです。
まあ、輸出されるだろう国産兵器の大半が、「役立たず」というのはともかく、コストを下げる面では有効でしょうし、実のところ、
「戦車や戦闘機みたいな物を揃えるのは意欲的だが、本来、必要な弾薬類の調達には不熱心」
というのも解消されるかもしれません。
ただ、日本の兵器を買うのは、よほど、物好きで金持ち、或いは日本製の幻想に惑わされるような国しかないでしょうが。
例えば64式小銃。戦後初の国産小銃ですが、優秀だと言われながら、実は部品が抜け落ちるのでテープで留めておかないとならない、とか、20発以上撃てない(元自衛官の発言です)とか、兵器としてはかなりろくでもない代物です。
海兵隊が、「我がライフルこそ、我が親友。それは我が命」と海兵隊信条で語るに限らず、本来、最も重要な兵科である「歩兵」が最も信頼しなければならず、またその意味では最も重要な兵器ですら、この体たらくです。
自衛隊の使用する兵器に対する評価―というより批判は髪型がとても印象的な軍事評論家江畑謙介氏が再三その著書で指摘していることです。
普段、見ている掲示板(あまり、軍事とは関係ないところ)で、「日本の優秀な兵器が……」と書かれていたりするのですが、現状では規則だけが存在するという状況にしかならないだろう、と。
本来、活動するために必要な法律も兵器もない。それが世界的に見ても異常なので、それを正常な状況にしようというのが最近の動きな訳です。
※自衛隊自体の規則も、おかしな物が多数あって警備の兵士が、異常を察知して封印(それ自体、おかしな代物です)を破ったら、罰を受けたという話もあります。その規則に従うと、歩哨は黙って殺されるしかない訳です。
2005/1/26
2005/1/19
今年はアメリカ軍(陸軍、海軍、海兵隊)が誕生してから、230周年になります。
指導者となったのは、かつてイギリス軍で鍛え上げられた植民地軍の人々で、彼らはそのイギリス軍仕込みの能力を持って……イギリス軍にこてんぱんにやられました(笑)
独立戦争を描いた映画「PATRIOT」で、主演のメル・ギブソンが、
「ゲイツは馬鹿だ」
と罵るのは無理も無いくらい大陸軍は負け続けます。
|
そのゲイツ将軍。開戦当初はバーゴイン将軍を降伏させるなど頑張ったのですが、次第にぼろが出ました。 |
一方で、イギリス軍は勝って勝って勝ち続けた結果、次第に窮地に追い込まれていきます。
……あれ?
大陸軍の将軍たちは、次第にぼろが出て来ましたが、それはイギリス軍も同じで、初期の主力部隊を率いたバーゴインはサラトガに追い詰められ降伏。クリントンは本国に何とかしろといいながら、聞き分けて貰えず、映画「PATRIOT」の悪役コーンウォリス将軍は頑張った方なのですが、ヨークタウンに追い詰められ降伏。
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バーゴイン将軍
ゲイツ将軍により、打ち破られて降伏。 |
コーンウォリス将軍 |
さて、ほとんど負けて、最後に勝ったRevolutionWar(革命戦争:和名は独立戦争)は、実のところ、植民地に駐留するイギリス軍を追い出すための戦いでもありました。
そもそも、独立運動の起源がそういうことですから、独立当初、ワシントンを中心とした軍事政権を立ち上げようという動きが、担ぎ上げられようとしたワシントン本人が拒否したこともあって、あっさりと挫折。言い出した連中も、まあいいかで終わってしまったこともあります。
このためか、アメリカは建国からしばらく、軍の増強には全く関心がなかった時代が続きます。一番の理由は、金が無いからですが。
実のところ、植民地としてはイギリス国王に忠誠は誓うけれど、いちいち細かいことまで口を出すなと言うのが独立運動の発端でもあり、こうした独立運動を盛り上げたイギリス軍の増援を招いたのが、有名な「ボストン茶会事件」。
このボストン茶会事件の茶箱が230年ぶりにボストンに帰るそうです。15歳の少年が海から引き揚げ、その後、各地を転々としていたそうです。現存する茶箱は他にワシントンの博物館にある一箱があるだけだとか。
2006年まで銀行で展示された後に市内の博物館が管理する予定。
で、ボストン茶会事件って、
「インディアンの紛争をした植民地の人が、茶会でボストン湾の海水で淹れた紅茶をイギリス人に出したことが切っ掛けで淹れ方が間違っているとイギリス人が怒りだし、対立が深刻になって、独立戦争に発展した」
でいいんでしたっけ?
