「炎のランナー」について

主人公のエリック・リデルは、熱心なクリスチャンでした。
第八回パリ・オリンピックの百メートルに、イギリスの代表として出場する予定でしたが、 予選日が日曜日のため、日曜礼拝を守ることを優先し、オリンピックへの不参加を表明しました。

ビックリした関係者は、全力を尽くしてエリックに出場するように頼みましたが、 エリックは日曜礼拝を守りました。

それを知った400mへ出場予定の選手が、「私はもうメダルを取ったから、400mをエリックに譲りたい。」と、 申し出ました。
そして、エリックは喜んで400mに出場し、専門外の競技でしたが優勝してしまいました。

その後、エリックは宣教師として、中国で伝道していまが、日本軍に捕まり収容所で召天、享年43才でした。

悲しいかな、ここでも戦争の悲劇が起きていたのです。
日本の果たすべきことは、『戦争と原子力』を阻止する事ではないでしょうか。

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