「私の1日」について

私は朝起きて、夏は四時、冬は四時二十分に起きます。
そして夏には4時半、冬には四時五十分に聖堂の中にいます。
都会のまんなかにある教会堂はひっそりとして、私はその静けさが好きです。
(中略)
この静寂な聖堂の中で、いろいろなことを考え、静かなる神に申し述べます・・・・・。
五時に立って聖堂の門をあけに行きます。
そのときは注意深く扉を開きます。
なぜなら、あるときは酔っ払った人がその前で寝ており、 あるいは遠方から職を探しにはるばる来た人がおり、または生活に失望した人、 毒をのんで半死半生の人などがいて、 たまには近くの交番のご厄介になることもあるからです。
(中略)
中世の哲学者が教えたように『すべてのものはよい』からであって、その自我が神に向かわず、 離れて彷徨するとき変なものになってしまう。
神に向かっていれば非常に落ち着きます。
ですから、なににおいても神に対する感謝と愛とがすべてであります。
この愛が一日の活動を養い、助けるのです。
朝の六時にミサ聖祭をささげます。


ホイヴェルス神父が書かれた<『注意深く扉を開きます』に目が 止まりました。


私は、以前に「お茶の作法」を学んだことがありますが、
茶室に入る時は、一度にガラッと開けたり、ドタバタと入ったりはしません。

一度入口の扉の前で正座をして、5〜10CMぐらい開けて止め、自分の座っている中心まで開いたら再度止めて、 扉を全開してから立ち上がり、静かに茶室に入り、振り返って扉の前で正座をして、扉を閉めます。
この一連の動作に似ているなと思いました。

あなたのドアーの向こうには、イエス様に愛されている人がいます。

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