「森林破壊と地球温暖化」について

「森林破壊」と「地球温暖化」なんて、「そんなの関係ねェ〜!オッパッピー!」と考えておられる 方が、意外と多いように思われます。
実は、森林には地球温暖化ガス(二酸化炭素)を吸収するという『神様から与えられた仕事』があるのですね。
でも、地球温暖化ガス(二酸化炭素)の吸収量が減少しているのは、確かなようです。

静岡大学の調査では、日本の南アルプスの高山植物が減少していて、原因は、鹿(シカ)による食外だそうです。
本来、鹿(シカ)はある一定の高度(寒いところ)を超える地域では、冬を越せないそうです。
しかし、「地球温暖化」によって鹿(シカ)の生息可能範囲が広がり、 高山植物が鹿(シカ)の餌となっているとのことです。

動物は住みにくければ、比較的簡単に移動することが出来ますが、高山植物の移動手段は、種を飛ばすことで、 何世代にもかけてゆっくりと移動するのですから、簡単に絶滅への道をたどることになりますよね。
まだ、「そんなの関係ねェ〜!オッパッピー!」ですか?

以前、松林の松枯れ対策をしていた、茨城県のゴルフ場へ行ったことがあります。
松枯れを引き起こす寄生虫は、東北より北の地域では発生していなかったそうですが、 この寄生虫の生息可能域が北上して、現在では秋田県でも寄生虫による松枯れが認められたそうです。

さらに世界遺産の白神山地のブナの原生林も、このまま「地球温暖化」が進むと、 ブナの生息可能域が本州から年々減少し、2100年までには、消失してしまうそうです。
私たちが犯した悲惨な戦争(争い)や過ちを思い出させ、 二度とおこさせないようにするために世界遺産に登録されるのが趣旨ですから・・・・・
まだ、まだ、「そんなの関係ねェ〜!オッパッピー!」ですか?

30年前の夏に、与論島と沖縄の海で泳いでいると、砂浜から数十メートルの所でも、 珊瑚と海面が数10CMぐらいしかなく、胸にギザギザな傷を付けた楽しい想い出があります。
信じられないでしょ?本当のことです!
沖縄では、人工の珊瑚を増やしていると聴きましたが、取り返しのつかない状況をすでに 引き起こしつつあるのが実態ですね。

森林が、地球温暖化ガス(二酸化炭素)を吸収するという『神様から与えられた仕事』や、 弱い魚等の生き物を守り、海の形態を存続させるという『神様から与えられた仕事』を妨げることは、罪ですよね。
私たちはなぜ日本(地球)にいるのでしょうか? これでいいのでしょうか?

「そんなの関係ねェ〜!オッパッピー!」なんて、誰にもいえませんよね。
創造主である主(イエス様)の日本(地球)を大切にして、もっともっと愛していきましょう。

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