2005/1/19
2005/1/12
インド洋で発生した地震は、その大きさよりも津波によって沿岸部へ大きな被害を与えました。
この地震災害(というより、津波の被害か)で実は年明けから頑張って人殺しをしているイラクのテロリストの動きがすっかり無視されているのは良いことです。
現地は観光地と言うこともあって、多くの外国人観光客が被害に遭い、日本人も多くの方が犠牲になられました。
現地の要請で、洋上を航海中だった自衛隊の駆逐艦きりしまが、帰還中だったにもかかわらず、急遽、派遣され、ついで自衛隊の先遣隊も派遣されました。
そして、アメリカは、さすがにこの手の対処に優れているだけあって、ニミッツ級原子力空母エイブラハム・リンカーンを軸とした空母艦隊を派遣し、対潜哨戒ヘリSH-60の装備を取り払って、援助物資の輸送ヘリとして活動を開始しています。
また、海兵隊(今回は、沖縄の第3海兵師団が動いているようです)も派遣されました。実は海兵隊は災害救助活動を以前から行っており、1990年にはフィリピンの火山噴火やバングラディシュの台風被害に対し、救援活動を行っています。
空軍も支援物資の搬送を開始しており、動員したのは13,000人。
で、アメリカが主体となって災害援助の要請を各国に出すと、日本、オーストラリアとインドに加えて、カナダとオランダもあっという間に賛同しています。
結局、アメリカは支援国がまとまってから、国連にそれを引き継がせましたが、余計なことしかできない国連も折角チャンスを貰ったんだから、うまく活用しろよ、と。
しかし、これってイラクと同じ状況ですね。いつも反対している奴らには、是非、信念を貫いて反対してもらいたいものです。
で、何かと仰がれる中国は、支援が日本の僅か10分の1足らず。更に「北朝鮮ですら、支援した」と言いながら、その国家をあげて援助した額は日本円にして1,650万円。F1レーサーのシューマッハは、「個人で10億円」、大リーガー松井秀喜は「個人で5000万円」ですけどね( ̄ー ̄)
あの国のことだから、無い金を無いところからかき集めたんだろう。自分の国の民衆を飢え死にさせるのには熱心ですから。
2005/1/12
2005/1/5
年が明けました。本年は、第2次世界大戦が終結して60周年であり、アメリカ海兵隊、アメリカ陸軍、アメリカ海軍が創設されて230周年となります。
アメリカ建国は229周年ということですが、年始早々、テロ朝が、全てはアメリカの陰謀だという日頃から電波飛ばしている連中を読んで電波番組を流していましたが、そうですね。アメリカの陰謀だから、やはり、アメリカの陰謀で作られた日本国憲法を早急に改正する必要がありますね(笑)。
出演者の一人など、スパイ活動が自由に行える日本は素晴らしいと……馬鹿?
何かと陰謀説が流れる帝銀事件と下山事件ですが。前者はともかく、後者は「自殺」だろうと思っています。言動からありえないと言いますが、自殺する人の行動はそういうもので、遺書を残す方が少ない訳ですから。
ともかく、この手の連中の馬鹿なところは、言動からして矛盾していること。アメリカの原子力潜水艦が入港するのを反対と叫んだ連中が、同じ頃に領海侵犯をしていた中国の原子力潜水艦に対しては抗議していませんし。イラクで戦うアメリカ軍は非難しますが、チベットで虐殺を繰り返す中国やスーダンの虐殺には見向きもしませんし。
何より、身近でガス田開発、原子力潜水艦の領海侵犯を行い、靖国神社参拝、教科書採択で内政干渉を行う中国に対して、何も言わない。そんなだから、中国から金貰って妬米活動をしていると揶揄されるんだぞ、と。
日本が侵略を受けない―尖閣諸島などで思い切り、侵略されていますが―のは憲法第9条があるからではなく、自衛隊と日本に駐留するアメリカ軍(主力は海兵隊)のおかげなんですが、まあ、連中、中国が侵略したら、大喜びで大虐殺に荷担するでしょうけれど。で、最後に収容所送りにされるか、処刑される、と。やっぱり……馬鹿?
新年早々、学歴は必要か? という討論も別な局でやっていましたが、出演者が喚きあっているテレビ局は、そもそも、「大卒」でないと入れないんじゃなかったかね?
新年早々、毒づきましたが、昨年は自然災害が頻発して多くの人が亡くなりました。そんな訳で、昨年を表す字が、「災」。
今年は、良い年になるように。
まあ、今年もサヨには都合が悪い出来事が多発するでしょうが( ´ー`)
2005/1/5