ガルヴァニック作戦(ギルバート諸島タラワ環礁攻略)11月20日-11月27日
タラワ
ガダルカナルで勝利を収めた連合軍は、反撃の足がかりとなる作戦を計画し始めました。
幾つかの紆余曲折(マッカーサーの我が儘とか、マッカーサーの我が儘など)を経て、幾つかの候補地が立ち上っては消え、最終的に南太平洋に突出したギルバート環礁及びクウェゼリン環礁の二つが攻略目標に決定しました。
ギルバート環礁は日本軍の1,000m級滑走路があるために制空権確保と同時に南太平洋の後背を突かれる可能性があるためにどうしても攻略が必要でした。
既に1942年に海兵隊の第2レイダースがマキンに対する攻撃を実施していますが、今回の目標はそのマキン島と滑走路のあるベティオ島と定められます。
この作戦は、初の攻勢であると同時に海兵隊が長年研究してきた水陸両用作戦による敵前上陸を始めて行う場でもありました。