「渡辺 敬子さん」について

渡辺さんは、幼稚園に入った満五歳の時に、視力の障害を知ったそうです。
友達が、飛行機が空を飛んでいるのを見て「ヒコーキだ、ヒコーキだ、バンザーイ、バンザーイ」とはしゃいで いましたが、渡辺さんが「見えない」と言うと「馬鹿だから!」という返事が返ってきたそうです。
以来、からかわれたり、いじめられたりすることがとても辛いため、人前で「見えない」と言う言葉は、 禁句となって行ったそうです。
中学三年生の時、はじめて眼科へ行き、医者から「先天性の弱視でレンズを合わせられない」と言われ、 渡辺さんは、「人生が打ち切られたかのような思いになり、一生分の涙を流した」と告白しています。
また、ある教師に「高校受験に失敗することは、人生の落伍者、失格者」と聞かされ、 生きることが、無意味であるかのように思えて来て、死のうかと思いつめたそうです。
しかし、ご主人の転勤で九州に行くまで、隣に住んでいたNさんだけが、友達のいない渡辺さんを 全面的に受け入れ、支えて下さっていたことを思い出し、「Nさんに会ってから死のう」と決めたそうです。
東京からNさんの住む熊本県人吉市へ行き、最初の日曜日に、Nさんから「教会へ行こう」と誘われ、 大好きなNさんの誘いを断ることもできず、我慢をして人吉聖書教会の礼拝へ、出席したそうです。
そして、アメリカ人宣教師の「人は自分の意思で生まれたのではないから、自分の意思で 死を選んではならない。」という言葉が心に飛び込んで来た時、「まあ、急がなくてもいい、何時でも死ねるし、 親身になって心配をしてくれているNさんに、迷惑はかけられないから、人吉では死ねない。」と 思うようになっていたそうです。
Nさんの家に三週間お世話になり、熊本から東京に帰ってからは、Nさんからいただいた新約聖書を読むことが 日課となって、「・・・・主が言われた、『わたしの恵みはあなたに対して十分である。
わたしの力は弱いところに完全にあらわれる』。
それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。」 (新約聖書:コリント第U12章9節)
を読んだ時、渡辺さんは「今日までの生活は、いったい何だったんだろう?」と感じるようになり、 熊本の教会の人達から届いた、励ましの手紙の文面からあふれ出る誠実さと明るさ、 そして、熊本の教会の人達が、大きな安心と満足の上に立っていることに気づかされた時、 あんなに嫌いだった、キリスト教を信じるクリスチャンへ憧れを持つように変えられ、悔い改めたそうです。
二十歳で自らの生命を絶とうと考えていたが、神様に変えられ、その倍以上も生かされた今では、 「『神様の恵みは、十分であった』と言うことのできる幸せに感謝している」と、 渡辺さんは書いておられます。


まだクリスチャンの友達がいない人は、ぜひクリスチャンの友達を作ってください。
そして、渡辺さんのように日曜日には、キリスト教会へ行って礼拝に出席してください。

きっと、あなたの人生は変わりますよ。

イエス様は、あなたを愛しておられます。

イエス様は、あなたを愛しておられます。

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