Building57 【エアコン交換・建具交換#1】 04/17/2004

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昨年9月頃,造り付け収納内に設置したエアコンの効きが悪く,ダイニング・キッチン側のエアコンはほとんど用をなさなかったということがありました.
対処法を色々と検討しましたが,最終的にはエアコン本体の機種変更することになりました.(詳しくはLiving10 【冷房の効きが悪い!】をご覧下さい.)

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裸になった交換前のDAIKIN”うるる”.
こうして見ても,本当に収納いっぱいいっぱいです.
問題のセンサーは右側面に配されています.

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エアコン本体を外したところです.
本体の設置場所を移動させるとドレン管が足りなくなりそうです.
写真の黄色い部分の棚は取り外しができるようになっていたんですね!
知りませんでした….

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取付中のSANYO SAP-E45N2です.
前の写真の棚が取り外しできるようになっていたのは作業スペースを確保するためだったんですね!

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もちろん室外機も交換されました.
手前の室外機はリビング設置のDAIKIN”うるる”のものです.
この列には寝室の”うるるとさらら”の室外機も少し離れて設置されており,3台並んで統一感があったんですが,統一感出してもしょうがないか….

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取り替え完了!
サイズ的にはほとんど変わりませんでしたのでピッタリ納りました.
リモコン上部に温度・湿度センサーが付いているので,以前のように冷風が収納内でセンシングされ,運転がセーブされてしまうこともなくなりました.
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この日はLiving32 【建具の反り】で紹介した不具合のうち,リビング3枚引き戸の交換と扉のあわさりの悪い部分の修正が行われました.

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古い3枚引き戸を降ろしているところです.
1枚のサイズは幅約1,500[mm],高さ約2,300[mm]とかなり大きいので,階段を使って降ろすことは困難です.
デッキの外階段…付けておいて良かった!

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新旧の引き戸です.(Oldはあと1枚あります.)
引き戸の下ってこんな風になっていたんですね.
初めて見ました.

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古い引き戸は中程で切断されてお役ごめんとなりました.
断面も見るのは初めてです.
すごくもったいないのですが,貰っても使い道考えつかないし….

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新しい引き戸は完成品を入れるだけかと思っていたのですが,現場で原寸合わせしながら細かい部分を施工していました.
上の写真では高さを合わせて余分な部分を電ノコでカットしています.
下の写真は桟に入る部分にカンナを当てているところです.
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フローリングの反りによってV字レールが浮いてしまい,足を引っかけたり踏むと痛かったりしていたので,「どうにかなりませんか?」と相談していたのですが,今回レールも交換してくれることになりました.
左の写真は現在使われているV字レールなのですが,レールが浮くと上部が鋭角に突き出てしまいます.
右の写真は今回採用するV字レールで,上部に張り出しがあるので鋭角に突き出ることはなさそうです.
施工後は1[mm]程度フローリングから出っ張ってしまうそうですが,足を引っかけたり踏んで痛い思いをしたるすることはなくなりそうです.
なお,どちらのタイプも側面には抜けにくくするために返し(斜め上を向いているギザギザ)が入っているのですが,これのおかげでレールの撤去がかなり困難でした.

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V字レールは返しのおかげで上に引いても外れません.
上の写真では,電ノコでレール中央部を切断しているところです.
下の写真は造り付け収納の間の狭いスペースなのですが,電ノコが入らないのでドリルで無数の穴を開け,穴と穴をつないでノミで切断するという気が遠くなる作業をしているところです.
どちらもアルミ粉が舞い飛び,後の掃除はかなり大変でした.
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切断したV字レールを丁寧に引き抜きます.
ここで力を入れすぎると,レールとレールの間のフローリング材が割れてしまいます.
まあ,実際に何ヶ所か割れちゃたのでボンドで補修されていますが,目立たない部分なので良しとしましょう.

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どうにかV字レールを撤去することができました.
この日の作業で一番時間がかかったのは,実はこのV字レールの撤去だったのかもしれません.

この日の作業では新たなV字レールは施工されませんでした.
1週間後にはV字レール・玄関引き戸などを持ってきて続きを行うことになっています.
また,今回納入された引き戸は未塗装なので,1週間後には塗装屋も一緒に現場にはいるとのことでした.

この後,扉部分のあわさりの悪い部分を数箇所調整してもらいました.
以前満足に調整できなかった部分もあっさり面一になり満足です.
今回入ってくれた建具屋さん,なかなかスキルのある方のようです.


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