【目透板再塗装】の続きです。
2度目の塗りを行おうと思ったんですが,先週1度目を塗った表面を触ってみるとかなりザラザラした感じがしました。
試しにコテバケでオスモを塗ってみると,コテバケの毛が表面にくっついてしまいます。
考えるに,下地処理の時に旧ワンコートオンリーを削るために使用した#60のサンドペーパーを使用した表面は,削った時点ではケバ立ちが無いように感じていたのですが,実際は表面が荒れていて,オスモを塗ったり一週間放置している間に雨にさらされたりして,ケバが立ち上がってしまったのではないかと…。
これでは仕上がりが汚くなってしまいます。
試しに#180でサンダーをかけ直すと,オスモもろとも削られてしまい,また一から塗り直しをしなければならないようでした。
これは流石にめんどくさい!
そこでもっと目の細かいサンドペーパーはないかと探してみると,#600の耐水サンドペーパーを見つけました。
早速付けかえてサンダーがけしてみると,表面の塗装はほとんど削られることなく,ケバの部分だけナメてくれて,手触りもツルツルになりました。
本当に軽く表面をなぞるだけでケバ立ちが無くなり,コテバケでオスモを塗っても毛がつくこともなく,良い案配でしたのでこの方法を採用することにしました。
まずは4枚引戸から作業をはじめ,オスモを塗り終わり,2F部分のサンダーがけをはじめた時,突然大粒の雨が…。
その後降ったりやんだりで,結局作業途中で中止せざるを得ませんでした。
…というわけで,中途半端で放置されたまま,今度の週末までお預けです。 (T_T)
#600サンダーがけ後 未施工写真では違いが分からないと思いますが,左半分を#600でサンダーがけしてあります。
若干削られて白っぽくなっていますが,ほとんど色は落ちていません。
未施工(#60で削った後,オスモの1度塗りをしただけ)部はかなりザラザラした感触でしたが,削った部分はツルツルになりました。
1度しか塗っていない2F部分
2度塗りの終わった4枚引戸2塗りをした部分としていない部分の比較です。
2F部分は下から仰ぎ見るアングルで撮影されているので,単純に比較は出来ませんが,塗りむらが目立つような気がします。
対して2度塗りが終わった4枚引戸は,(一部試しにサンダーかけちゃった部分もあるのでむらがありますが)色の定着も良く,むらもさほど気にならないように思われます。
先週雨で中断したので,#600サンダーがけと2度目の塗りを行いました。
日差しの関係で午前中に擁壁側,午後に玄関側です。
2度塗り完了 1度塗っただけ擁壁側の半面を2度塗りしたところです。
塗ってすぐなのでまだ乾燥していませんが,2度塗りした部分は色に深みが出ました。
玄関側の2F部分です。
上半分(押し戸のところまで)を2度塗りした状態です。
高い位置は2段ばしごで作業をしたせいで,下地処理にも塗りにも余り力を入れることが出来ず,ちょっと塗りむらが気になりますが,まだ2度塗りをしていない下半分と比べれば,多少は改善されていると思います。
ここまでやって,まだ日が落ちるまでには時間があったので,以前汚れが気になってサンダーをかけてしまった柱と梁の一部に塗装をすることにしました。
しかし今回使っているオスモカラー ウッドステイン 728シーダーを塗る為には,古い塗装をかなり気合いを入れて落とさなければならず,また,一部だけを違う色にするのも気持ち悪かったので,昨年の【デッキ梁・目透板塗装】・【デッキ梁・目透板塗装#2】で少しだけ残ったワンコートオンリー#1222ヒノキ(廃番)を重ね塗りすることにしました。
新しいコテバケを使うのはもったいなかったので,ビニール手袋をした上に軍手を被せ,小手バケにしました。(笑)
直接缶の中に指を入れてオスモを軍手につけ,そのまま手のひらを使って塗り広げてやります。
力を入れて塗り広げられるので塗りむらも出にくいですし,指先を使えば細かい部分もハケに持ち代える必要もないですので,塗るのは非常に楽でした。
なかなか良いアイディアではないかと自画自賛しています。
これを見てKumadonが,「全部その手でやれば良かったじゃない。」って言ってましたが,外壁などに手をついちゃったらオスモが落ちないので,手をついちゃう可能性がある高い足場の上とか2段ばしごとかでは使えないのですよ…。
でも,それ以外の場所であればこれは有効な方法ですね♪
AVIファイル (440,612 バイト)お約束の撥水テストです。(今回は動画での紹介です。)
水を垂らした後,強く息を吹きかけて水滴を飛ばしました。
水が飛んだ後,全く濡れていませんね。\(^_^)/
この効果,どのくらい持つかな? 今までの印象だと,1〜2ヶ月ってところかな?
写真の柱は目立たない位置にあるので,色々と塗装のテストをしています。
□の部分は,以前の塗装であるワンコートオンリー#1222ヒノキをサンダーで落としてからウッドステイン 728シーダーを2度塗りし,その上に#1222ヒノキを塗ったところです。
728シーダーの方が色が濃いので,#1222ヒノキを上から塗ったら下の色が透けてしまうかと思っていたのですが,予想に反して下の色が出てきませんでした。
どうやらワンコートオンリーの顔料は,木に浸透すると言うより木の表面に膜を作るような印象を受けました。
そういえば今回目透板をサンダーがけしましたが,表面のワンコートオンリーを削ったら,意外と塗料が浸透していなかったです。(前回ワンコートオンリーを薄塗りしすぎたせいかもしれませんが…。)
また□の部分は,古いワンコートオンリー#1222ヒノキの塗装面に何も処理をしないで#1222ヒノキを重ね塗りしたところです。
流石に同じ塗料同士なので親和性は良く,ウッドステインを塗った時のように下のワンコートオンリーが邪魔することもないようです。
これらの結果と今までの塗装の経験から,今後の塗装方針として,次のような方法が良さそうです。
- 目透板の表(道路)側は足場が悪く,塗装の時力を入れて塗りのばすのを避けるためにも,サッと塗れるウッドステインを使用する。今回2度塗りしてあるので,次回以降は余り間を置かず1度塗りで塗り重ねていく。
- 目透板の裏(デッキ)側は足場の問題はないが,柱などが入っているので凹凸が多く,きれいにサンダーがけをするのが大変である。(今回サンダーがけしないで塗った部分は塗りむらが目立ってしまった…。)この部分の汚れはさほどでもないので,高圧洗浄で汚れを落としたら,表側と同系色のワンコートオンリー(現在のラインナップなら#1235シーダーあたりか?)を塗る。
- 今回ほとんど手を加えなかったが,柱や梁も再塗装するのであれば,ワンコートオンリーの重ね塗りの方が良さそうである。濃い色を乗せても下の#1222ヒノキが邪魔することはなさそうである。
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これで取りあえず外側の再塗装は終了です。
まだデッキ側の塗装が残っていますが,ここ数週間の週末は再塗装にかかりっきりだったので,これは少し時間をおいてから…。
ここでは【Gallery】のトップ画像に採用しなかった写真をご紹介します。
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