「アントニ・ガウディ」について

アントニ・ガウディ(1852年6月25日〜1926年6月10日)は、スペイン、カタルーニャ出身の建築家で、 19〜20世紀にかけてアール・ヌーヴォー期のバルセロナを中心に活動しています。

ガウディは、スペインのレウスの聖ペラ教会で洗礼を受け、6歳になるまでリウマチにかかり病弱だったため、他の子どもたちと同じように 遊ぶことは難しかったようですが、1863年に貧しい家庭の子弟のために設立された、ピアリスト修道会(Piarists)の学校へ通い、 1873年〜1877年には、バルセロナで建築を学び、1878年に建築士の資格を取得しています。

アントニ・ガウディは、26歳の時のパリ博覧に出品したのをきっかけに、大富豪エウゼビ・グエルと出会い、グエル公園、グエル邸の設計・ 建築を依頼され建設しています。
グエルは、40年あまりの間パトロンとしてガウディを支援しました。

ガウディは、1883年にサグラダ・ファミリアの専任建築家に推薦され、後の半生を熱心なカトリック教徒として過し、 1914年以降は宗教関連以外の依頼を断り、サグラダ・ファミリアに寝泊まりして、サグラダ・ファミリアの建設のために全財産を捧げて、 過ごしました。

しかし、1926年6月7日ミサに向かう途中で、路面電車に轢かれてしまいました。
晩年は、身なりに気をつかわなかったため、浮浪者と間違われて手当てが遅れ、事故から3日後73歳で天に召されました。

「神は、先を、急がない。」とガウディは、言っています。

答えを早く求めてしまいがちな私にとって、「良薬口に苦し」です。

ガウディは、新約聖書:ペテロの第二の手紙 03章 08節「・・・主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。」
を、肝に銘じて歩んでいたのですね。

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