「放射線量」について

シーベルト(Sv)とは、人体が放射線を受けた時、その影響の度合いを測る物差しとして使われる放射線の単位で、
1/1000Sv(シーベルト) = 1mSv(ミリシーベルト)  = 1000μSv(マイクロシーベルト)ですから、
3月12日午後の福島原子力発電所正門付近で測定された、空間線量率の値1015μSv(マイクロシーベルト/毎時とは、 1時間この場所に居つづけると1015μSv(1.015mSv)被ばくしたことになります。

ちなみに、
胃のX線・精密検診 : 2.0mSv(2000μSv)/回
頭部CT         : 0.5mSv(500μSv)/回
胸部X線    : 0.065mSv(65μSv)/回
歯科撮影        : 0.01mSv(10μSv)/回
大地からの放射線  : 0.34mSv(340μSv)
宇宙線         : 0.3mSv(300μSv)
東京-ニューヨーク  :約0.086mSv(86μSv)/往復
と言われています。

放射線に被ばくすると健康に影響を及ぼす影響の有無と種類は、被ばくした量で違い、 被ばくした放射線量が、
例えば100mSv(ミリシーベルト)以下では、ただちに健康に影響を及ぼすことはないそうです。

また、被ばくした放射線量が高いほど数年後から数十年後に『ガン』になる危険性が高まると考えられますが、 その危険性は、例えば100mSvの放射線量で0.5%程度、
これは、喫煙や食事等の生活習慣を原因とする『ガン』の危険性よりも数十分の一程度の低い値ですから、 過度に心配する必要もないようです。

ちなみに、ベクレル(Bq)とは、1秒間に1つの原子核が崩壊(ホウカイ)して、放射線を放つ放射量の量が 1ベクレル(Bq)ですから、370Bqの放射性セシウムとは、毎秒370個の原子核が崩壊して、 放射線を放っていることですね。

福島原発の放射能汚染が、一日も早く収束に向かい、福島原発の放射能を封じるために 働いておられる方々の健康が守られるように、祈ってまいりましょうね。

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