携帯電話編TRAVEL for foreign countries

〜海外にいることを意識しないで携帯電話を使う〜
V801SH
2004.6〜
2006.7
日本国内
W-CDMA

海外
GSM900
GSM1800
GSM1900
703SHf
2006.7〜
705SH
2006.7〜
日本国内
W-CDMA
海外
W-CDMA
GSM900
GSM1800
GSM1900

 2002年8月のハワイ(オアフ島)、そして2004年2月のハワイ(マウイ島&オアフ島)への海外旅行では現地にて携帯電話をレンタルしたが、旅行の都度手続きをしなくてはいけない煩雑さや使い慣れていない端末の操作の難しさを考え、2004年6月、ボーダフォンの3G携帯「V801SH」を購入した。まだまだ、出始めの頃で端末の値段も高かったが、十分に元を取ったのではないかと思っている。
 これからもと思っていたところ、ボーダフォンが日本からあっさりと撤退してしまった。しかしながら、買収先のソフトバンクによると、これまでのサービスは当面継続するとのことなので、これまでどおり海外でも現状と同じように利用が可能であるらしい。

 2006年7月に機種交換をしてきた。これでTAKEFamilyは3台の海外携帯を有することになった。新しい機種は、海外のW-CDMAの接続が可能となったことで韓国でも利用が可能となる。
 これに加えて新端末は、海外で電源を入れると自動的にネットワークに接続が可能となるなど、その利便性は格段に向上していた。 
 
 現在までに6カ国(アメリカ、グアム、インドネシア、タイ、シンガポール(大韓民国は端末をレンタル))で利用したので、その利用模様を紹介したいと思う。
 


アナハイム(アメリカ)

2004.9
 今回初めてボーダフォンのグローバルローミングサービスを利用しました。最大の特徴は、日本で使用している自分の携帯電話がそのまま海外でも使用できるということです。TAKEfamilyとしてもこれは利用してみたいということで、機種交換にあわせて国際ローミングサービスを利用できる機種(平成16年6月現在で2機種だった)を購入しました。

 ローミングしている国のリストを見ると、日本からの主な渡航先で使用できないのは韓国のみで、かなりの国での使用が可能のようです。別途、国際ローミングのための契約は必要ですが、国際ローミングのための月々の使用料は無料です。

 もちろん、海外で使用した場合には通話料・通信料(いずれも送受信)が必要になるのは言うまでもありません。
 
 前回、マウイで借りた電話機はメールの使用方法を確認しているうちに帰国日となってしまい、結局メールの使用はできなかったので(センスの問題が大)、メール機能等はやはり慣れた機種の方がよいです。
  

 そこで、1回目の国際ローミングサービス利用模様を紹介します。
 
 日本から10時間のフライトでロサンゼルス国際空港に到着
 はやる気持ちをおさえ、携帯電話の電源を「ON」(この時点ではWCDMA方式なので使用はできません)
 ここで、システム設定からエリア選択を「海外モード」にします。
 この後、一度電源を「OFF」にしてもう一度電源を「ON」にする

グアム
2004.12
 前回のアナハイムでは、実際に使用してはいないので、今回は、通話・メールを実際に使用してみることを念頭におきつつ、グアムに出発しました。
グアム到着後、すぐにGSM方式に変更し、設定は問題なく行うことができました。
グアムでは、音声通話とSMS(ショートメッセージサービス)は、ローミングしていますが、Web検索・VGSメールの使用はできないとの事前情報のとおりでした。
今回は、まず、日本に電話をしてみましたが、何と英語のメッセージがアナウンス(何と言っているのかは不明)され、一向につながりませんでした。
これは、「81(日本の国番号)11(札幌の市外局番)○○○(市内局番)△△△△(加入者番号)」とダイヤルしたのですが、実は+をダイヤルしていなかったために接続されなかったものです。
V801SHの国番号自動付加機能を使うと何の問題もないのですが、この「+」にどうのような意味があるのかわからなかった(現在も不明)ため、接続ができなかったものです。
SMSは、問題なく送信できました。
また、日本からも電話がきました。
ちなみにSMSは、着信無料・送信100円です。
オーランド(アメリカ)
2005.5
 すでに2回海外で使用したことから、使用方法でわからないことはなかったのですが、着信履歴で1点だけ悩むことがありました。
それは、日本で使用している端末(電話番号)ならではのことなのですが、ホテルに戻ってみると着信履歴に「0118190△△△□□□□」と「+8190△△△□□□□」の番号表示があったのです。
「011」と「+」は国際電話、「81」は日本から「90」は携帯電話からの発信とわかったのですが、誰からなのかわからず、もしかして重要?ワン切り?そして??ということで相当考えたのですが、結果はKANからの電話でした。
当然のことながらKANの携帯電話番号は登録されているので、日本であれば名前も一緒に表示されているのですが、海外では、携帯電話に登録している電話番号でもいろいろな番号「011」とか「+」が表示されるので、登録されている名前は表示されません。
わかってみれば、「そんなこと」です。 
ソウル(大韓民国)

