「植物U」について
アーモンド・・「その翌日、モーセはあかしの天幕に入って行った。すると見よ、レビの家のためのアロンの杖が芽をふき、つぼみを出し、
花をつけ、アーモンドの実を結んでいた。」 旧約聖書:民数記17章8節
「ヤコブは、ポプラや、アーモンドや、すずかけの木の若枝を取り、それの白い筋の皮をはいで、その若枝の白いところをむき出しにし、」
旧約聖書:創世記30章37節にあるように、パレスチナではヤコブの時代からアーモンドがあり、
そのころからイスラエル人がエジプトに奴隷として滞在した約200年の間に、エジプトに広まったようです。
そして、アロンの杖はアーモンドから出来ていて、きっとエジプトを脱出する際にも持参したのでしょうね。
ちなみに、アーモンドの枝を水に挿し、暖かい場所に置いておくと、たやすく根が付くそうですよ。
アロエ・・「前に、夜イエスのところに来たニコデモも、没薬とアロエを混ぜ合わせたものをおよそ三十キログラムばかり持って、
やって来た。」新約聖書ヨハネの福音書19章39節
ニコデモは、十字架に掛かって、私たちの罪の身代わりとなり、死んでくださったイエス様の体を防腐保存するために、
『アロエ』を持って来ました。
このころの没薬とアロエは、パレスチナでは輸入されていて、とても高価だったようです。
ニコデモは、これらの薬を約30キログラムも持って来たというのですから、相当なお金持ちだったのでしょうね。
いちじく・・「このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。
そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」旧約聖書:創世記3章7節
聖書の中で、一番初めに出てくる植物が『いちじく』です。
アダムとエバが食べた、エデンの園の『知恵の木』の果実は、一般的にリンゴとされていますが、『いちじく』であったともいわれています。
それは、禁断の実を食べた後で、「いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。」とあるからです。
そして、旧約聖書:列王記U20章7節で預言者イザヤが、「『干しいちじくをひとかたまり、持って来なさい』と命じたので、
人々はそれを持って来て、腫物に当てた。すると、彼は直った。」
と、書かれてあるように、『いちじく』は東洋では昔から腫物その他の皮膚の発疹の医薬品として、用いられていたようです。
1.「キリスト教」
よく質問をされたり、私的に感じている事を書いてみました。
|
2.「東京都北区にある十条の街」
自信を持って紹介できる「十条の街」をセレクトしました。 |
3.「ニュース・リリース」
4.「お薦めしたい本」
5.「聖書のことば」
|