続・江戸文化歴史検定Ⅲ 
 
 
目次 
2022.10.16 血洗島散策―獏塾友の会―   
2022.7.18 国立公文書館「江戸城の事件簿」  
2022.3.3 江戸東京博物館長期休館へ  
2021.11.23 河鍋暁斎・躍動する絵本(太田記念美術館特別展) 
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血洗島散策-獏塾友の会- 
JR深谷駅-(コミュニティバス「くるりん」)→尾高惇忠生家→鹿島神社→青淵由来跡→渋沢栄一生誕地(なかんち)隣「麺屋忠兵衛」にて昼食→なかんち見学→諏訪神社→渋沢栄一記念館見学・アンドロイド講義-(コミュニティバス)→JR深谷駅
 
 深谷駅集合。H8に新しくなった駅はレンガ造りに見えますが、構造上の都合からレンガ風タイルなのだそうです 深谷駅2Fブリッジから見える駅前広場の渋沢栄一の銅像は膝に書物を広げています。論語?  コミュニティバス「くるりん」で渋沢家や栄一の親戚にして師である尾高惇忠の史跡をめぐります  下手計(しもてばか)で下車し、まず尾高家の墓地へ。左手前が惇忠の墓。ガイドは獏塾塾長のバクさん 尾高惇忠生家。この家の2階に、栄一、喜作らが高崎城乗っ取りと異人殺戮の謀議をした部屋があります
藍製造もしていた尾高家。惇忠の号は「藍香」。実際の藍の葉と、丁度咲いていた花が見られました。発酵前の葉はいい香り。 明治期に作られたレンガ造りの倉庫がありました。ここから3kmほどの上敷免(地名)の煉瓦工場の刻印がある煉瓦がみつかっています 栄一の家との間にある鹿島神社。ここに剣道場があったとも。右の欅のうろの中から湧く水で共同浴場が作られていたとのこと  清水川は昔は蛇行していて、あちこちに淵ができていたそうです。栄一の号「青淵」はその一つ。なかんちまでの河川敷は「青淵公園」  栄一が生涯好物だった煮ぼうとう。鶏肉、大根、人参、油揚、葱、椎茸、白菜入り醤油味のほうとうです。とろろご飯と山芋の漬物付 
 栄一が家を出た後は妹のていと婿の市郎が跡を継ぎ渋沢邸を新築、火災にも会いましたが現在も残る立派な渋沢邸(修復中)。庭には矢野一郎氏から贈られた楷ノ木 があります この建物は一時国際学園として使われ、海外の留学生を受け入れました。左は仏渡航時の栄一の銅像。右は楷ノ木。孔子の弟子、子貢が師のために曲阜の墓所に植えた木の子孫です 渋沢邸の北側にある、渋沢平九郎追悼の碑。栄一は渡仏にあたり、尾高家から平九郎を猶子としました。平九郎は幕臣となり、彰義隊、振武軍として戦い敗走し、越生町で自刃しました  大河ドラマにも登場した、諏訪神社の子供たちの獅子舞。 丁度この日に行われていました。栄一はふるさとの神社を懐かしみ、社殿を寄付するなどしています。上り旗は渋沢栄一の書です 渋沢栄一記念館では、資料の説明を受けた後、アンドロイドの栄一による講演、「道徳経済合一説」を聴きました。栄一の肉声の演説のレコードが残っており、そこから編集したものです 
   左は麺屋忠兵衛の箸置きに書かれていた「渋沢栄一翁 夢七訓」
「夢なき者は理想なし、理想なき者は信念なし、信念なき者は計画なし、計画なき者は実行なし、実行なき者は成果なし、成果なき者は幸福なし、故に幸福を求める者は夢なかるべからず」とあります。
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 江戸城の事件簿
松平外記刃傷
御詮議一件 
久しぶりに江戸検のお仲間と国立公文書館へ。現在の展示は「江戸城の事件簿」 。無料で貴重な資料に触れることができるありがたい資料館。 事件と言えば城内の刃傷。松の廊下が有名ですが、他にも色々。↑は出世を妬んだ同僚のイジメが原因で松平外記が起こした刃傷事件の記録  寛永~天明の城内刃傷事件を記した「寛永以来刃傷記」。↑田沼意次の息子意知が江戸城で暗殺されたのが意次失脚の決定打となりました。 江戸城で起きた珍事件の記録も沢山あります。↑は正保3年火のついた凧が門内に落下した事件で紙タコが禁止されたという記事(徳川御実紀)  城内に迷い込んだ犬を大勢で追いかけた話が、街の噂話をまとめた「街談文々集」(石塚豊芥著)に挿絵付きで載ったそうです。 
 
天保6年蓮池金蔵に男が侵入。ほどなくお堀から両手と懐に一朱金を詰め込んだ溺死体が見つかったとか。(藤川整斎「天保雑記」) 「安政雑記」には奥金蔵破りも載っています。千両箱を盗み出した二人組の犯人の素性、経歴、手口、処罰等が詳細に記されています  安政の大地震の様子を伝える仮名垣魯文「安政見聞誌」。↑は江戸城の被害状況。地震の前兆(鯰の異変、磁気を失った磁石)にも触れている 寛永16年を皮きりに明暦の大火等で何度か焼失した江戸城本丸御殿。↑は天保15年焼失した際に本丸普請御用を務めた小普請奉行の日記  文久3年に本丸御殿と二の丸御殿が炎上。松平肥後守(会津容保)が和宮、天璋院、本寿院は無事吹上に避難し安堵したと老中に報告した書状。
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江戸東京博物館 長期休館へ 
 
江戸東京博物館は令和4年4月1日から令和7年(予定)まで長期休館になるので見納めに 全面的な設備機器更新等の大改修工事を行うそうです。日本橋や中村座はどうなるのかしら?  休館前最後の企画展は「徳川一門を支えた人々」というテーマ。以前の再展示品が多かった。  家康・御三家・吉宗・御三卿・家斉・斉順・松平春嶽・天璋院・家茂・和宮・慶喜・家達の11章の構成 
 
 
左は 徳川斉順(清水→紀州徳川の当主・家茂の実父)の具足、右は松平斉民(津山藩主・家斉の15男)筆「山水図」 展示物で撮影が許されていた、天璋院篤姫の雛道具。尾張徳川家の雛道具は禁撮影でした  もう一点撮影可と書いてあったのは、最後の将軍慶喜の白羅紗葵紋付陣羽織。  売店ではえどはくオリジナルグッズが大幅値引き。一筆箋\100、クリアファイル\150、鉛筆\30 
 
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 河鍋暁斎・躍動する絵本
原宿駅から表参道を左に曲がるとすぐ。太田記念美術館は小さいけれど質の高い展示をみることができます  令和3年暮は河鍋暁斎の数多いジャンルの一つ「絵本」の展示です  「暁斎百鬼画談」は彼の死後出版されたものです。集まった人が怖い話をしていると次々出てくる百鬼夜行  ↑「暁斎漫画」より。暁斎は解剖の本で人骨の研究をしたようです。  「暁斎画譜」より。展示の中には骸骨に着物を重ね合わせた絵もありました。↑を描く時も骨に肉を纏わせたか
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