家族(家庭)生活 | 夏生さんの結婚後の家族生活。夏生さんの実家での母親や兄弟との家族生活。つれづれノートを読むと、ちょっとみんな少し変わり者で楽しい人たちばかり。でも、その楽しさの裏側に夏生さんから見た家族の一面も。 @P、218子供の頃の家族生活 |
ガタロウ | 夏生さんの実家(宮崎県)に住み着いた雨蛙の名前 名付け親は、母親のしげちゃん @P.90 |
片思い | @P,157「与えられるものと与えてあげられるもの」 |
「悲しがる君の瞳」 | 詳しい感想ページへ 1990(平成2)年角川書店より初版発行(単行本) イラストと詩、エッセイの本です 「私たちの関係が 私たちにしかわからない理由で ずっと続いていきますように」 @P、110@P、178「これは、今までいろいろな雑誌に連載したものをまとめたものです。」 |
悲しいときは悲しみに殉ずるのです | 「LESSON」36頁(真冬の風の中)より |
鐘 | どこからか響く鐘の音。教会の鐘の音を連想します。何かの知らせか予感か? 「黄昏国」39ページ(11時のかね) |
髪(型) | 夏生さんはきついくせっ毛のようで、時々悩みを書いています。朝起きたときは相当爆発しているときも。。。。 髪型は、ロングにしたりショートにしたり。マイケル風というのもあったと思います。 |
かんちゃん | 夏生さんの第1子長女。父むーちゃん。 2巻からかんちゃんの写真があります。この後毎年のつれづれに写真が。つれづれを読む楽しみの一つに長男のさくちゃんも含め、その成長を見ることができることだと思います。 AP、24「子供ちゃんが生まれるのです。たのしみです。」 |
キーちゃん | 夏生さんが作詞家だった頃(20歳代)に出会った音楽プロデゥーサー。 夏生さんが「心の友」と呼び離婚の時などに相談(愚痴かな?)にのってもらうような人。 あまりつれづれノートには登場しませんが重要な役割のある人。 「黄昏国」104ページに「真実読本 「あたろうの悲しみ」」という物語がありますが、そこに「キーちゃん」が出てきます。待ち合わせのちょっとしたすれ違いからあえなかった悲しみ。「真実」だったのか? @P、45イラスト中 「黄昏国」104頁 |
君が言ったことを聞き逃した | 「わかりやすい恋」16頁(霧雨のバーガーイン) 別れるときの最後の一言を聞き逃したという詩がいくつかあります。 |
きみの幸せって、どんなの? | 「LESSON」71頁(ゆうすずみ君と少女ペポロリン)より |
「君のそばで会おう」 | 詳しい感想ページへ 1988(昭和63)年角川文庫より初版発行 素敵な写真と詩の本です 好きな気持ちは変わらない でもすれ違う二人 お互いの道を進もう。でも最後に君のそばで会おう @P、177「伊豆やバリや高速道路・・・・いろいろなところがあります。」 |
君は僕の友だちの彼女だから | 「このワガママな僕たちを」99頁 夏生さんの詩には、このような三角関係を思い起こす詩がたくさんあります。 誰にも言えない、二人だけの、秘密の・・・・などなど。 |
近視 | 夏生さんは強い近視です。 コンタクトレンズや手術もしたりしています。 |
九月 | 九月の詩がいくつかあります。 8月、夏の間の恋と別れ。避暑に来た彼とのひと夏の恋という詩もあります。 「Go GO Heavenの勇気」83ページ(9月って、夏かなぁ) 「このワガママな僕たちを」83頁(9月は、いい人に会わなかった) |
車(運転) | 車の運転は、東京に住んでいるためか怖いようです。あまり運転もうまくないようです。案外高い車を持っています。運転の失敗談が時々書かれています。いつもの知っている道を間違えるような男はいやなようです。 @P、30 |
芸能人評 | つれづれノートには、テレビを見てその中の出演者などへの評論が好く書かれています。思わず噴出してしまうようなイラストと楽しい、時にはきつい評論が書かれています。 芸能人評として夏生さんが神様のように敬意を表しているのはナンシー関でした @P、45イラスト AP、6イラスト(久本雅美・蛭子ヨシカズ・斉藤澪菜子・山口美江・高橋ソナ・持田真樹) AP、38江川卓 AP、41ギボ愛子(必ず見る) |
結婚(感) | AP、9むーちゃんと結婚をした。 AP、20「出会いと別れ」「いいときならいいときを100%楽しめばいい」 |
恋が動き出す | 好きだとも言えずにいる片思い。そんな視が多いのですが、そんな片思いから「すき」という一言を発するあの緊張感。好きと言ってしまった後は、よいほうにも悪いほうにもその恋は動き出す。このような詩も多くあります。 男からすると、プロポーズの言葉の一瞬。。。。ハハハ でも、あの緊張感と心の高ぶりは忘れてはいけませんね。 「あの空は夏の中」14頁 |
