「昇天された主(イエス様)」について

『マタイの福音書:28章』には、「弟子たちに世界へ出て行って福音を伝えるように」で終了し、昇天の記事がありません。

『マルコの福音書:16章14〜19節』には、エルサレムに近い場所で、「天に上げられて神の右の座に着かれた。」とあります。

同じルカが書かれた『ルカの福音書』と『使徒の働き』では、違っていることがわかります。
『ルカの福音書:24章50〜51節』には、ベタニア(マルタ・マリヤ・ラザロが住んでいた)とあり、
『使徒の働き1章12節』には、オリーブ山と書かれています。

このように聖書を読んでいると、全て一字一句同じではありません。
ですから、わたしが初めて聖書を読んだ時、この事で聖書の授業を受け持つ佐藤師に尋ねたことがありました。
すると、佐藤師は 「聖書は、イエス・キリストの自叙伝ではありません。
預言者や主(イエス様)の弟子たちの体験したことや、口伝えによって書かれたものですから 当然でしょう。
ですから、聖書を読む前には必ず、神さまが私たちに伝えたいことが何であるのか、正しく理解できるように祈るようにしましょう。」と、私に 悟らせてくれました。

先月、初めて『イスラエル聖地巡礼の旅』に行き、イスラエルのベン・グリオン空港へ向かう飛行機の窓から朝焼けを観て、 「良く来たね。 私の愛の広さ & 深さを体験しなさい。」と、主(イエス様)が迎えて下さっておられることを、感じました。

そして、(1)主(イエス様)が昇天された場所は、何処なの?
(2)最後の晩餐は、何処で?
(3)天使ガブリエルがマリヤに、御子を身ごもると伝えたのは、何処なの?
等と、小さなことに拘るのではなく、神さまが私たちに伝えたいことが何であるのか、正しく理解できるようにと祈りつつ、 驚き & 感動 & 感謝の日々を体験し、私の心に宝物の1ページが、加わりました。

2000年前に、主(イエス様)は昇天されましたが、やがて 天の雲に乗って、主(イエス様)がこの地上に再臨されます。
同じように、「いつ?どこで?」と、騒ぐのはよしましょう。

いつも喜び、常に祈り、全てのことに感謝して、常に準備をして歩んで参りましょうね。

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