「目 的」 について

イエス様は、悲しんでいる人や苦しんでいる人のために、多くの奇跡を行われましたが、この世に来られた目的は、病を癒すだけではなく、 人々が悔い改めて主(イエス様)を救い主として受け入れて、永遠の命を得て神さまの国へ導くことが、使命なのです。
ですから、ガリラヤ湖周辺及び、各地に出かけて行って、伝道しました。

ある日、重い皮膚病を患った人がイエス様に会いにやって来た時、イエス様は深く憐れんで、お癒しになりました。
そして、イエス様は彼をきびしく戒めて、「気をつけて、だれにも何も言わないようにしなさい。
ただ行って、自分を祭司に見せなさい。
そして、人々へのあかしのために、モーセが命じた物をもって、あなたのきよめの供え物をしなさい。」と言って、 すぐに彼を立ち去らせています。

愚かな私は、「重い皮膚病を患った人を同伴させ、イエス様が奇跡を起こせることを多くの人に知って頂くチャンスなのに!」 と思っていました。

しかし、この時代は旧約聖書:レビ記13章46節「その患部が彼にある間中、彼は汚れている。
彼は汚れているので、ひとりで住み、その住まいは宿営の外でなければならない。」と、律法で決められている中で、 重い皮膚病を患った人は、律法を破ってイエス様の元にやって来たのです。

自分の病は癒されましたが、他人に迷惑をかけたことに申し訳ないと思っていませんでした。
癒された彼は、律法に定められ通り、「癒された自分を祭司に見せ、人々へのあかしのために、モーセが命じた物をもって、 きよめの供え物をする。」ことでしたが、

マルコ1章45節「ところが、彼は出て行って、この出来事をふれ回り、言い広め始めた。
そのためイエスは表立って町の中に入ることができず、町はずれの寂しい所におられた。
しかし、人々は、あらゆる所からイエスのもとにやって来た。」というのです。

イエス様の公の目的は、人々が悔い改めて主(イエス様)を救い主として受け入れて、永遠の命を得て神さまの国へ導くことが使命です。

勿論、主(イエス様)は私たちの心と体の病を癒して下さいますから、心から感謝をし、へりくだって、私的な喜びに浸っているのではなく、 イエス様の公の目的達成の一助になれるように、過ごしてまいりましょう。

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