Living44 【デッキ梁・目透板塗装】 04/29〜05/04/2004

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このGW皆さんどう過ごされましたか?
Hydeはいつも行楽地の混雑と往復の渋滞を考えるだけで「出かけたくない!」と考えて家でごろごろして過ごすのですが,今年は以前より計画していた外回りの木部塗装を行いました.

そもそもこの塗装ですが,予算との関係で「自分たちでやります!」と言って施主工事にしてあったのですが,T社の計らいでキシラデコール(カラレス)を塗ってもらってあったので,「そんなに急いでやる必要はないな…」ということでずっとほったらかしてあったんですね….(Hydeはいつもこんなのばっかりだな….)
キシラデコール(カラレス)は本来,有色のキシラデコールを塗る際の下塗り剤で,缶の説明には「太陽光線による日焼けを防ぐための耐候性顔料が含まれておりませんので単独使用は避けて下さい」と書かれいます.
新居に越してきて約9ヶ月半,最初はバッチリ撥水していた部分も数ヶ月で色あせ,現在はかなり汚れてしまいました.
このままではみすぼらしいし,第一木部が傷んでしまっては大変ですから,「梅雨に入る前に何とかしよう!」と考えていたんです.
でも,どうせやるならきっちりやりたいと考えていたので,このGWに気合いを入れて一気に塗装をを行ったわけです.

手順としては, です.
今回チョイスした塗料は,フローリングにも使用した日本オスモの外回り用塗料”ワンコートオンリー”です.
ワンコートオンリーはその名の通り一回塗り広げるだけでよいとのことなので,他の塗装のように”塗装”→”乾燥”→”再塗装”を数回繰り返すといった手間がかからないのが魅力でした.
カラーは迷ったあげく,現在の外装に一番近かろうと言うことで#1222ヒノキ(現在廃盤)にしました.
どうせまた何年か経ったら上から塗り直すことになるので,下地は薄い色の方が良かろうというのも理由の一つです.
濃い色は次回のお楽しみと言うことで….
防腐・防かび剤入りの下塗り剤は同じオスモのWR(ウォーターリペレント)にしました.

各写真の左の缶がワンコートオンリー#1222ヒノキ,右の缶がWR(ウォーターリペレント)です.
初めて缶を開けた時,#1222ヒノキは思った以上に白っぽく,ちょっと「失敗したかな?」って思いました.
ワンコートオンリーの粘性は以前フローリングで使用したフロアークリヤーより低く,WRに関してはほとんど粘性はありません.

【1日目】 04/29/2004

本当はこの日やる予定はなかったのですが,週間予報でGW後半は雨とのことで,前倒しで始めることにしました.
午後からだったので実質半日の作業でした.
途中約半年前に購入したサンダーが壊れてしまい,あわてて近所のDIYショップに買いに行ったりもしましたが, どうにか2Fデッキ梁のサンダーがけを完了させることができました.
サンダーがけはフローリングの下処理で散々やっていたのですが,今回の梁は側面と底面を削るので,重力に逆らって腕の力だけでサンダーをかけるのはかなりきつかったです.

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2Fデッキ梁のサンダーがけは脚立を移動させながらの作業でした.
上ってサンダーをかけ,下りて脚立を移動する…の繰り返しは結構めんどくさかったです.
加えて梁の側面を削る時には腕の力だけでサンダーを保持しなければならないので,梁を1本仕上げるたびに腕を休ませながら,夜までかかってサンダーをかけ続けました.
梁は長さ二間のものが12本と半間のものが2本あります.

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写真左側はサンダーをかける前,右はかけた後です.
ずっと風雨にさらされかなり汚れているのが分かります.
サンダーをかけるとヒノキの香りと共にきれいな木肌が現れます.
サンダーがけは本当に辛い作業ですが,やったことが成果として目に見えるのが唯一の救いです.

【2日目】 05/01/2004

5連休の始まりです.
この日はすごく天気が良く気温も高かったので作業中は汗だくでした.
Hydeは見晴らし展望台の手摺・1Fデッキ梁・デッキ目透板(西側)外側のサンダーがけを行いました.
並行してKumadonは先日サンダーをかけ終わっている2Fデッキ梁,次いでこの日Hydeがサンダーをかけた部分に順次WRを塗っていきました.

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1Fデッキ梁も脚立に上ったり下りたりしながらの作業です.
この2脚の脚立はT社H氏に頂いたもので,作業にはすごく便利なのですが,使い終わった後の置き場所にはちょっと困ってしまいます.(;^_^A
2Fデッキ梁よりは時間がかからなかったかな?