恋の力 | 「君のそばで会おう」5頁(あの恋の力を)より 二人は後戻りができない。それが恋の力。恋の力があれば、先ばかりを見ることができる。未来を夢見ることができる。進むしかない二人。 |
恋はどちらかをおきざりにして | 「君のそばで会おう」106頁(夢の嵐)より。 どこかですれ違ってしまった二人の心。なぜか彼(彼女)におきざりにされてしまったような。 |
心 | 「心」は夏生さんの作品のひとつのテーマです。テーマというよりも心をどうとらえたらよいのか、いつも考えながら作品を書いているように思います。 |
こころ以外のものをつかってしあわせになっても、それは、ほんとうのしあわせじゃないんだね | 「サリサリ君」34頁 |
孤独な恋 | この言葉も、どうすることもできないほど高ぶる心の片思い。「恋が動き出す」という言葉とも通じます。好きだといってしまった言葉が彼にどう届いたか、そして彼の気持ちは。。。その中に孤独な恋がありますね。 「あの空は夏の中」32頁 |
この世に点在するもの | 「あの空は夏の中」62頁(愛のよろこび) この「愛のよろこび」という詩に出てくる言葉ですが、この詩とこの言葉は夏生さんを理解することでは重要だと思います。 「何か、その一点において他の誰でもない、ただ自分だけが唯一無二の存在であること。」しかしこの一点が生まれることは稀で、「私が、この世に点在するもの、ということは、そのことなのです」とあります。 この「一点」というのはさまざまなものであり、二人だけがわかる苦しみや秘密、自分だけに見せてくれる弱さなど、目に見えるものはもちろん、それ以上にこのようなことを通じての心と心のつながり、これが夏生さんの恋に対する考え方であると思います。 詩集「無辺世界」の68ページに「たそがれ国とさよなら国」という文章があります。その次ページには、たそがれ国・さよなら国・現実世界のその関係をイラストとして表したものがあります。たそがれ国は、現実世界をはみ出しそこに点在しています。「たそがれ国」という詩集もありますが、そこには心の世界を暗示させるものがあり、光の国というようなものすごく観念的な世界もあります。具体的に何を現しているのかとなるとわかりませんが、やはりその何か素晴らしいものが点在しているのでしょう。 もっと想像を広げるなら、「流星の人」の中にある「流星の人よ」と呼びかけるあるもの、あるいは「夕方らせん」の中に出てくる夕方に住む人。これらにも何か通づるものがあります。この世に点在するものの擬人化のように 「私の好きなある世界。この世の中にあるけれど、目には見えない世界。世界と呼ぶのは大げさすぎる。ある気持ちといえばいいのか。」 (新潮文庫「夕方らせん」あとがき) どの本だったか忘れてしまい、正確な言葉は引用できないのですが、私の作品は、あるひとつのこと(方向)を書いているこれを忘れないで読み続けてほしいというような言葉があったと思います。夏生さんの作品は、「私の好きな世界」「ある気持ち」を柱に書き続けているのかと思います。「つれづれノート」は、雑多に見える生活がありますが、やはり「自由」などある一点において貫かれたものがあります。 夏生さんを理解することはできないのかもしれません。夏生さんを感じ取るしかないのか。この心で感じ取ること、これが夏生さんと読者のある一点のつながりなのかもしれません。 |
「このワガママな僕たちを」 | 詳しい感想ページへ 1988(昭和63)年角川文庫より初版発行 イラストと詩の本です ひとつの恋が終わり、日常をぼうっとながめながら 恋を思い出す? そんな日々を綴ったような詩集です @P、177「ぐっとこみあげるイタズラな気持ちをおさえきれずに作りました。」 |
「これもすべて同じ一日」 | 詳しい感想ページへ 1986(昭和61)年12月18日角川文庫より初版発行 素敵な写真と詩の本です。 運命なのか偶然なのか 出会い・・・恋のうれしさ・悲しさ・苦しみそして・・・別れ これもすべて同じ一日 夏生さん26才・詩と写真の詩集 @P、159「長い間の望みだった写真と詩の本です。高校生の時の詩は「あのジトはいってしまった・・・・」というページです。」 読後感 |
コンタクトレンズ | 夏生さんは、強い近視。 時々コンタクトや目の話が出てきます。 |
「こんなに長い幸福の不在」 | 詳しい感想ページへ 1990(平成2)年角川文庫より初版発行 イラストと詩の本です こんなに長い幸福の不在 でも、きっと、楽しく幸せなときがやってくるに違いない 未来の夫むーちゃんとの再会とその後の結婚 そんなときめきが。。。。 @P、110 @P、178「できるだけキチンとしていない落書きのようなものにしたかったので、まちがいもそのまま書き直してのせました。甘いものを作りたかったんだと思います。」 |