熟年夫婦の 東海道五十三次 テクテク日記 |
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熟年夫婦が推薦する東海道五十三次テクテク旅
なんでも BEST 3 その3 |
○ 松並木
○ 一里塚
○ 資料館 |
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6、旧東海道を行く旅人を風雨や陽ざしから守った「松並木」ベストスリー
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○ 松並木 |
道行く旅人に、夏は木陰として、冬は風雨が直接あたるのを防ぐため、街道沿いに、並木が植えられた。また、並木は、そこに街道があることを示す目印でもあった。街道の左右両側に、松、杉、欅、檜などが植えられ、いまも各地に美しい並木が残っている。 |
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「御油の松並木」
御油の松並木は、樹齢300年以上の松が50本以上、さらに、昭和50年に補樹した200本以上と合わせ、全部で270本が、およそ600mにわたって続いている。
一番美しい松並木といわれている。
また、御油宿には、御油松並木資料館がある。
(まさに江戸気分。ゆっくり歩き、ゆっくり写真を撮った。 2007・4・1) |
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「舞坂松並木」
浜松宿から舞坂宿に向かい、舞坂宿の手前に立派な松が330本ほど。松並木は、700mほど続き、松並木の終わりには休憩できる緑地がある。旅人にとってうれしい。
(立派な松並木。期待していなかったせいもあり、一つ得したテクテク旅だった。2007・3・30) |
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「藤川松並木」
藤川宿から岡崎宿に向かう。「吉良道道標」の角で、右に行くと、立派な松並木が続く。
他の松並木に比べ、交通量が少なく松並木を歩く写真を撮るには、絶好の場所。
(江戸時代は、年10万人が往来した街道… 2007・10・13) |
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≪参考≫
箱根宿の杉並木
小田原宿を出て、箱根東坂を登りきり、権現坂を下ると、杉並木となる。杉並木は、箱根宿の手前、芦ノ湖沿いに二か所、宿の向こうに一か所ある。樹齢350年の杉が400本以上あり、30mの高さでそびえているという。
(「下にー、下にー、」と、大名行列が来る気がした。2006・12・23) |
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7、旅人の行程の目安で、木陰で一休みできる「一里塚」ベストスリー
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○ 一里塚 |
日本橋を起点にして、一里(3.927Km)ごとに街道の両側に塚を築いた。塚は方形で五間(約9m)四方あり、榎、松、杉などが植えられた。旅人は、旅の行程の目安にし、その木陰で休憩した。また、人馬料金の目安にもされた。 |
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「阿野一里塚」
(知立宿~鳴海宿)
知立宿を出て、国道一号線と分かれたり、合流したりしながら鳴海宿に向かう。境橋を渡ると、国の史跡に指定されている「阿野一里塚」。道の両側の塚がほぼ往時のままという。
子供たちが草取りや清掃をしていた。声をかけ写真を撮る。
(子供たちの一生懸命さがうれしかった。2007・5・13) |
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「岩淵一里塚」
(吉原宿~蒲原宿)
吉原宿を出て、富士川を渡ると、間の宿「岩淵」。昔の面影を残す家並みが続き、右に折れる角、街道の両側にエノキの大木が聳えている。富士がよく見え、一休みした。
(「江戸時代の旅人もきっと富士を仰ぎながらひとやすみしたんだろうね。」 2007・1・15) |
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「来迎寺一里塚」
(岡崎宿~知立宿)
街道を歩いていて、道の両側に大木が見えると、うれしい。「来迎寺一里塚」は、直径約11m、高さ約3mの大きな塚の上に松がある。両塚とも残っているのがうれしい。
(一里ごとに築いた里程標、出会うとほっとして、元気をもらってまた歩く。2007・5・12)
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8、東海道がよくわかる、ぜひ見ておきたい「資料館」ベストスリー
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二川宿「二川宿本陣資料館」
文化四年(1807年)から本陣職を務めた馬場家の建物を整備し「本陣資料館」として、また、隣接している江戸時代の旅籠「清明屋」も改修、復元し、公開している。当時の二川宿の全容や東海道の旅の様子を学ぶことができる。
(この資料館ひとつで、東海道の旅と宿場が理解できる東海道一の資料館。2007・3・31) |
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新居宿「新居関所史料館」
「新居関所」
現存する「新居関所」の建物は、安政二年(1855年)に建築されたもので、全国で唯一現存する関所建物。「史料館」は、古文書や武具などの歴史資料が展示されている。また、ボランティアの説明が素晴らしい。
(ボランティアの内容の濃い説明に、2度見学した。勉強になった。2007・3・313)
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鳴海宿「有松鳴海絞会館」
有松絞は、四百年近い歴史を持つ木綿絞りの伝統工芸。すべて手づくりで、同じ柄を絞っても、職人の力加減で微妙な差が生まれ、その風合いが魅力となっているという。絞り技法の実演を見ることができ、浴衣や小物などの絞り製品を販売している。
(絞りの実演は素晴らしい。実演を見て、少し会話を交わし、小物を買った。2007・5・13)
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