(C)TOSS‐TWOWAY/小学校/国語/6学年

                            栃木県 あべ松龍矢

森へ 第5時 その根の間の、「その」は、大木か倒木か?対比の文は?

前半漢字スキルの指導。

発問1 宿題になっていた、「その」が指す言葉は、大木か倒木か意見を発表してください。

○倒木派の意見
 ・栄養をあたえつくした倒木のあとと書いてあるから。                                            ・P20、L8に「倒木が新しい木々を育てたのです。」と書いてあるから。
○大木派の意見
 ・P14にときどき気味の悪い大木を見かけました。まるで、足で立っているように根がはえ、その間に大きな穴が空いている  のです。あれはいったいなんなのだろう。と、問いの文が書いてあり、P20、L11からその根の間に空いていたあな、それ   は、栄養をあたえつくして消えた倒木のあとだったのですと答えの文が書いてあるが、根の間に空いていたあなのことをい   っているのだから、P14のことと同じで、大木だとわかるから。
 ・P14のL11に気味の悪い大木を見かけました。と書いてあるからだ。まるで足で立っているように根が生え、その間に大き  な穴が空いているのです。とも書いてあるからだ。それに、答えの文の始めに、その、と書いてあるし、根が生えているそ   の間というのも、そのと書いてあるからだ。そして、そのというのは、大木を指していると思ったからだ。
 ・その、の所に倒木を入れると「倒木の根の間に空いていて消えた倒木のあとだったのです。」と読むと、文章もおかしいし、  倒木で始まって倒木で終わっているからだ。

○結論                                                                          「その」が指しているのは、すぐ前の文「森の中でときどき見かけた、根が足のように生えた不思議な木のことです。」である。これは、生きている木、つまり大木のことである。ゆえに、答えは大木となる。

発問2 対比の文があります。「いつの間にか、自分がクマの目になって、この森をながめているみたいなのです。」の文と対比されているのはどの文ですか?

これはすぐに見つかった。

 ・今度は、森のリスになったような気分で、倒木の上を歩きました。 

 

国語のページへ 第1時 第2時 第3時 第4時 第6時 第7時 

TOSSLANDへ    トップページヘ   
‐(C)TOSS あべ松龍矢 ALL RIGHT RESERVED‐