「レ・ミゼラブル」について

高校生の時、聖書の時間に佐藤先生から、『レ・ミゼラブル』のあらすじを聴いて感動し、上・中・下巻を購入して、 一気に読みきったことを思い出します。

皆さんは、小学生までに『レ・ミゼラブル』を絵本等で、読んでおられたと思いますが、 私は?と言いますと、子供の頃は、本を読む時間が有れば、友達と野球やかくれんぼか自転車に乗って、出かけて いました。

ですから、『レ・ミゼラブル』の話を聴いた時の襲撃は、とても大きく、キリスト教会へ行く事になった一つの きっかけでも有りました。

今回の『レ・ミゼラブル』の映画は、ミュージカル映画です。
ミュージカル映画は、「画面を見ていると、急に歌いだし、違和感が有り、いやだ!」と、聴いたことがあります。

そういう方にも、是非、最後まで観て頂きたい映画です。
『最後まで』と言うのは、途中で映画館から出て行ってしまう方も居られるからです。

今回の『レ・ミゼラブル』の映画でも「ファンテーヌをあそこまで汚れたシーンにしなくても?  子供には、観せられない!」と、その場で出て行ってしまっては、映画の真意を分かってもらえないからです。

地球上のどこかでは、ファンテーヌのように悲痛な人生を送っている女性がいて、 社会とエゴイズムの罪に気づかせてくれます。
ジャン・バルジャンやコゼットの親子愛の美しさ、そしてジャベールのような性格異常(偏った正義感)は、如何なものか? 等、色々と考えさせてくれます。

さらには、脚本家と監督とカメラマンの腕の見せ所に出会った時の、喜びです。

今回でも、 1.ファンテーヌの汚れたシーンの撮り方でも、嫌らしさがなく、 2.ジャン・バルジャンの『力持ち』のシーンの 使い方、 3.ジャベールが革命の中、命を落としたストリート・チルドレンに、自分の誇りにしていた勲章をそっと置く シーンは、忘れられません。

『レ・ミゼラブル』をご覧になった方と、感想を語り合いたいです。

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