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デッキ目透板(西側)外側のサンダーがけをしているHydeです.
脚立2脚に板を渡し,簡易足場をつくっての作業です.
擁壁の高さは約3[m],足場の高さは約2[m],Hydeの身長は約1.8[m]ですから,足場に立って擁壁下の道路を見下ろすと足がすくみます.
でも,片腕の力だけでサンダーをかけるのはそろそろ限界で,両手でしっかりサンダーを握り,身体でサンダーを壁面に押しつけるようにして作業しました.

【3日目】 05/02/2004

この日は曇っていて湿度が高く感じられましたので,雨が降ってこないか気が気ではありません.
Hydeは玄関側4枚引き戸の内外及びデッキ目透板(東側)外側のサンダーをかけました.
並行してKumadonは前日WRを塗り終わった展望デッキ手摺と2Fデッキ梁の一部にワンコートオンリーを,この日Hydeがサンダーをかけ終わってた部分に下塗り剤を順次塗っていきました.
最初の予定ではデッキ梁(1・2F)と展望デッキ手摺にだけWRを塗る予定だったのでWRは1缶しか用意していませんでしたが,折角サンダーをかけてきれいな表面が出てきたので,急遽目透板外側にも防腐・防かび剤を塗ることにしたため,WRが足りなくなってしまいました.
近所のDIYショップではオスモカラーを売っていないので,「何も塗らないよりは良いはずだ!」と考え,キシラデコール(カラレス)を購入して塗っておきました.
一応端材にキシラデコールを塗り,その上からワンコートオンリーを塗ってちゃんと塗装がのるかどうかは確認しておきました.

デッキ目透板(東側)外側のサンダーがけをしているHydeです.
高い部分はT社からお借りした2連ハシゴでの作業です.(左の写真)
足は踏ん張れないし,ハシゴはグラグラ揺れるし,力を入れると後ろに倒れそうだし,ハッキリ言って擁壁側の作業より恐かったです.(;^_^A
低い部分は脚立2脚で簡易足場を造っての作業ですが(右の写真),2連ハシゴを経験した後ではなんてことないですね.(^_^)v

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夜になって,買い足してきたキシラデコールを塗るHydeです.
下塗り剤はKumadon担当だったのですが,流石に2連梯子に登っての作業は恐くてできないと言うことで,慣れっこのHydeが代わりに塗りました.
サンダーがけに比べたら楽勝楽勝!

【4日目】 05/04/2004

前日の05/03/2004は1日中雨が降っていたので作業できませんでした.
この日も午前中は雨….
とても塗装できる状態ではなかったのですが,昼近くなって日が射してきて濡れた部分がみるみる乾いていきました.
本来ならちゃんと乾燥させてから塗るべきなのでしょうが,この機会を逃すと今度オスモを塗れるのがいつになるか分からなかったので,HydeとKumadonで手分けして可能な限りオスモを塗りまくりました.

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上半分がワンコートオンリー#1222ヒノキを塗った部分,下半分が下塗りのキシラデコール(カラレス)まで塗り終わっている部分です.
ワンコートオンリには耐候顔料が入っているのですが,ちょっと厚めに塗るとすごく塗りムラが目立ちます.
…ですので塗り延ばすためにはかなり力を入れてやらないとうまくいきません.
これが結構疲れるんですよね….
フローリングの時は鉛直に体重をかければ良かったんですが,今回は側面なのでやはり腕力勝負です.

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デッキ目透板(東側)外側の上半分までワンコートオンリー#1222ヒノキを塗り終わったところです.
この日は風が強く,2連ハシゴの上での作業は先日のサンダーがけ以上に恐かったです.
下半分のキシラデコール(カラレス)のちょっと橙色がかった部分と比べると白っぽく感じるのですが,全面に塗り終わってみると考えていた程白っぽさは気になりませんで,逆に「確かにヒノキの白木はこんな感じだな〜」と思います.

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初公開! 梁にオスモを塗るKumadonです.
デッキ目透板(西側)外側は左半分がオスモを塗り終わった状態で,右半分が未塗装です.
なおこの目透板を塗装したのはHydeですが,擁壁上の簡易足場に立って力一杯オスモを塗り延ばしている最中に風に煽られると生きた心地しなかったです….

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夜になっても作業は続きます.
作業灯だけでは手元に影ができてしまうので,投光器で照らしています.

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切りの良いところまでは塗り終わったのですが,途中で雨が降り出したので作業は打ち切りました.
すぐにやんだのですが,オスモを塗装したばかりの手摺を見てみると,写真のようにかなり撥水しています.
デッキ梁の垂直面には水滴すらついていませんでした.
これぞオスモ効果!


翌05/05/2004もあいにくの雨だったので,梁数本と目隠し板内側のオスモ塗装を完了させることができませんでした.
あと,デッキ階段もまだだったな….
あまり下塗り剤だけの状態で放置しておきたくないのですが,これらの塗装は次回の手の空いた天気の良い休日に持ち越しにするしかありません.
梅雨入り前には何としても完成させるぞ!
…と言うわけでまだ続きます.


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