「人間が」について

旧約聖書の創世記5章に書かれている、人間が800年〜900年生存するという事は、現代の常識から言うと信じがたいものですが、 旧約聖書の創世記を読むと、長寿はノアの洪水迄で 徐々に短くなり、アブラハムの時代には 現代人とそれほど変わらないことが分かります。

旧約聖書:創世記6章1〜3節には、『さて、人が地上にふえ始め、彼らに娘たちが、生まれたとき、神の子らは、人の娘たちが、 いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、自分たちの妻とした。
そこで、主は、「わたしの霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。
それは人が肉にすぎないからだ。
それで人の齢は、百二十年にしよう。」と仰せられた。』 と書かれています。

『神の子ら』と呼ばれてはいても、神さまには従わずに、「人の娘たちが、いかにも美しいのを見て、その中から好きな者を選んで、 自分たちの妻とした。」と、自分勝手な行き方をしていた事が分かります。

美しいものや自分の好きなものを選び取る事は、最初に罪を犯したエバが、禁じられていた木の実を食べたのと同じです。
ですから、神さまは人間の長寿を120年としたのですね。

しかし、聖書に出てくる全ての人間が、自分の欲望に従う生き方や、失敗の歴史だけが書かれているのでは、決して有りません。

それは、次回のお楽しみ・・・・・

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