「新約聖書」について

主(イエス様)は、自叙伝等の書き物を残されていませんが、民衆の前で福音(喜びを伝える知らせ。 よい便り。イエス=キリストによってもたらされた人類の救いと神の国に関する喜ばしい知らせ。 また、福音書にしるされているキリストの生涯と教え。)を、生涯最後の2〜3年で、故郷のガリラヤ地方と、 エルサレム近郊を中心に、伝道しています。

主(イエス様)は伝道活動の初めに、弟子たちを選び、後生に伝道を行わせる為、かたわらにおいて、 福音を体験させています。

ですから、弟子たちは、主(イエス様)の人柄に魅了され、敬いつつ、行動を共にしていました。

主(イエス様)の言葉集や、たとえ話や、奇跡物語も、時を追って集められ、記録されました。
そして、歳月が流れて行くにつれて、口承(口から口へと語り伝えること)・伝承(伝え聞くこと。人づてに聞くこと。)や 主(イエス様)の直弟子と証人たちが、記録等を参照して、主(イエス様)の言葉と、主(イエス様)を中心に起こった、 さまざまな出来事を記した物を、後に『福音書』と呼ばれるようになりました。

また、主(イエス様)の道を、歩みはじめてまもないキリスト教徒には、パウロのように、 信仰を励ます手紙を書く人も現れました。

なお、収集物等が、ばらばらになって行方がわからなくなることを恐れて、保存する人も出てきたことにより、 1世紀の後半〜2世紀にかけて、多くの主(イエス様)にまつわる巻物がしたためられ、聖霊の導きによって、 それらの中から慎重に27書を選んで、信仰の規範の書『新約聖書』と、なったのですね。

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