「ヒゼキヤトンネル」について
紀元前700年頃、アッシリアの支配下にあった南ユダ王国のヒゼキヤ王が、イスラエルの神を崇め、ユダ王国の独立のためアッシリアに抵抗し、
勝利を勝ち取った事について、ちょっと考えて見ましょう。
ユダ王国の国民にとって、アッシリアの偶像を崇拝する事は、耐え難い事で有った事は間違いないと思います。
ですから、
@イスラエルの神への信仰深い人たち
Aユダ王国の独立が自分の命より大切、と考えている人々にとって、アッシリアへの反乱は、多くの犠牲者が出る事を、覚悟して戦う。
暗くて強固な岩盤を掘り続ける。
これが、正しい決断だったのでしょう。
しかし、イスラエルの神ヤーウェイを信じ、ユダ王国の独立を当然信じていても
B戦争(人を殺し合う事)を好まず、反対を唱える人々、
C国より家族を守る事で精一杯だった人々、にとってアッシリアへの反乱は、無謀な抵抗であったのではないか! とも考えられます。
@&Aのように、アッシリアに立ち向かい、トンネルを掘り続ける。
B&Cのように、多くの犠牲者を出してまで戦う価値は無い。
といった『ヒゼキヤトンネル」のような問題は、現代でも当てはまる事が有ると思います。
確かに主(イエス様)が、ご自分の唾で土をこねて、生まれつき目の見えない人の目に塗り、シロアム池へ行って目を洗うように言い、
その人が主(イエス様)の言うとおりにすると、癒やされる事に繋がることも 私は、信じています。
しかし、アッシリアに従う事は屈辱でも、ヒゼキヤ王が 少し我慢をしていたら、ユダ王国民に多くの犠牲者が出る事もなく、
神さまは、違った方法で ユダ王国に勝利をもたらせて下さる方とも 私は、信じています。
何か問題に ぶち当たり、一つの正しい判断を導き出す事が、難しい場合は、『ヒゼキヤトンネル』の出来事のように、
二つの考えの重要性を知り、主(イエス様)に
「知恵を与えて下さい。
一番良い解決方法を与えて下さい。
主(イエス様)よ、助けて下さい。」と、祈ってみて下さい。
必ずあなたにとって一番良い解決方法が、神さまから示されますよ。
シャローム!!
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