「マザー・テレサ」について

マザー・テレサの名と青い線の入った白い服を着た、小柄な彼女の姿をおぼえている人々はたくさんいると思いますが、 なぜ彼女が聖女なのか、なぜ彼女がノーベル賞を受賞したか答えられる人は、たくさんいないと思います。
この映画はそれに答えてくれるすばらしい映画だと思います。
マザー・テレサ役のオリビア・ハッセーも純粋なマザー・テレサの姿を、非の打ちどころなく演じていると思います。

人間のほとんどは貪欲な目を光らせ、自分自身が得ることだけで頭がいっぱい。
道端にうずくまっている人を見て、見ないふりをして通りすぎていくのが、一般的なのだと思います。
ある人々は“かわいそうネエ”と言い、ある人々は“酔っぱらいの果てヨッ!”と言い、 ただの五十円さえあげようとしないのが、私の見ているところでは普通のようなのです。
人間はこの世に何のために生を受けてるのかを、考える余地もないのでしょうか。
なぜ、神様のことばに、耳もかたむけようとしないのでしょう。

マザー・テレサは神様の僕として、見捨てられた人々に手をさしのべました。
彼女にとって、人々がイスラム教であろうが、ヒンズー教か仏教であろうが、どうでも良かったのです。
宗教とは“神様の愛”であり、“自分を愛するようにあなたの隣人を愛しなさい” “殺すなかれ”であり、
“異教徒は神の名をもってみな殺し”などと叫んでいるのは、狂っているだけで、 神様も宗教もわかろうともしない人々なのです。

マザー・テレサは、身の危険もふりきって異教徒の中につき進んで行って救いの手をさしのべました。
他の尼たちが決して出て行こうとしなかった、ゴミ箱をひっくり返したような町中に出て行って、 見捨てられた人々を助け続けたのです。
彼女は“私たちは、神様に愛されているヮ”と他の尼に言うシーンがありますが、 神様は、彼女の行く道にいつも手をさしのべられている“奇跡”が、映画の中にもしばしば現れています。

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