「ドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファー」について

ドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファーは、1930年〜1931年にかけてアメリカ合衆国へ留学した際、 アフリカ系アメリカ人に対する差別の問題に直面し、正義の目を開かされ、 ヒットラーが宰相に就任した1933年1月30日に、ラジオ放送でナチスの『指導者原理』を批判したため、 放送は突然中断されたそうです。
そして、1936年8月には、ナチスに対して反対したため、ベルリン大学の講師を解任されています。

さらに、1943年1月には、マリア・フォン・ヴェーデマイヤーと婚約しましたが、数か月後の4月5日に、 ユダヤ人の亡命を援助したことで逮捕され、ドイツ敗戦直前の1945年4月には、国防軍情報部の金庫から ヴィルヘルム・フランツ・カナリス提督のヒトラー暗殺計画を示す証拠文書が見つかり、 1945年4月8日に、フロッセンビュルク強制収容所に収監後、スピード裁判で死刑を宣告され、 翌日4月9日に、フロッセンビュルク強制収容所で処刑されました。

ベルリン国立図書館の一階には、絞首台のロープが首にかけられたボンヘッファー牧師の大理石の胸像が 展示されていると聴き、ドイツへ行って、私の生まれ育った日本が、第二次世界大戦敗戦後、 戦争が起きなかった事や、政治や政治家に対して、自由に発言できる平和な時代を過ごせる事に、 神様へ感謝の祈りをささげたいと思いました。


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