た行
「黄昏国」 1985年8月25日河出書房新社より初版発行詩画集。
@P、158「私のはじめての本」「こういう本を作りたくて、自分でスケッチブックで本のように作っていろいろ見せているうちに、出させてもらったものです。いろいろな部分の予兆がみえます」
             作品紹介と読後感
父親 1990年(平成2年)秋、軽飛行機に乗っているとき事故で死亡。
つれづれには、お墓参りの記事ぐらいにしか登場しません。「微笑みながら消えていく」の80ページには、父親がセスナ機の実習の時に同乗して写した写真とエッセイがあります。
@P、107ページ「私は思った。父は、何か、帳尻があったのだろうと。」
ちんまり 夏生さんがよく使う言葉。
「LESSON」36頁(いつかぼくがみたこと)より
「月夜にひろった氷」 1987年12月10日河出書房新社より初版発行。
残念ながらまだ手元にない本です。
@P、158「静かでやさしい詩の本」
「つれづれノート」 1991年6月25日角川文庫より初版発行。
つれづれノート1巻です。現在(2003年)12巻まで発行されています。
1990年8月31日から9月19日まで。1991年1月12日から2月15日まで。約4ヶ月空いて書かれています。最初の約1ヶ月が1部、その後つれづれ以前の作品紹介がありそれが第2部、そして最後の約1ヶ月が第3部となり、以上のように3部編成の本です。
はじめから短いものをと考えて、第2部にある「運命のような静かな日々」のように日記風のエッセイとするはずだったのか。
後に夫となるむーちゃんと再会をし、恋人として楽しい日々を送っている夏生さん、そんな生活を描き、心の余裕から今までの作品を振り返っているように見えます。
                 作品の紹介と感想そして年表
「つれづれノートA」 つれづれノート1巻は、1991年2月15日で終わり、後書きは91年初夏かとあります。つれづれノートAは、1993年6月に発行されています。発行年から見て、2巻の最初の記事は92年6月3日で、最後の記事は、93年3月15日と思われます。
そうしますと91年2月から92年6月までの約1年4ヶ月のあいだつれづれノートは空いていると思われます。
このようにこちらのページでは1年4ヶ月空いていると仮定をして年表は作られます。まちがいがあった場合は訂正をさせていただきます。
ですから、まず、この1年4ヶ月のあいだに出版された作品を紹介してから記事に入っていきたいと思います。

と、つれづれノートAのほうのページにも書きましたように、1巻からはだいぶ時間が空いています。
この間にむーちゃんと結婚、そして2巻は妊娠、出産の時期が描かれています。いよいよカンちゃん登場です。
                 
作品紹介と感想そして年表
テル 夏生さんの弟。
つれづれには時々登場します。
@P、42@p、154沖縄旅行の話。「この空は夏の中」110ページの写真モデル?美男美女の兄弟・姉妹です。
AP、23むーちゃん・夏生さんと焼肉
テレビゲーム 時々テレビゲームに夢中になるところが出てきます。
@p、182「ハットリス」
テレビ番組 つれづれノートにはたくさんのテレビ番組が出てきます。はまっているドラマなど
AP、8ドラマ「愛はどうだ」少し泣いた。
AP、14NHK「婦人百科」
AP、15NHK「新日本探訪」
陶芸 11個もの習い事の中のひとつ。1巻に作品の写真あり。
@P、10@P、202@P、227
友達 いつも付き合うような友達はその時々にいますし、「やよいちゃん」などずっと長く付き合う友達もいます。逆にもう会いたくないという友達の話も出てきます。
つれづれノートにはたくさんの友達や仕事などのつきあいのある人が登場しますが、楽しく描かれています。男友達も時々は登場をしてムムッ?っとさせられることも。
どよ〜ん 夏生さんがよく使う言葉。がっくり、しら〜、くらい・・・・なんていうようなときに出てきます。
AP、34イラスト
銀色夏生
つれづれノート辞典
銀色夏生の作品辞典です
「○○」は、本の名前
(○○)は、詩集内の一つ一つの作品の題名あるいは書き出し部分です。

括弧無しは,「つれづれノート」詩集の中の特徴的な言葉やぐっと来る 言葉です。

夕螺