2005.5
 ほとんどの渡航先で使用可能なボーダフォン3Gですが、日本からの渡航先としてメジャーな国である韓国では使用することができません。
韓国では、アナログ系ではTACS方式を採用しており、デジタルではCDMAone方式そして、第3世代としてKDDIauと方式が同じCDMA20001x方式を採用しています。

そのような状況にあるため、韓国で携帯電話を使用するためには、ボーダフォンのグローバルサービスを利用していても、電話機本体をレンタルする必要があります。
唯一のメリットとしては、SIMカード(利用者の電話番号等の情報が書き込まれたカード)を差し替えることにより、日本で使用している電話番号がそのまま利用可能ということです。(ちなみにNTTドコモのFOMAサービスも同様です)
と、そのような理由で2005年ソウル旅行では、ボーダフォングローバルレンタルにて携帯電話をレンタルしました。 

(以下貸出し店舗・料金等ボーダフォンのサービス内容は、2005年5月現在の情報です)

1日525円のレンタル料(通話料別)がかかりますです。最低レンタル日数が3日なので、2日間の旅行でも3日分の料金が必要です。成田・関西・中部の各空港で受取・返却が可能です。
今回の旅行のように千歳から出発する場合は、あらかじめボーダフォンの指定ショップ又は宅配便による受取・返却ということになります。
しかしながら、
1 北海道内では「札幌駅前通店」しか取扱いがない
 ※出発日前及び到着日以降に受取・返却は可能ですが、その間の使用(基本的には、携帯電話のレンタル)のいかんに関わら ずレンタル料金を支払う必要があります。
2 宅配便を利用すれば宅配便料金が必要
ということを考えれば、「自分の番号で」という方以外は、他の携帯電話レンタルサービスを検討するのもありではないでしょうか。

実際の使用ですが、ソウル仁川空港に到着後、SIMカードを差替えて、電源を入れます。少し時間がかかりましたが、問題なく使用可能となりました。
日本に帰ってきてからの方が大変でして、SIMカードを差替えてもなかなか使用可能な状態にならず、「ネットワークの使用を可能にしますか(はっきりとは覚えていない)」と表示されるので「Yes」を選択して、3分ぐらい待ちました。(この前にSIMカードや電源を何度も入れ直しています。)今回も接続できないかなあと思っていたところ、ようやく接続ができるようになりました。
(ボーダフォンによると帰国した日の8:00すぎまで、3G携帯のシステムに障害が発生していたようなので、接続できなかった理由はこれかも知れません。帰国してすぐにこういう状況とはわからないので、もしかすると、端末を操作しているうちに端末まで故障してしまう可能性がありますので注意が必要です。)

(2005年5月30日現在の情報です)

 ボーダフォンでは、2005年6月7日から韓国SKテレコムのW−CDMAとローミングが可能になるとの報道発表をしています。これにより、3G携帯端末(一部の端末を除く)を使用している場合は、現在使用している端末を韓国国内(ソウル市内とのこと)で使用することが可能となるようです。
 この↑一部端末にTAKEFamilyが使用している「SH801」が入っており、やはり韓国での使用はできないようです。

