「おもてなし」について

2013年のユーキャン新語・流行語大賞の一つに選ばれた『お・も・て・な・し』は、英語で、「hospitality」。

そして、五輪招致の話題となった『おもてなし』の語源をたどると、動詞の『もてなす』の連用形名詞『もてなし』に、 美化語(丁寧語)の接頭辞『お』がついたもので、「そのように扱う」、「そのようにする」の意味の「なす(成)」に、 接頭語「もて」がついたもの。

「もて」の付く語には、他に「もてさわぐ」等、動詞に付属して「意識的に物事を行う、特に強調する意味を添える」時に 使用し、「もてなす」は「扱う」ことを強調する場合に使う言葉、ということになりますね。

そもそもの意味は「とりなす、処置する」、「取り扱う、待遇する」というもので、現代のように接待に関して用いられるのは、 中世以降になってからだそうです。

新共同約聖書の旧約聖書には、
1.士師記13章17節「そこでマノアは主の御使いに、「お名前は何とおっしゃいますか。
お言葉のとおりになりましたなら、あなたを『おもてなし』したいのです」と言った。

2.エステル記(ギリシャ語)5章8節「もしお心に適いますなら、明日もう一度酒宴を設けますから、 ハマンさまと御一緒においでいただきたいということです。
明日も同じように『おもてなし』いたしましょう。」と、書かれています。

昨年、大槌町で受けた『おもてなし』を、私も行いたいと考えています。

どんな小さなことでもかまいません。

あなたもキリスト教会へ行って、実行してみませんか。

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