1StDay

 前日までに準備は完了。AIAIは1年生2学期の終了式の日と言うこともあり学校へ。終了式、そして掃除が終了した頃に学校に迎えに行き、自宅を出発し、KANFamily宅へ。まだまだ先は長いのに子供達は、すっかり盛り上がっている。
 いつもは、札幌北ICから高速に乗るが、今回は札幌南ICから高速へ。道路に雪はなく、とてもスムーズ。
 自宅を出発してから約1時間ほどでサン駐車場へ到着した。

道路には雪がなく高速道路をスムーズに千歳へ いつものサン駐車場へ到着 千歳空港にはクリスマスの飾りがたくさんあった 国内線はとても混雑していた 国際線のカウンターを見るとすでに長蛇の列

 サン駐車場を出発し空港には、12時30分に到着した。年末だけあり、空港内もいつになく混雑していた。国際線のカウンターを見れば、出発便はは大韓航空便だけなのに、長い列ができていた
 20分ほど並び、ようやくカウンターへ。今回搭乗の航空機はA330。座席配列は2−4−2なので、子供には景色が見えた方がよいのかなと思いながらも、7名分を中間4席の前後での発券となった。

チェックインをした後に子供達のリクエストでスタンプラリーへ 空港内をスタンプを求め右に左に上に下に そのようなこともあり出国したのは13時35分 すでに搭乗が開始されていた 待合室にもほとんど人がいない

 この日は、千歳空港でスタンプラリーが行われており、これに気が付いた子供達はやる気まんまん。子供達だけで出来るのであればよいが、空港内を上に下に左に右に行かねばならず、とても子供達だけでは無理なので、結局全員でスタンプを求めて歩くことに。
 何カ所かスタンプを集めると、プレゼントがもらえるとのこと。出発前は2、3個で後は帰国した時にと思っていたものの、結局7個スタンプを押し、プレゼントをもうらうことができた。
 出発20分前にゲートに到着すると、すでに搭乗が開始されており、待合室はガラ〜ンとしていた。機内を見るとさすがに年末の繁忙期だけあり、空席はみあたらなかった。
 機内では子供が4人もいると、少しはうるさくするのではないかと思っていたが、とても静かにすごしていた。考えて見れば、これまでKANFamilyと一緒に行った「長崎」、「マウイ」旅行でも、ビールを飲んでいたKAN氏以外は、みんな静かにしていたことを考えれば、子供達はちゃんとTPOを考えて行動しているのだなと改めて感心した。

13時45分に機内へ 機内は満席だった まずはチャイルドミール 大人はビーフ そしてこちらはシーフード

 ほぼ、定刻に仁川空港へ到着した。目の前にトランジットゲートがあったものの、韓国の入国スタンプを押してもらうのも、子供達にとって社会勉強の一つになるのかなと思い、一度、韓国へ入国することにした。
 韓国の入国に際しては、写真撮影や指紋の登録もないため、スムーズに手続が完了した。ここ仁川空港では、トランジットツアーを主催している。出発前に調べてみたところ、2時間くらいで近隣を回るコースもあった。
 ツアーの出発時間が合わなかったということもあったけれど、この時期は寒く、かつ、到着時間には、すでに暗くなっている上に、子供にはどうかなと考え、トランジットツアーには参加せず、空港内ですごすことにした。

AIAIは途中BE-GOで英語のレッスン(ゲームをしているだけ) まもなく仁川国際空港へ到着 1年ぶり 今回は一度韓国へ入国することに 外は0℃と札幌と変わらない

 地下1階をぶらぶらしたところ、銀行、売店、食堂などがあった。探し方がよくないのか、それとも仁川空港はトランジット利用を考慮して作られているからだろうか、制限エリアの方が、店舗や設備が充実しているような印象だった。
 地下1階で食事をしてから、韓国を出国し再び制限エリアへ。前回、韓国へ旅行に来たときと異なり、急激に円高ウォン安になり、2年前に来たときと比べると、円の価値がおおよそ倍になっていた。
今回 10,000円→149,000W 前回(2006年) 10,000円→78,400W
 しかし、倍というのはすごいことだ。今回食べた石焼きビビンバの値段が9,000Wなので、前回これを食べると約1,100円、今回食べると600円ということになる。

入国したと言っても特にやることはなし B1をぶらぶらしてから軽く夕食 キムバップ
3000W(約200円)
石焼きビビンバ
9000W(約600円)
そして冷麺
7000W(約470円)

 出発までは約2時間。我々が出発するゲートからみると、反対方向にある子供の遊具施設で遊ぶことにした。以前にあった子供の遊び場は、Slypeのインフォメーションになっていた。あたりを見回すと、この時間には出発便がないのか、とても閑散としており、のんびりとくつろぐことができた。
 そして、この制限エリア内では、無線LANが無料で利用できるようになっていた。

19時になったので 韓国を出国することに 子供の遊び場の場所が変わっていた たっぷり遊んでから出発ゲートに 待合いスペースには大勢の人が

 たっぷり遊び、出発40分前にゲートにむかった。ゲート付近にはすでにたくさんの方々が搭乗を待っていた。多分日本の方もいたのだろうが、ほとんどが韓国の方々だった。昨年、9月に韓国経由でグアムに行った時は、「新婚さん」と思われる方が多かったけれど、今回は、年末だからなのか、家族連れが多いように思われた。

