「最大の敵」について
ヘブライ大学教授・歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさんが、4月15日(水)の朝日新聞の朝刊に
「我々にとって最大の敵はウイルスではない。
敵は心の中にある悪魔です。
憎しみ、強欲さ、無知。 この悪魔に心を乗っ取られると、人々は互いに憎みあい、感染をめぐって外国人や少数者を非難し始める。
これを機に金もうけを狙うビジネスがはびこり、無知によってばかげた陰謀論を信じるようになる。
これらが最大の危険です。」
「我々はそれを防ぐことができます。
この危機のさなか、憎しみより連帯を示すのです。
強欲に金儲けをするのではなく、寛大に人を助ける。
陰謀論を信じ込むのではなく、科学や責任あるメディアへの信頼を高める。
それが実現できれば、危機を乗り越えられるだけでなく、その後の世界をよりよいものにすることができるでしょう。
我々はいま、その分岐点手前に立っているのです。」
という記事が、掲載されていました。
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