HISTORICAL
Shooting was carried out in the interval of the insect collecting. |
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TONEGAWA RIVERBED,IBARAKI Japan.(Jun 4,2006)-野外活動には様々な利点を見出すことができる。2006年6月4日、利根川河川敷において実施された定例のSchwarz!による訓練にもそれは生かされている。
訓練が実施されたのは、2006年3月18日に撮影会を行った場所だったが、しかし、僅か三ヶ月の間に風景は様変わりしていた。
「道が消えていた」とSchwarz!隊長ヒューゲル大佐は言った。「3月には野焼きが行われた直後で車が奥まで入れた。しかし、今、それは不可能だ」
以前より存在していた二つのルートは健在だったが、通常の車両による侵入は不可能だった。そのため、侵入可能な車両の到着を持って荷物の運搬を行わなければならなかった。この判断は正しかった。しばらくして河原へ抜けようと、無謀にも侵入してきた(しかも車高を落とした)車両は危うくスタックするところであった。
全員が間もなく集結し、すぐさま訓練は始められた。
一通りの訓練を終えた後に、前回実施できなかった分の撮影が行われた。
「前回はガランドのクリップの跳ぶシーンを撮影できなかった」とシュミット曹長。
また、KSCから発売されたM1911A1の実射テストも行われ、数々の問題が明らかとなった。弾道は問題ないが、やはり、作動面においては信頼性に欠けることが判明した。
休息の後、訓練は再開される。再度、儀仗等の訓練を行った後に、野外演習が実施されることとなった。
三ヶ月前とは一変した地形だが、逆にそれは好都合だった。ヒューゲル大佐の命令により、隊員たちは茂みへと突入する。
木に潜むクワガタの捜索は、実戦において偽装した敵を発見する目を養う。
また木に登る狙撃手の訓練も、木の上方に潜むクワガタの捜索と合わせて実施された。
Schwarz!は定期的な訓練を今後も行い続ける。
Photos included with story:
Caption: 最後の一発と共に排出されるクリップ。この後に続く銃がいなかった独特の機構は、様々な伝説を産んだ。 Photo by:Schmidt |
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Caption: 海兵隊型ミュゼットパックを背負い、三ヶ月で身を隠すほどに成長した草が生い茂るフィールドを歩く。野外演習においては、クワガタを求めて実際に茂みや藪の中へと隊員たちは突入していった。 Photo by:Schmidt |
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Caption: 海兵隊型ミュゼットパックを背負い、三ヶ月で身を隠すほどに成長した草が生い茂るフィールドを歩く。野外演習においては、クワガタを求めて実際に茂みや藪の中へと隊員たちは突入していった。 Photo by:Schmidt |
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Caption: クワガタの捜索を行う隊員たち。クワガタの潜む木を見極め、また、そこからクワガタを見つけ出すことにより、実戦において偽装して潜む敵の位置を把握するための訓練を兼ねている。 Photo by:Cpl. Kease. |
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Caption: 樹上のクワガタ捜索のためにルドルフ一等兵が木に登り、ヒューゲル大佐とバッテンベルグ中佐がそれを見守る。狙撃手の訓練を兼ねた、この訓練もまたクワガタ採集と並行して行われた。 Photo by:Cpl. Kease. |
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Caption: クワガタ採集の後、捕虜を連行する訓練を行う隊員たち。リネアクトにおいて、捕虜になることもまた必要な訓練であり、同時に捕虜を取ったときの扱いも必要な訓練である。 Photo by:Cpl. Kease. |
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