「イエス・キリスト」について
イエス様は、ローマ皇帝アウグスト（BC 31 〜 AD 14）の時代に、イスラエルのベツレムで誕生し、
母の名はマリヤと言い、戸籍上の父の名はヨセフです。
大工ヨセフの長男として、知的にも身体的にもバランスが取れ、神と人から愛されて成長しました。
１２歳で自分の真の父は神であることを表明し、３０歳からユダヤとガリラヤ
（日本の四国ほどの狭い地域）を中心に布教活動を開始しました。
@「弟子の育成」 A「説教（メッセージ）」 B「病気の癒し」 C「悪霊の追放」
D「しるしとしての奇跡」を行い、多くの民衆から「イエス様は、神様の子であると」
信じられ、支持されました。
しかし、ユダヤの指導者たちと対立し、弟子のひとりに裏切られて、ユダヤ議会の不当な裁判で
死刑を求刑されました。
ローマ地方総督ポンテオ・ピラトは無罪を宣告しましたが、今にも暴徒化しそうな民衆の声に
押されて裁判を放棄し、「ユダヤ人の王」という罪名で、二人の強盗と共に
十字架刑に処せられました（享年３３歳）。
そして、ユダヤ議会議員のヨセフ所有の墓に埋葬され、布教活動期間は、わずか３年３ヶ月でした。
ところが、新約聖書の記者たち（マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ）は、
イエスの死後に起きた事件を記録しています。
なんと、墓に納められたイエス様の体が、復活したと伝えているのです。
復活したイエス様と最初に出会った女（マグダラのマリヤ）の話を聞いた時、
弟子たちは信じませんでした。
しかし、イエス様は再三、弟子たちにも現れ、数々の証拠をもって生きていることを示され、
｢全世界に出て行って、すべての人に福音を伝えなさい｣と命じ、生きたまま弟子たちの前で、
天に昇って往かれました。
イエス様が昇天してから１０日後、神様から約束されていた「聖霊」が下り、弟子たちは別人のように
変わって、世界に向け宣教を開始しました。
小アジア、ギリシャ、ローマを経てヨーロッパ全土に広がり、誰でもイエス・キリストを信じた人は、
@恐れからの解放 Aすべての罪とあやまちのゆるし B神様から愛されている安らぎ
C誘惑に勝つ力・・・・・等、すばらしい体験をしました。
復活したイエス様を信じる人は、いつの時代でも生活・家庭・社会を変えてくださいます。
統計によると世界６０億人の三分の一がクリスチャンです。
イエス様は、再びこの世に来られ、それを「再臨」と言いますが、イエス様の語った預言の内容に
照らして見ると、「再臨」は間じかに近づいています。
「誰でもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。
古いものは過ぎ去った。
見よ、すべてが新しくなったのである。」（新約聖書：第二コリント５章１７節）
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