「キリスト教といちご」について

確かに『クリスマスケーキ』には、イチゴがのっているものが多いですよね。
しかし、キリスト教とイチゴは、直接的な関係は無いようです。

クリスマスケーキに乗ったイチゴは、世の中の罪と誘惑に染まらない、 純潔なイエス様を象徴しているのではないでしょうか。

万有百科大事典(絶版 : 小学館)第19巻「植物」40ページ「イチゴ」の項 〔風俗〕には、 「キリスト教国では聖母がこの果実を好んだというので彼女に捧げられ、 イギリスでは、聖ジョンにちなみ若い皇族や貴族の冠に黄金製のイチゴの葉をつける風習がある。
昔はイチゴの根と葉をつけた水が、目を冷やして視力を回復させると、信じられていたので、 花言葉で『先見の明』という寓意(ぐうい)となっている。<春山行夫>」とあり、

聖母のマリア様とイチゴの可憐さと美しさとを重ね合わせて、イチゴを捧げていたようですが、 聖書には、具体的な裏付けとなる箇所もないことから、「聖母マリア様がイチゴを好んだ」というのは、 民衆からの『言い伝え』のようですね。

今度、ケーキの上にのったイチゴを見たら、2000年前のゴルゴダの丘のイエス様を思い出してくださいね。
ちなみに、私はイチゴケーキも好きですが、タルト(フルーツ)も・・・・・。

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