「聖書の七産物(パートU)」について

旧約聖書:ルツ記2章23節には、「それで、彼女は、ボアズのところの若い女たちのそばを離れないで、 大麦の刈り入れと小麦の刈り入れの終わるまで、落ち葉を拾い集めた。
こうして、彼女は姑と暮らした。」とあります。
大麦は、秋の10〜11月に種をまき、収穫は小麦より約1ヶ月早いそうです。

新約聖書:ヨハネの福音書15章1節には、「わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。」とあります。
そして、旧約聖書:創世記9章20節には「さて、ノアは、ブドウ畑を作り始めた農夫であった。」と、 聖書では、ブドウが人類最初の栽培植物となっていますね。

新約聖書:マタイの福音書24章32節には、「いちじくの木から、たとえを学びなさい。
枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことが分かります。」とあります。
わたしが子供もの頃、家の近くにイチジクの木があり、父から「イチジクの木には、蛇がイチジクの実を食べに来るから、 近づかないほうが良いよ。」と、蛇に噛みつかれないように、私のことを心配して注意をしてくれくれたことがありました。

聖書では、ブドウとイチジクの木の下に住むことは、幸福/平和/豊かさの象徴とされていたそうです。

旧約聖書:創世記8章11節には、「鳩は夕方になって、彼のもとに帰って来た。
すると見よ。むしり取ったばかりのオリーブの若葉がそのくちばしにあるではないか。
それで、ノアは水が地から引いたのをしった。」とあります。

旧約聖書:詩篇92編13〜14節には、「正しい者は、ナツメヤシのように栄え、レバノンの杉のように育ちます。
彼らは主の家に植えられ、私たちの神の大庭で栄えます。」とあり、 聖書では、ナツメヤシは優美/勝利/祝福を象徴する常緑樹で、乾燥した実は保存性が高く、 強い甘味があるそうです。
私も、ナツメヤシをイスラエルのお見上げにと頂き食べたことがありますが、確かに甘味がありました。

聖書には、他にも植物が出て来ますよね。

聖書をお読みになる時、『植物』のことを頭の隅に置いて読んでみてください。
そして、『植物』が出てきた時は神様の愛の深さを、より一層感じることが出来て、また違った楽しみが味わえますよ。

ライン

リストマーク 1.「キリスト教」
よく質問をされたり、私的に感じている事を書いてみました。
リストマーク
2.「東京都北区にある十条の街」
自信を持って紹介できる「十条の街」をセレクトしました。
リストマーク
3.「ニュース・リリース」
随時新しい「ニュース」をお知らせします。
リストマーク
4.「お薦めしたい本」
ぜひお読みいただきたい本です。
リストマーク
5.「聖書のことば」
誰でも、理解できるように書いてみました。