「ヨルダン川」について

ヨルダン川はパレスチナ最大の川で、ヘルモン山やゴラン高原(シリヤ高原)などを水源とし、途中ガリラヤ湖となって北から南へと流れ、 死海に流れ込む延長425Kmの川で、乾燥地帯における貴重な水資源となっています。

昔イスラエルの民は、エジプトを出て40年間荒野をさまよった後、ヨシュアを先頭にヨルダン川を渡り、約束の地へと入って行きました。
この時、ヨシュアたちはヨルダン川に橋を架けてから渡ったのではありません。

100万人以上のイスラエルの民と、数多くの家畜を引き連れて川岸辺近くまで来た時、神さまの約束通りアダムの町からエリコまで約25kmが、 せき止められ、イスラエルの民は川底を歩いて渡る事が出来ました。

川底ですから傾斜があって、でこぼこな道は女性や子供達、そして、年寄りには、とても厳しい道だったでしょう。
しかも、荷馬車や家畜を引いて行かなければなりませんから、神さまは25kmにも及ぶ長い距離を、せき止められたのです。

短い距離ですと、イスラエルの民が集中して、混乱が起きてしまいますから、必要以上の長さを用意され、 素早く渡る事が出来るようにして下さったのですね。

洪水をおこしそうな川を見たら、川がせき止められるなんて、人間の理性や常識では考えられない事です。
しかし、神さまには、出来ないことはありません。

神さまは、ヨルダン川を渡ることを通して、私たちに何を伝えたかったのかを、次回考えてみましょう。

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