「キング牧師が語った言葉」について

*「どんな人でも立派な人間になれる。なぜなら誰でも奉仕することができるからである。 奉仕をするのに、学位号を取得する必要はない。・・・・・文法のことを問題にする必要はない。・・・・・ プラトンやアリストテレスについて知る必要はない。・・・・・アインシュタインの相対性理論を 理解する必要はない。・・・・・物理学における熱力学の第二法則も必要ない。人間に必要なものは、 ただ恵みに満ち溢れた心だけである。愛から生み出される魂だけである。」

*「愛は敵を友人に変えることのできる唯一の力である。」

*「私たちは、成功ということを考える時、その人が他人にどれだけ立派に尽くしているか、 どうかかわっているか、ということより、むしろ給料はいくらか、車の大きさはどれくらいか、といった 基準で判断してしまう傾向がある。」

*「私たちは、赦すだけの包容力を育て、いつくしまなければならない。赦す心の欠けた人は、愛する心も 欠けている。最悪と言われる人々にも何らかの善があるものだし、最善と言われるにも、 何らかの悪があるものである。この事実ができると、それだけ私たちは敵を憎むことが少なくなってくる。」

*「黒人優越主義は、白人優越主義と同じ様に悪いものである。」

最後まで非暴力を貫いたキング牧師は、このようにも話されています。
*「非暴力的アプローチが、直ちに相手の心を変えるというわけではない。非暴力は、まずそれにかかわる 人の心や魂に対して、何らかの働きかけをして新しい自尊心を与える。 つまり、彼らが自分にはそのようなものがあるとは気づかなかった勇気の源を呼び覚ますのである。 そしてそれは、ついには相手の心に到達し、良心を動かして和解が実現することになるのである。」


人種差別は、アメリカだけではありません。身の周りでも 強者が弱者を差別するといったようなことが、起こってはいませんか?
新約聖書:マタイの福音書5章38〜39節で、イエス様はこのように言われています。
「『目には目で、歯には歯で。』と言われたのを、あなた方は聞いています。
しかし、わたしはあなたがたに言います。悪いものに手向かってはいけません。 あなたの右の頬を打つような者には、左の頬も向けなさい。」と。
イエス様の教えを実行したのがキング牧師です。
「暴力」と「無関心」をイエス様は嫌われます。
キング牧師の死を無駄にせず、学んで行きたいと思いませんか。

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