Planning69 【繰上返済】

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Hyde達は新居を構えるにあたってほうぼうから融資を受けました.
詳しくは【資金のチェックと融資の計画】【土地購入資金はどうするか?】【資金計画再び】あたりを参照して下さい.
01/2004現在,Hyde達が抱えている借金は,

都市公団の割賦 土地の先行取得時に都市公団から借りました
金利は最初の10年が2.85%,残りの20年は4.00%です
30年返済です
財形住宅融資 建ものの建築資金に充てました
金利は最初の5年間は1.43%,その後は5年ごとに金利が見直されます
35年返済です
職場からの融資 上棟時の工務店への支払いに充てました

の3本です.(起工時に工務店への支払いためにHydeの実家より一時的に借り入れしましたが,こちらは既に完済しています.)
職場からの融資は財形住宅融資が実行されるまでのいわばつなぎ融資として借り入れたものですから,財形住宅融資が実行された現在,銀行口座にそっくりそのまま眠っています.
財形住宅融資が実行されてすぐに返済しても良かったのですが,【財形住宅融資実行】に書きました通り,返済を遅らせる事による利息と近日行う確定申告(住宅ローン控除申請)による減税効果を天秤にかけた結果,2003年末にローンを抱えていた方が多少なりとも有利との結果がでましたので,返済を遅らせていたわけです.
当初の予定通り,まずはこの職場からの融資を一括繰上返済し,ローンを2本にまとめてしまいます.

次いでT社に連絡をして,追加・変更工事による精算金額を確認しました.(まだ残工事や手直し工事があるので未精算です.)
…とはいっても,詳細な明細はまだできていないそうなので,「絶対にこれ以上はあり得ない金額を提示して下さい.」と話して出てきた金額です.(オーバーしたら払えないからね!>T社H氏)

全資金から職場融資の一括返済金額とT社への精算金額を差し引き,さらに当面の生活費等諸々を差し引いた残りが余剰資金です.
金融関係に明るくないHyde達ではこの資金を有利に運用する事ができませんので,サッサと繰上返済して発生するであろう利息を浮かす事にしました.

都市公団及び財形住宅融資の一部繰上返済の条件は次の通りです.

都市公団の割賦 ・償還日は毎月25日
・繰上予定月の5日までに申し出が必要
・金額は50万円以上10万円単位
・繰上返済に関わる手数料は不要
財形住宅融資
(金融公庫)
・繰上返済日は毎月の返済日
・繰上返済日の1ヶ月前までに公庫に通知
  取扱銀行では「15日前までなら受け付ける」と言っていました
・金額は100万円以上
・繰上返済に関わる手数料は次の通り
  返済期間を短縮するもの…\3,150
  その他すべての場合…\5,250

仕事始めは5日からなので,その日の午前中に各所に繰上返済について電話確認してみました.
1月中に繰上返済するためには,都市公団の割賦はその日のうちに公団に連絡,財形住宅融資は翌6日までに取扱銀行の窓口で手続きをすれば間に合うと言うことでした.

2本の融資は返済期間も,金利も,借入金額も違います.
どちらを先に繰上返済した方が有利なのか?
Hydeの知っているのは”金利の高い方”・”返済期間が長い方”を先に繰上返済した方が有利と言うことくらいです.
前者なら都市公団の割賦,後者なら財形住宅融資となるわけです.
また,繰上返済の方法としては,月々の返済金額を減らすより期間を短縮した方が利息の軽減が多くなるのは知っていますが,もう少し月々の負担を軽くしたいという思いもあります.

そこで,Finance Solutionの”住宅ローン&繰上げ返済シミュレーション”でシミュレーションしてみました.
色々と考えるところもありましたので,シミュレーションの結果を考慮しながら,都市公団の割賦については返済金額の軽減を,財形住宅融資に関しては返済期間の短縮をチョイスし,2本のローンそれぞれに対して繰上返済することにしました.
もともと金利変動のリスクを変動金利(財形住宅融資)と固定金利(都市公団の割賦)に分散させておくといった考えもあったので,繰上返済も2本に分けて行うのも理にかなっているかと….

【職場からの融資】
昨年中に手続き書類を送付してありましたので,年明け早々振込用紙が郵送されてきました.
期日までに指定金額を振り込んで手続き終了です.
【都市公団の割賦の手続き】
問い合わせをした日の夕方に都市公団の窓口に電話し,返済金額と返済方法を伝えました.
申し込みから5日目に振込用紙が届きました.
指定日までに振り込んで完了です.
↑↑↑【追記2】↑↑↑
振り込んで完了…のつもりでしたが,公団から送付されてきた”お支払い方法について”なる紙面をふと読み返したところ,太字の部分の手続きをすっかり忘れていました. (‥ゞ
(一部繰上償還・口座振替用)
お支払い方法について
お客様各位

 この度は,繰上償還の手続きをして頂きましてありがとうございます.
 つきましては,同封の「宅地関係等振込票(領収証)」にて,*/**(*)までに,公団取扱銀行でお支払い下さい.
 繰上償還月の割賦金は,従来通りの金額で*/**(*)に口座より引落されます.良く月からは同封の「変更通知書」に記入された金額で,割賦金が口座より引落されます.
 なお,繰上償還金のお支払い後に「地関係等収納副票」を公団へお送り下さいますようお願い申し上げます.
 繰上償還を取り消される場合は,必ず*/**(*)までに下記へご連絡いただくようお願い申し上げます.
都市基盤整備公団 首都圏募集販売本部
販売促進部 宅地顧客サービス課
〜以下 住所・電話番号等〜
そういえば振込票の右側にミシン線の入った小片(副票)があった様な気がします.
文面を見る限り副票の送付には期限が設定されていないようですので,知らん顔して送っちゃいました.
今のところ文句を言ってこないので大丈夫でしょう.
しかしこの文面を見つけた時にはかなり焦りましたので,都市公団の割賦金を繰上返済する予定の人は気を付けて下さいね.
【財形住宅融資の手続き】
問い合わせをした翌日に取扱銀行に出向きました.
当日持参するように言われた物は,”引落口座の通帳”・”銀行印”・”返済予定表”の3点です.
窓口で必要書類に記入して手続き終了です.
後日の振込は必要なく,引き落とし口座より直接引き落とされるとのことです.
なお,財形住宅融資の契約締結時に(財)公庫住宅融資保証協会に保証金を支払って保証委託契約をしてあるのですが,繰上返済をすることにより保証金の一部が返金されることがあります.(返金されると言っても,随分先の話ですけどね….)
↑↑↑【追記】↑↑↑
財形住宅融資の取扱銀行から”念書”なるものが送付されてきました.
”念書”は,以前締結した金銭消費貸借抵当権設定契約書(正式名称はこういうんだ!)の中の償還回数や,月々及びボーナス時の返済額が変更になることを確約するといった内容でした.
念書には\200の収入印紙を貼り,割り印をしなければならないようです.
今月(01/2004)中に署名・押印して銀行宛に郵送するか持参して欲しいとのこと….

職場からの融資への振込期限ですし,都市公団の割賦の振込期限も10日後に迫っていますから,念書を持って銀行に行ってきました.
行く途中,郵便局で収入印紙を購入したのは言うまでもありません.
銀行窓口で準備した念書を手渡しただけで完了です.
振込も滞りなく完了し,これで第1回目(次はあるのだろうか?)の繰上返済に関する手続きは全て完了しました. \(^O^)/

微々たる額ですが,これで少し借金減りました.
負担金利も100万円オーダーで減少しましたし,団信保険料も少しは減るでしょう.
これからも少しずつ繰上返済していきたいと思います.


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