Living94 【玄関タイル補修#1】 02/05/2006

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我が家の玄関アプローチは玄昌石(割肌)のタイルなのですが,先日踏んだらパカパカ音がしたのでよく見ると,タイルが外れてしまっていました。
上に乗ると割れてしまうと思われたので外しておいたのですが,いつまでもこのままという訳にもいかず,週末を使って補修を試みました。

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先日パカパカ音がしたのはこの2枚でした。
踏んで割ってしまう前に外しておきました。

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仕事帰りにDIYショップによって相談したところ,KONISHI ボンド 酢酸ビニル系接着剤 K120(コンクリート・金属用)を勧められたので購入しました。(\441-)
施工前に裏面の注意書きを読んでみると”※耐水性を必要とする場所での使用は不適です。”と書かれてありました。
水がかかる部分には不適と言うことなのか,水を満たすような部分(例えば池の周りの石を固定するなど)には不適と言うことなのか良く分かりませんが,まあ,どこで使うか話した上で勧めてきたのですから大丈夫だと信じましょう。

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補修する前日に高圧洗浄したのですが,その際にさらに2枚が浮いてしまったので,併せて補修することにしました。

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全面塗布の場合,塗布可能面積は0.15[m2]/170[ml]だそうなので,これ1本でタイル(30[cm]角のタイルなので0.09[m2])は2枚弱しか塗れない計算なんですよね。
最初はタイル2枚のつもりだったのですが,更に2枚多く塗ることにしたのでボンドが不足してしまう計算なのですが,まあ良しとしましょう。(買いに行くのもめんどくさかったですし…。)
だいたい1本を4等分するくらいの量を格子状に塗ってみました。
この後タイルを乗せ,すり合わせるように貼り付けました。

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【1年点検】の時に目地に割れが生じており,T社が補修することになっていたのですが,【2年点検】を実施した時にもまだ補修されていませんでした。このとき補修する約束を再度取り付けたのですが,あれから半年以上経ちますが未だ補修してもらっていません。(もうあきらめました。)
今回タイルが剥がれた部分の目地を打ち直す必要があるので,ついでに他の部分の目地も打ち直してしまおうと思います。
写真は細かく割れてしまった目地を取り出しているところですが,目地を外すと隣接するタイルが新たに外れてしまいました。

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写真のタイルが残っている部分(4枚)は先ほど接着した部分ですので,引き戸より外側は全面的に貼り直すことになってしまいました。

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玄関引き戸の外側は,写真の3枚が外れてしまったので,これらも貼り直す必要が生じました。
タイルの貼り方をWEBで検索したところ,
  1. ノロ(セメントだけを練ったもの)を10[mm]程度の厚さでむら無く塗る
  2. タイルを敷く
  3. 目地を打つ
という順番で行うとのことでしたが,今回の場合,タイルの一部だけが外れてしまった状態でノロを塗ると,おそらくその部分だけ出っ張ってしまうのではないかと思われます。
先ほどボンドで接着した部分は,出っ張りは気にならない(というかほとんど分からない)程度だったので,すべてボンドで接着する方向で補修することにしました。

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この写真はひとつ前の写真の一部を拡大したものですが,上辺と下辺の部分がスカスカでした。
”ノロをむら無く塗る”が正しく施工されていなかったのではないでしょうか?
タイルの端に力がかかると,下は凹んでいるのでぐらついて目地が割れる…。
目地が細かく割れていた原因が分かったような気がします。
他にもタイルの上からコツコツ叩いたら,中に空洞があるような音が返ってきた部分がありました。
その部分は【土間コン目地#2】で打った目地に隣接しているタイルで,新たに打った目地によってしっかりとついているので外れないのかもしれません。
今思うと焦らずこの凹みにコンクリートを打って,乾いてからボンドを入れれば良かったのですが,作業している時にはそこまで頭が回らず,「早くボンドを入れてタイルを固定してやらなければ…。」と思いこんでいて,この部分は何もしてやっていません。
近い将来すぐに目地が割れてしまうかもしれません…。

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用意していたボンドはすでに無かったので,新たに買い足しに行ってきました。
先ほど使ったボンドは耐水性に不安があったので,”熱や水に強く屋外での使用可”と書かれていたセメダイン 変性シリコーン樹脂系接着剤 PM165-R(コンクリート・金属・木材用)を購入してきました。
今回のものはカートリッジガン用で,内容量は333[ml]です。(\1,280-)
塗布可能面積についての記述がなかったので,先ほどと同じくらいの量を塗るつもりで2本購入しておきました。

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すでにボンドを塗ってある部分もありましたので,塗装面は金属ブラシで磨いた後,ブロアーで埃を飛ばしておきました。

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ボンドを塗ったところです。
今思うと凹んだところ直しておけば良かったな〜。

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砂利に面した部分は写真のような状態でした。
こちら側にコンクリートの押さえがあればタイルが外れる事はなかったかもしれません。

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…というわけで,コンクリートを打つことにしました。
木材に養生テープを巻いただけのなんちゃってコンパネですが,【土間コン目地#2】ではうまくいったので,今回もこれでいきました。

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なんちゃってコンパネの内側にセメントを入れ,目地ゴテでならしておきました。

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接着剤が乾くまで24〜48[h]かかるそうなので,それまで上に乗られたくないので「ノルナ」と明示しておきました。
目地を入れるのは次週以降になりそうです。

そういえばコンクリートを打った後,水が凍るといけなかったですね。
最近の気温だと,朝方屋外の水って凍っていたような…。
一応ブルーシートはかぶせておきました。
ちなみに基礎のコンクリートを打った時(ちょうど時期は同じ頃)に同様の不安を持ったことがありました。
その時の不安とN建築士からの回答が【基礎工事#3】にあります。
それによると多分大丈夫じゃないかと…。


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