「中東キリスト教徒」について
朝日新聞には、「日曜日にシリア・ダマスカスの旧市街にあるキリスト教会には、
危機感を感じて母国イラクから逃れて来た多くのクリスチャンであふれていた。」と書かれていました。
イラク北部のモスルから5月に、3人の子供と逃れて来たクリスチャンのイーサーさんは、
2008年の10月にモスルの家に「異教徒は5万ドル(約407万円)払え。さもないと殺す。」と脅迫状が届きましたが、
イーサーさんのご主人のヤコブさんは、「イラク人は、みんな同じ船に乗る仲間のはずだ。」と取り合いませんでした。
すると数日後、38歳のヤコブさんは、仕事に出かけたまま戻らず、翌日、路上で遺体が見つかったそうです。
イーサーさんは、ご主人のヤコブさんがいつも持ち歩いていた、
血に染まった小型の聖書と末娘のサマちゃんと共に、朝日新聞の写真に載っていました。
2008年の10月にイラク北部のモスルで殺されたクリスチャンの数は40人に上り、
2008年のうちに12,000人以上の人が故郷を失ったと、国際イラク支援団(UNAMI)が報告しています。
イラク人のクリスチャンは、祖国を捨て欧米などを目指して次々と流出していますが、
宗教の自由な民主主義国家である日本で生活できる私たちは、本当に感謝な事ですね。
中東に良い知恵が与えられ、平和な世界に変わることを祈ってまいりましょう。
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