「ロダスカ・ワイリック」について

JR駒込駅 or JR板橋駅より、徒歩15分〜20分の染井霊園には、「東洋のナイチンゲール」と呼ばれた、 ロダスカ・ワイリックのお墓が有り、石碑には、

『ロダスカ・ワイリック(1856−1914) アメリカ合衆国オハイオ州マンスフィールドの貧しい農家に生まれる。
1890年(明治23年)ドレイク大学を苦学して卒業。
直ちに宣教師として来日、五年間にわたり伝道活動に携わり、一時帰国。
翌1896年再び来日し、教会を開いて伝道に努める一方、学習院や府立四中(現在の都立戸山高校)等で英語を教え、 多くの孤児や捨て子を自宅に引き取って養育した。
 また、当時偏見の強かったハンセン病患者の施設を訪問し、奉仕活動にも尽くした。
日露戦争(1904?5)が始まると、ワイリックは戸山の陸軍病院に赴き、病床から病床を回って負傷兵を励まし、献身的な介護に当たり、 いつしか、「東洋のナイチンゲール」と呼ばれるようになる。
意志の強い反面、物静かで心優しい人だったという。
人類愛と奉仕活動に尽くした信念の人ロダスカ・ワイリックは、1914年(大正3年)4月3日東京赤坂の病院で死去。
享年57歳。 ここ染井霊園で永遠の眠りに就く。』
と、書かれてありました。

染井霊園も谷中の墓地同様に、春になると桜が咲き乱れてとても美しいですよ。

「意志の強い反面、物静かで心優しい人」とは、一見相反するようにも思えますが、生まれ故郷を離れ、家族や友人とも離れ、 食事も違う異国に来て、過ごされたロダスカ・ワイリックという女性にお会いして、お話をしたかったなッ!

私も、今できることにベストを尽くし、いつか天国へ旅立った時は、ロダスカ・ワイリックさんにお目にかかり、 お話をしたいと願っています。

ライン

リストマーク 1.「キリスト教」
よく質問をされたり、私的に感じている事を書いてみました。
リストマーク
2.「東京都北区にある十条の街」
自信を持って紹介できる「十条の街」をセレクトしました。
リストマーク
3.「ニュース・リリース」
随時新しい「ニュース」をお知らせします。
リストマーク
4.「お薦めしたい本」
ぜひお読みいただきたい本です。
リストマーク
5.「聖書のことば」
誰でも、理解できるように書いてみました。