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PARA-MARINE(海兵隊空挺部隊)

海兵空挺部隊指揮官

第1空挺連隊

 ロバート・H・ウィリアムズ中佐 1943年4月1日
 リチャード・ファーガン少佐 1944年1月16日-2月29日

第1空挺大隊

 マーセラス・J・ハワード大尉 1941年8月15日
 ロバート・H・ウィリアムズ少佐 1941年10月2日(負傷)
 チャールズ・A・ミラー少佐 1942年8月8日
 ハリー・L・トーガソン大尉 1942年9月18日
 ブローク・H・ハッチ少佐 1943年4月1日
 ロバート・C・マクドノー少佐 1943年4月28日
 リチャード・ファーガン少佐 1943年5月10日
 ロバート・C・マクドノー少佐 1944年1月11日-2月29日

第2空挺大隊

 チャールズ・E・シェパードJr.少佐 1941年10月1日
 リチャード・W・ヘイワード中佐 1942年5月5日
 ヴィクター・H・クルラク中佐 1943年4月1日
 ワーナー・T・ビッガー少佐 1943年11月8日-1944年2月29日

第3空挺大隊

 ロバート・Tヴァンス少佐 1942年9月16日(負傷)
 ハリー・L・トーガソン少佐 1943年12月10日-1944年2月29日

第4空挺大隊

 マーセラス・J・ハワード中佐 1943年7月1日
 トム・M・トロッティ少佐 1943年10月1日-1944年2月29日

レイダー・空挺大隊

 メリット・A・エドソン中佐 1942年9月3日-17日

 エドソン中佐は第1強襲大隊長兼任-というより、ガダルカナルで一時的に空挺大隊を指揮下に置いたためで、この部隊がガダルカナルの雌雄を決したムカデ高地(血塗れの丘)で川口支隊と死闘を繰り広げた。

臨時空挺大隊

 ジョージ・R・スターリングス少佐 1943年12月5日-10日

空挺大隊の編成

 司令部の1940年5月に作成された海兵パラシュート部隊計画においては、一個歩兵大隊を基礎とし、これを曲射砲、対空砲そして対戦車兵器を装備した小隊で増強するとされていました。

 同年10月には司令官は、各連隊が一個大隊を空挺部隊として訓練し、内一個中隊が常に空挺作戦を実行可能な状態にすると決定しました。

 当初見積もりでは、750名の降下兵が必要とされましたが、次第に数が増え、慢性的に人員不足の戦闘部隊の2倍に達すると、そのアイデアは放棄され、すぐに専門部隊の編成が決定されました。

1942年3月(計画時)

将校24名、下士官兵508名

 一個大隊は司令部部隊と三個歩兵中隊により構成。

一個中隊は三個小隊と武器小隊(60mm迫撃砲と三丁の軽機関銃を装備)

一個小隊は三個分隊(10名:小銃兵6人、BAR射手2人、トムソンサブマシンガン2名)。

※通常のライフル分隊は9名で構成。

 大隊は、24人の将校と508人の下士官兵で構成

※通常の歩兵大隊は34人の将校と832人の下士官兵

 本来、歩兵大隊には重火器中隊を含みますが、空挺部隊は歩兵大隊のみ。このため大口径迫撃砲、M1917水冷式機関銃(空冷式のM1919と違い長時間の射撃が可能)、そして対戦車砲が無く、代わりに自動火器の比率を高めて火力を補う形式を取っています。

  1942年一部改訂後
  各ライフル小隊に60mm迫撃砲1門
  機関銃を省いた武器小隊
  各分隊にジョンソン軽機関銃3挺
  各ライフルマンはレイジングブルサブマシンガンを装備
  ※結果として、ジョンソンもレイジングブルも信頼性に乏しい兵器であることが判明しますが、理屈では膨大な火力を空挺分隊に与えると考えられました。

1943年改訂後

  1943年の改訂で空挺連隊の創設が決定。これにより、第1空挺連隊が第1、第2、第3各空挺大隊を統合して誕生。

 一個連隊は三個大隊に司令部中隊及び武器中隊

 武器中隊は将校7名、下士官兵172名からなり、81mm迫撃砲4門、M1917及びM1919軽機関銃合計12挺、M2-50口径重機関銃2挺、バズーカ砲2門、擲弾発射器(ライフル先端に取り付ける物)が8個を装備

 大隊は将校23-24名、下士官兵508-568名

 また大隊の強化に33名からなる破壊小隊が編成される場合もありますが、その判断は連隊司令部中隊にゆだねられています。

 1942年の時点で、I-MACは、武器中隊の再編成をライフル中隊同様に行うように指示が出されたことにより、更に将校3名と下士官兵87名が増強されます(しばしば無断で実行していましたが)。

 1943年の編成では、ライフル分隊は11名となり、ジョンソン軽機関銃3挺、ジョンソンライフル3挺、レイジングブルサブマシンガン5挺からなります。

 これ以外に非公式に、空挺連隊は、分隊長の率いる3名からなる三つの火力チームを編成しています。

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