Planning03 【資金のチェックと融資の計画】

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本来なら,数年間かけて計画的に資金をためておくものなのでしょうが,Hydeがあっさり前言撤回して家・土地購入に乗り気になってしまったので,遅ればせながら資金のチェックと相成りました.

家・土地を購入しようと思いたつ以前−即ちDINKS時代−は,結構派手に遊び回っていたので余り貯蓄はしていませんでしたし,1999年9月に車の買い換えをした時には,ローン大嫌いなHydeがポンとなけなしの預金のほとんどを使って現金で購入してしまいましたので,預金はほとんど残っていませんでした.
その後子供をつくろうと決意してから,まずダイビングや海外旅行がなくなりました.
子供ができたと分かってからは,週に何度かしていた外食もパタッと止め,外出もせず,かなりストイックな生活を続けました.
そして「子供の次は家だ〜!」などと,いきなり将来設計を左右する決断をして,初めて資金のチェックをしたわけです.

そこで明らかになった衝撃の事実!
「思ったより貯まってる!」
嬉しい誤算ですね.
まあ当たり前の事なんですが,ここしばらく使ってなかったですからね….
しかし今思うと,コツコツ貯めておけば,もっとゆとりのある資金計画を立てられたのにな〜.
よくぞ今まで使いまくってきたものだと….
まあ,楽しかったから後悔はしていませんが,ちょっと反省はしています….

手持ちの資金は,多くはないけど多少はある事が判明しましたので,次は家・土地を購入するまでにどれだけ貯蓄できるかです.
まずは新居で生活を開始する時期のリミットを設定してみました.
思い立った時点では,15年の住宅ローン減税は間に合いませでしたが,2003年12月末までに入居できれば,10年の住宅ローン減税が受けられると知りましたので,少し余裕を持って2003年夏頃までに入居をするという目標を立てました.
マイホームの取得と所得税の特例(住宅借入金等特別控除)−即ち住宅ローン減税−は”国税庁タックスアンサー”を参照してください.

2003年の夏に入居という事は,その前に色々と物入りになりますし,資金のない状態で気に入った土地に出会ってしまった場合,指をくわえてあきらめなければならなくなります.
そこで,土地の購入は1年後位を目標とし,2002年の8月までの貯蓄予想額をはじいてみました.
「過去1年間の貯蓄の増分を目安として,Kumadonが産休・育休を取る間の収入減を補正し,さらに子供の養育費等を考慮して…」
こういうのってこだわり出すときりがないのですが,あまり遊んでもいられないので,ある程度の所で妥協してシミュレーションして出しました.
その結果出た自己資金を元に,”住宅金融公庫”の”資金計画診断システム”で月々及びボーナス時の返済額を確認しながら総予算を設定しました.
最初は今の家賃と同額程度の返済額を目標に予算設定しましたが(ボーナス払いは併用です),まだ多少の返済余力は残っているはずです.

〜後日談〜
シミュレーション結果と実際の貯蓄高は毎月確認していますが,最初のうちは,「お!予想より若干多めに貯まっているな!」…などとホクホク出来ていたのですが,それも束の間,今年4月からHa-chanが保育園に通い出してからは,しょっちゅう病気をもらってきては1週間くらい平気で休むので,その都度ベビーシッターを頼む羽目になってしまいました.
保育園の費用も結構高いですし(予想の1割増),予想外のベビーシッターさんへの支払いで、気分はブルー,家計はレッドです….

次にどのようにして貯めるか,また,不足分をどこから借り入れるかです.
幸い結婚したての時に,将来実家のリフォーム資金くらいにはなるかと思い財形住宅貯蓄(以下”住宅財形”と略す)を行っていました.
この住宅財形は,ご存じかもしれませんが,1年以上住宅財形をしていると財形住宅融資(以下”財形融資”と略す)として,4,000万円を限度に住宅財形の10倍まで(但し建築・購入資金の8割を限度)融資を受ける事が可能です.
5年ごとの変動金利ではありますが,銀行の3年型の変動金利よりも低金利で融資が受けられます.
もちろん住宅金融公庫の融資よりも低金利ですし,家の新築に限らず,土地・外構などの資金としても利用できるので,我々の様に土地と家を共に購入する予定の者にとっては非常にありがたい融資です.
詳しくは”住宅金融公庫”の”財形住宅融資”を参照してください.
この時点では可能な限り財形融資を利用して,つまり限度額いっぱいの4,000万円を借り入れできるように,住宅財形として貯蓄をすることとしました.

目標 : 住宅財形 400万円!

しかし通常,住宅財形の積立金額の変更は年に1回(だったかな?)しかできないのですが,たまたまこの年から年4回変更できるようになったのです.
これ幸いとばかり,年末の変更申請可能な時期に,私の手取りで家賃等の定期支出を除いた分の全てと,ボーナスの大半を住宅財形で積み立て,2002年夏までに目標金額を達成する無謀な貯蓄を開始してしまったのです.
しかしこれが後々頭痛の種になろうとは….


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