「ゴムの木」について

シンガポールで乗ったタクシーの運転手は、英語と日本語を流暢に話していました。

ゴムの木の森に近づくと、運転手さんが私に、「太平洋戦争中シンガポールで、日本とイギリスが戦っている時、 日本の兵隊がゴムの木の森へ逃げ込むと、イギリスの兵隊は戻って行きました。

しかし、イギリスの兵隊がゴムの木の森へ逃げ込むと、日本の兵隊は、ゴムの木の森へ火を放ちました。」と 話してくれました。

シンガポールにおいてゴムの木は、輸出する貴重な資源(財産)でした。
その時、私と同じ日本人が行った行為に対して、とても悲しい気持ちになったことを思い出します。

日本人は、アジアで良い事を沢山行っていますが、悲惨なことも数多く行って来ました。
「戦争だから、仕方が無いだろう。」と、一言で済まされる問題ではありませんね。

主(イエス様)は、マタイの福音書5章44節で、「しかし、わたしはあなたがたに言います。
自分の敵を愛し、迫害する者のために祈りなさい。」と教えています。

私たち人間が、「敵(敵とは言わなくても、嫌いな人や虫が好かない人)等、愛せるはずがない。」と思えても、 主(イエス様)は、敵を愛するだけではなく、「迫害する者のために祈りなさい。」と、言われています。

私たちは、人を憎み自分中心の人間となり、私たちの嫌いな人や虫が好かない人をも、 愛しておられる主(イエス様)を、悲しませていることに気づいていなかったり、気づこうとしないで、 過ごしているのではないでしょうか。

一日も早く、すべての人が、人間は神さまに造られた、大切な存在であることを知り、 主(イエス様)の元に立ち返られるように、お祈りして参りましょうね。

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