「コーリー・テン・ブーム」について

コーリー・テン・ブームは、第二次世界大戦中に大勢のユダヤ人を助けたために、 ゲシュタポに捕らえられました。
強制収容所で、姉のベッツィーが看守に荒々しく鞭打ちされるのを見て、それまでにないほど怒りを覚え、 看守につかみかかるところでしたが、顔中血まみれだったベッツィーに「憎んではいけないわ、コーリー。 愛して許すのよ。」と言われ、聖書のことば「しかし、もし赦してやらないなら、あなたがたの天の父も、 あなたがたの罪を赦してくださいません。」(新約聖書:マルコ11:26)が頭に浮かびましたが、 その時のコーリーは、心に憎しみがあったため看守を許すことはできなかったそうです。
それから、服の下に隠し持っていた小さな聖書を取り出し、「私たちに与えられた聖霊によって、 神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(新約聖書:ローマ書5:5)を読みコーリーは悟り、 イエス様に祈りました。
「ローマ書5:5を感謝いたします。
イエス様、聖霊によって神の愛を私の心に注いでくださったことを、感謝いたします。
私の内にあるあなたの愛は、私の憎しみよりも強いのです。」
赦すことができたその瞬間、憎しみは消え去ったそうです。
その後、コーリーの家族は全員強制収容所で亡くなりましたが、一人奇跡的に生き残ったコーリーは、 30年以上にわたり、世界各国を回り、優しい語り口で、どんな痛みを抱える人の心にも、 イエス・キリストの愛の中にこそ、許しと自由、そして解放があることを伝えて行きました。

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