「夏バテ」について

『夏バテ』とは、夏の暑さによる自律神経系の乱れによって、全身倦怠感・思考力低下・食欲不振・下痢・便秘等の症状が 起きる事をいいますが、私たちの体は、高温・多湿な状態では、体温を一定に保とうとエネルギーを消費し、 かなりの負担がかかり、特に負担が強い場合は、体に溜まった熱を外に出すことが出来なくなって、 様々な症状が現れてきますよね。

そこで、『夏を元気に過ごすには』というテーマで、少し考えて見ましょう。

1、3食しっかり食べて、夏バテ予防!
夏は、ビタミンやミネラル等も著しく消耗します。
夏の倦怠感は、これらの栄養素の不足が一因で、暑さは胃腸にもダメージを与えています。
また、汗を大量にかく夏は、消化液の分泌も減少しやすくなりますから、そんな時に冷たい飲み物をたくさん飲んでしまうと、 夏バテを助長させてしまいます。
水分の摂り過ぎは、消化液を薄め、さらに食欲を減退させてしまいますから、 夏バテ予防の基本は、3度の食事をきちんと摂ること。
特に良質のタンパク質(魚、肉、卵、大豆製品)、ビタミン(野菜、果物)、ミネラル(牛乳、海草)等を バランスよく摂りましょうね。。

2.バスタイムで、元気を取り戻す!
冷房によって体調を崩す人も少なくないようです。
過度の冷房によって体温が下がると、毛細血管が収縮し、体全体が血行不良の状態になり、ひどい場合は関節、腰痛、 神経痛等の痛みを伴うこともあるそうです。
ですから、冷房に弱い人は、厚手の靴下や長袖のシャツ等を、普段から持ち歩き、冷気から身を守りましょうね。
冷房によるだるさの解消は、お風呂で手足をマッサージして血行をよくする事で、ぬるめのお湯に20〜30分入り、 リラックスするのが効果的と言われていますが、血圧の高い方は、お医者様の指示に従ってくださいね。

3.しっかり、睡眠を取る!
寝不足によって疲労がたまると、自律神経の調整ができなくなり、夏の暑さに体が順応できなくなってしまいます。
ですから、暑くて寝つけない夜は、タイマーを活用してエアコン・扇風機を使用しましょう。
また、適度の運動は心地よい睡眠を誘発しますから、寝る前に軽いストレッチをするのも良いようです。
それでも寝不足がなかなか解消できない方は、積極的に10分程度の昼寝を試してはいかがでしょうか。
昼寝だけではなく。何事も摂りすぎは、禁物ですから気をつけましょう!!

4.いい汗をかく!
汗の役目は体温を下げることで、汗は蒸発する時、体から熱を奪うことで、体温が高くなり過ぎるのを防いでいることは、 ご存知のとおりです。
そして、汗には「いい汗」と「悪い汗」があり、「いい汗」は、すぐに出てサラッとして塩分濃度が低く、 すぐ乾くので体温を下げてくれます。
しかし、「悪い汗」は、なかなか出ないうえ、ベタッとしていて塩分温度が高く、乾きにくく体温を下げてくれません。
「悪い汗」を大量にかくと、水分だけでなく、塩分も一緒に失われます。
そこで水分だけを補給すると、血液の塩分濃度を保とうと、飲んだ水分を汗や尿で排出してしまい、この状態が続くと、 血液中の水分が少なくなり、汗をかきにくく、体温調節ができなくなってしまいますから、夏バテしにくい体を、 日頃からつくることも大切ですね。

普段からウォーキングや軽いジョギング等で、汗を流すことに慣れておきましょうか。
特に冷房のきいた部屋に1日中いる方は、体温の調整機能が崩れがちですから、工夫して体を動かしましょうね。

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