バリ島(インドネシア)
2005.9
 インドネシアバリ島でももちろん国際ローミングの利用は可能でした。今回は、グアムでのトランジットがあるので1度の旅行で2ヶ国訪問する旅行です。現地レンタルではグアム用・インドネシア用ということでそれぞれレンタルする必要があるかも知れないですが、ボーダフォン3G国際ローミングサービスでは、もちろん自分が日本で使用している携帯電話機をそのまま使用(もちろん簡単な設定は必要)できます。
 すでに、この電話機も4カ国5回の海外旅行を経験し、サービス地域での電話サービス使用については特に考えることもなくなりましたが、未だその機能を利用していない「ボーダフォンライブ(インターネット接続サービス)」を利用してみたいということで接続してきました。
 ローミング先の電話会社は、インドネシアの場合3社ありますが、そのうちインターネット接続が可能な事業者は2005年9月現現在「Telkomsel」1社となっています。現地でネットワークを自動設定にしたのですが、その時には「Telkomsel」に設定されず、手動にて設定を完了しました。
 料金は、1度接続すると必ず100円(10kBまで)必要になることから利用頻度によっては結構な金額になるかも知れませんが、日本にいるのと同じように情報が入手できるというのはなかなか素晴らしいサービスです。
ホノルル(アメリカ)
2006.3
 使用状況
 日本から着信が1回ありました。特に急ぎの用件でもなかったのですが常に連絡が取れるというのは「安心」です。今回は、パソコンを持ち込み、かつ、ホテル内にてインターネットに接続が可能であったことから、メール、Web接続の機能は使用することはありませんでした。
シンガポール GSM900/1800・W−CDMA 携帯電話会社(ローミング):シングテル、M1、スターハブ
2006.8
 
 使用状況
 日本から着信が1回ありました。電話で「シンガポールにいます。」と話すとびっくりしておりましたが、ちょっとしたことでも連絡が取れると安心です。これも普段からほとんど携帯電話に着信がないTAKEFamilyのPAPAだから出来ることでしょうか。
 前のV801SHは、海外ローミング中は、電話番号表示しかないので不便でしたが、今度の新しい携帯電話は、登録先の名前までが表示されるのでとても便利になりました。
 今回は、ホテルでインターネット接続ができなかったので、2度ほど携帯電話Webにて日本の株式市況を見ましたが、これが結構高く(1,190円)つきました。
ソウル(大韓民国) W−CDMA 携帯電話会社(ローミング):KTF、SKTelecom
2006.12
 使用状況
 韓国でもWCDMAのサービス(ソウルとその近郊に限定されているらしい)が2005年6月から始まり、電話機をレンタルすることなくローミング利用が可能となりました。(一部機種を除く)
 今回は、MAMA&AIKA、そしてPAPA&KARINがそれぞれの経路でソウルにむかうことになったことから、お互いの連絡手段を確保するため2台持っていくことにしました。結局、1度も使用はしなかったのですが、ロッテワールド内でMAMA→PAPAに電話をかけた時に「電話が繋がらなかった」と言うことでちょっと考えてしまいましたが、「そう、忘れていました。」日本から持ち込んだローミング中の携帯電話機相互で通話をするためには、国際通話になることを。
 電話のかけ方は、電話帳に登録している場合は、発信の時に電話番号を選択してから「国際発信」を選択します。登録されてない場合は「+」を長押ししてから国番号「日本の場合81」、そして「電話番号(市外局番及び携帯電話番号の最初の0を除いて)」を入力して発信します。
※電話のかけ方は、「703SHf」「705SH」の場合を例示したものであり機種により異なります。
マウイ(アメリカ) GSM1900 携帯電話会社(ローミング):Cingular、T-Mobile
2007.4
 使用状況
 3Familyによるマウイ旅行。SMFamilyは「NTTドコモ」の海外携帯をレンタルしましたが、3G携帯なので電話番号やメールアドレスは同じでした。今回は、それぞれ出発日や現地での行程も異なるので、お互いの連絡に結構頻繁に電話を使用しました。マウイ島ではハナへドライブしましたが、途中不感地帯がかなりありました。
グアム
(トランジット:インチョン空港)
GSM1900
(W−CDMA)
携帯電話会社(ローミング):HafaTEL、mpulse
(KTF、SKTelecom)
2007.9
 使用状況
 今回のように韓国でトランジットする場合などでも、飛行機から降り、電源を入れるだけですぐ利用することができとても便利でした。利用頻度は多くはなかったのですが、携帯電話が通じる環境にあるのはとても安心感があります。

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