「先延ばしをする人」について

先延ばしグセのある人に「さあ始めよう!」とか「早くやろう!」と注意をしても、効果は期待できません。
どうすれば、先延ばしグセのある人を、やる気にさせることが出来るでしょうか?

先延ばしグセのある人は、とにかく、言い訳が得意で、結果すべてオーライ人間が多く、 有効な解決策への第一歩は、『行動を遅らせている根本的な原因を理解してもらう事』ですから、 行動を遅らせる代表的な『要因』と『対処法』を、あきらめずに試してみてみましょう。

1.興味・関心が薄い・・・・・先延ばしグセのある人が、『興味・関心が薄いと思われる場合』は、 実行しなかった場合は、どのような結果になってしまうのかを知らせる。

2.時間の見積もりが甘い・・・・・先延ばしグセのある人が、『時間の見積もりが甘いと思われる場合』は、 仕事にかかる時間を低く見積もって、期日までに完成できない傾向があれば、デッドラインから逆算して、 いつからスタートしなければならないのかを、割り出す方法を伝える。

3.完璧主義・・・・・先延ばしグセのある人が、『完璧な仕上がりを求め過ぎて、仕事を遅らせてしまう場合』は、 「もし〜だったら」というシナリオを使うと効果的です。
仕上がりの度合いとそれに応じた結果の想定を何パターンか出してみて、許容範囲となる仕上がりの度合いが、 どの程度かを認識できるようにアドバイスする。

4.失敗への不安・・・・・先延ばしグセのある人が、『失敗を恐れていると思われる場合』は、そうした感情を持つのは、 自然なことだと理解できるようにし、あなたが持っている恐れを打ち明けるのも、良い方法かもしれませんよ。

5.仕事への理解不足・・・・・先延ばしグセのある人が、『自分の役割として何を期待されているのかを、 はっきりと分かっていないようであれば』、周囲の関係者から説明を受けるようにすすめ、成果を出すために、 何が必要とされているのかを、完全に理解できるように進めましょう。

6.未知の事柄に対する恐れ・・・・・先延ばしグセのある人が、『未知の事柄に対する恐れを持つ場合』は、 新しい事を恐れることも逃避行動の要因となりますから、先延ばしグセのある人に、 過去に達成したことを思い出してもらい、新しい事を攻略するのは刺激的で報いも大きいということを、 意識できるように伝えましょう。


また、『先延ばしグセ』を克服させるために有効な方法としては、

1.仮想のデッドラインを設定・・・・・重要な仕事の場合は、締め切りを前倒しで、設定する。

2.一度に一つの仕事だけ・・・・・一度にあまりにも多くのことをやろうとすると、身動きが取れなくなり、結局は、 何も出来ずに先延ばしにしてしまう場合があるため、『一度に一つの仕事だけをさせる』。

3.仕事が完了しなかった場合の結果を明確にする・・・・・もし仕事が完了しなければ どういう結果が待っているのか!
『仕事が完了しなかった場合の結果を、明確に理解させる』。

4.報酬を用意する・・・・・仕事が早く片付けば、結局自由時間が増えること。
また、楽しい活動などを用意して、勤勉に仕事に取り組むことを奨励し、 『報酬を用意する』と、ベターかもしれません。

5.外部の助けを借りる・・・・・先延ばしグセのある人の仕事を引き継ぎ、 アシストできる人を雇う(外部の助けを借りる)。 他人の存在があれば、先延ばししにくくなります。


どのような場合であっても、先ずは、主(イエス様)に祈り、一番良い方法で、迅速に事を進めていけるように計画し、 仕事のリストに、果敢に取り組んでいくことができますように、期待していますね。

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