グアムに向け 搭乗開始 機材はB747 それでも満席 離陸後1時間ほどで まずはチャイルドミール こちらはチャイルドミールのチキンナゲット 大人はチキン

 搭乗してびっくり。自分たちもそうだが、回りは子供連れ、いや幼児がたくさんいる。多分、この付近に集められたのだろう。グアムまでは約4時間なので、あっという間。1時間ほどで夕食の時間。子供達はチャイルドミールをもりもりと食べていた。この区間で寝ることができないと、到着してからがつらいので、夕食後は睡眠タイム。到着までは後3時間。うとうとしていると、あちこちで赤ちゃんが泣きはじめ、とても寝ていられない。今回は、機内で絶対寝るぞとアイマスクと耳栓を用意した。それでも、一度目が覚めると、いつもながらなぜか眠れなかった。
 泣いている赤ちゃんを抱っこして、お父さん、お母さんが機内の散歩を始めた。AIAI&KARINが小さい時は、機内であまり泣かれたことがなかった。それでも、何度かは同じように抱っこして機内を歩いていたなというのを懐かしく思い出した。「子連れ旅行、がんばれ」と思いつつ。

そしてビーフ 飛行時間約4時間 2:20(現地時間)にグアム到着 入国でこんなに手間取ったことはこれまでなかった へとへとになり3:37にようやく入国

 そして、定刻より少し早くグアム空港へ到着した。子供も全員元気よく起床し書類も万全、入国審査場へ入ったのは比較的早い方では。と、本日の睡眠時間を気にしながら、列に並んだ。
 そこへ、一人の女性が現れ、書類のチェックを始めた。グアムは4度目。特に何もないだろうと余裕でパスポートと書類を渡した。すると、「何日滞在」「ビザはある」と質問され、「6日」「ビザはない」と答えた。すると、「書類が違うから書き直すように」と指示があり、YRさんと、一度列を離れ、書類を書き直すことになった。そもそも、用意した書類はI94W。もちろん機内でもらったもの。15日以内の滞在であればI94とI736の組み合わせで、写真撮影等の手続きは不要というのはわかっていたけれど、大韓航空機内では、書類の用意がないのか、これらの書類を配布してくれない。
 そんなわけで、写真撮影等が必要でも、I94Wで入国は可能(実際には昨年もI94Wで入国)なはず。それでも、イミグレーションで、そんなことを日本語で言ってもわかってもらえるはずもなく、おとなしく書き直すことに。
 二人で、書き直していると、今度は別の女性が現れ、「子供は書かなくてもよいのよ」と、書いたフォームをわざわざ廃棄までしてくれた。そんなことをしているうちに、列は最前列になり、2家族がそれぞれのブースで入国審査をすることに。
 隣では、YRさんが「子供も必要だって」と叫んでいた。「えっ」と思っていると、こちらでも「子供の分は?」「ありません」「なんでないの?」「あそこの女性がいらないと言ったから」「書いて来て」と言われ、何と差し戻しになってしまった。(ちなみに、最初は笑顔だった審査官の機嫌がだんだん悪くなってきた)仕方がなく、ブースの横で書いていると、先ほどの女性が現れ、申し訳ないと思ったのか、書くのを手伝ってくれた。
 ちなみに、今でも疑問なのが、
 1 あのままI94Wで入国はできなかったのか?
 2 いったい、「この書類に書き直して」「子供の書類はいらない」と言った女性2名の仕事は何?
ということ。

PICのお迎えの方とすぐに合流 すぐにホテルに向かう ホテルでチェックイン 迷路のような廊下を通り ようやく部屋に到着

 結局、1時間以上も入国にかかり、ロビーに出たときには、ほとんど人がいなかった。PICの迎えの方とすぐに合流し、ホテルにむかった。
 10分ほどでホテルに到着し、すぐにチェックイン。夜中だからなのか、日本語を話すスタッフはおらず、英語で部屋へ行く経路を聞き、聞いたとおりに部屋へむかった。一度利用した方であればわかっていただけるのではと思うが、ロイヤルタワーはよいとして、オセアナタワー方面は上に行ったり下に行ったりとなかなかわかりにくい。
 部屋に到着したところ、リクエストどおりコネクティングルームになっていた。「どれどれ」とドアを開けると何と鍵がかかっており、開かなかった。開かないことで、すぐにでも問題があるかと言えばないのだが、PICではコネクティングルームを確保するために1泊30ドルも確約料金として支払わなければならないのだ。それなのに、開かない。
 夜中の4時に到着して1泊料金と言うのは、まだ仕方がないとして、コネクティングルームが使えないことにはいささか憤慨した。すぐにフロントへ電話し、やさしく「コネクティングルームの鍵を開けてください」とお願いし、、やっとコネクティングルームの鍵が開いたのは、約15分後。ようやく眠りについたのは、少しおおげさに言うと朝日が昇る頃であった。

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