「第二次世界大戦」について
1931(昭和6)年の満州事変では、軍部が主導権を握り、平和主義者や自由主義者も、言論弾圧の前に、
沈黙を余儀なくされました。
1937年に日中戦争が開始し、翌年には、『国家総動員法』&1939年には『宗教団体法』が成立し、
戦争遂行のための国家統制という名目(まさに、日本の現状に似ていますので、甘いマスクや上手な言葉使いに、
だまされない様に祈りましょう!)で、教派、宗派、教団(1941年5月にカトリックが『日本天主公教教団』、
6月には多くのプテスタント教会が『日本基督教団』)が、統合させられました。
同年12月8日に太平洋戦争が勃発すると、『日本天主公教教団』と『日本基督教団』は、それぞれ声明を出し、
戦争への協力を表明しました。
しかし、ホーリネス系教会等戦争に非協力の立場に立つ、クリスチャンや牧師には、激しい弾圧が加えられたのも事実です。
キリスト教会では、礼拝に先立ち、『国家斉唱』 『宮城遥拝(皇居に向かっての拝礼)』等の国民儀礼が、行われていました。
しかし、1945年8月15日の日本軍敗戦(無条件降伏)によって、連合軍最高司令部は戦争推進の思想的背景ともなった
『国家神道の廃止』の処置を取りました。
そして、同年12月28日には『宗教団体法』の廃止&『宗教法人令』が施行されました。
さらに、1946年元旦には天皇自らが『神』であることを否定する『人間宣言(当たりマエダのクラッカー)』が発表
されました。
同年11月には『日本国憲法』が発布され、第20条において初めて、制限なしの『信教の自由』が認められたのです。
日本におけるキリスト教は、第二次世界大戦の敗戦後、文化&社会で果たしている役割は、大きな成果を上げて、
評価されています。
「古いからNG、新しいからOK。」ではなくて、良いことは、継続させて参りましょうね。
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