「フローレンス・ナイチンゲール」について

「白衣の天使」と言われたナイチンゲールは、イギリスの裕福な家庭に育ち、毎週日曜日には教会に通い、 看護師になってイエス様のようになることを目指し、家族からは反対されますが、看護師になりました。
そして、戦争で大勢の怪我人達のいる場所へ派遣されました。

しかし、その時代には看護師という職業はなく、身の回りの世話をするだけでした。
医者は看護師を信用していなかったため、看護は任されず、目の前にいる怪我人の世話をしたくても、 医者の指示があるまで待たなければなりませんでしたが、クリミア戦争で多くの怪我人が運ばれて来た時、 医者から看護を頼まれるようになりました。

一生懸命に働いていたナイチンゲールは、いつもイエス様と一緒でした。
戦争で、生きていく力を失いかけていた怪我人達は、ナイチンゲールの生き方に励まされて、 愛と勇気を与えられました。

当時の傷病兵の死亡率は40%強でしたが、ナイチンゲールは精力的に環境改善を行い、半年後には、 「死亡率を5%弱まで、低下させた。」と言われ、ナイチンゲールの姿にイギリスの人達が感動し、 たくさんのお金が寄付されました。

そして、ナイチンゲールは、戦場から戻ると近代看護学を確立し、1880 年に看護専門学校(ナイチンゲールスクール)を 設立しています。

ナイチンゲールは病気で身体が弱り、看護師の仕事が出来なくなってからも、病院の環境を改善し、 色々な問題を解決するために、世界中の病院の相談役として働き、イエス様の愛を人々に注ぎ、 現代でも看護士のお手本となっています。

ナイチンゲールは看護と衛生に生涯を捧げ、その活動はスイス人のアンリ・デュナンに受け継がれ、 『敵味方の区別なく負傷者を救う』という、国際赤十字が設立されました。

私たちも、イエス様に自分の中で働いてくださるように祈ると、自分では想像もできないような祝福が与えられますから、 感謝ですね。

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